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第63回日本選手権競輪(GI)優勝は村上博幸!兄を超えたか!

ダービー決勝の大舞台で、思い切って先行できる選手はなかなか少ないですよね。

本日の決勝は、村上義弘の魂を見た先行だったと思います。行くときに行く。
これができなくて、チャンスをものにできなかった選手は、数知れないほどいると思います。
それが、勝負の世界でもあるのですが。

そして、それをきっちり捕え優勝したのが、弟の博幸。
兄の背中を見て、やるべきことはやる。その気概がこの勝利をもたらしたと思いました。

最強の兄弟に進化した村上兄弟。
この後が楽しみでもあります。

さて、最強の兄弟と言われた山口兄弟(岐阜ね!)の巻き返しはあるのでしょうか?
こちらも興味しんしんなんですが。

さて次のビッグレースは、4月の共同通信社杯春一番(GII)です。8日から11日まで小松島競輪場で開催されます。

こちらの競輪場は、検車場裏から釣りができる競輪場です。
バック側がすぐ海というシーサイドバンク。
小松島競輪場

こちらもぜひお楽しみに!

また、3月24日から28日にかけてデンマーク・コペンハーゲンで世界選手権が行われます。
こちらには、日本から、渡邉一成、成田和也、新田祐大、浅井康太の4選手が参加します。

こちらの活躍は、
サイクリストファン
で、随時アップします。
是非ご覧ください。


第63回日本選手権競輪(GI)ダイジェスト
周回は、山崎芳仁‐伏見俊昭‐松坂英司、村上義弘‐村上博幸、加藤慎平‐山口幸二、坂本亮馬‐井上昌己。残り3周で坂本が上昇。残り2周半で、山崎に並び、残り2周のホームで先頭にでた。そこからはスローペースとなり、打鐘で村上義がゆっくり踏み上げるが、誰も前に出ず。村上は徐々にスピードを上げ、残り1周から踏み込んで先行。そのまま快調に飛ばし、ゴールは番手の村上博幸が差し、博幸が優勝を飾った。2着は逃げ残った村上義。3着には村上ラインの4番手にいた山口が突っ込んで入線。

決勝残り2周ホーム。

残り1周ホーム。


決勝ゴール。


胴上げ


表彰


ダッグアウトから

3レース
捲る石丸寛之を交わして1着の小倉竜二
「展開やね、33は。調子が良かっただけに勝ちあがれなかったのは残念でした。けど、それは仕方ないですからね。いい展開がきた時は取れるようにだけ、このまま調子は維持したいです。今日は石丸のおかげです」

4レース
空いたコースを突きぬけ1着の川村晃司
「今回はアピールしようと思っていました。今日は先行するつもりだったんですけど、出来なくて後ろに迷惑かけちゃいましたね。でも、初GIの今回で自信がついたし、選手になった時からの夢であるビッグで活躍に向けて、頑張りたいです」
岩本俊介の番手で牽制したが、内をしゃくらてしまった新田康仁(7着)
「中川(誠一郎)を止めた時点で、決まったと思ったんだけど、内からしゃくられちゃいまあしたね。バックで出てやろうと思ったけど、もう脚がなかった。もう一車いれば違ったんだけど…。勉強になりました」

5レース
逃げ切って1着の松岡健介
「今日は1着で締められました。調子は良かったから勝ちあがれなかったのは残念だけど、33だし、仕方ないですね。でも、33の方が見ている分にはおもしろいですよね。次はいわき平で頑張ります」

6レース
捲って1着の小嶋敬二
「最終日はファンも多かったし、その声援に応えられて本当に良かったです。小野(大介)が番手に入ったんで、これで番手捲りいかれたらきついなと思って、その前に行こうと思いました。いやー、最後はきつかったです」

7レース
逃げ切って1着の渡部哲男
「ずっと(山口)富生さんに迷惑をかけていたから、今日は先行しようと思っていました。3度目の正直でやっと決まった~。抜かれたと思ったけど、1着に残れた。やっぱり1着はいいですね。また頑張ります」

8レース
逃げ切り1着の永井清史

「今日は、昨日の反省をいかして、あそこからは出させないつもりでいました。逃げ切れたのは岩見(潤)さんのおかげです」
外追い込んで2着に入った成田和也
「昨日は気合いが入り過ぎて、やちゃいましたね…。山崎(芳仁)と武田(豊樹)さんの気合いがもの凄いから、自分まで入っちゃいました。今日は、(菊地)圭尚が内にいったんで、外を踏んでいきました。永井も強かったけど、もう少し早く踏んでいたら頭まであったかもしれないですね」

9レース
捲って1着の渡邉一成

「脚がいっぱいだったんで、慎太郎さんに抜かれたかと思いました」
渡邉マークで2着の佐藤慎太郎
「抜こうと思ったけど、一成がつっかかったところで、俺もつっかかって、スピードを殺しちゃった」

10レース
市田佳寿浩マークで3着に入った前反祐一郎

「僕がこの開催で一番のラッキーボーイでしょ!(笑) もうギリギリの選考でダービーに乗れて、初日に落車して、なのに順位決定戦で3着に来ちゃいましたからね!! 今日の3着は市田があれだけ行ってくれたおかげです。(ダッグアウトに)戻ってきてから、皆に『ラッキーやな』って言われっぱなしです(笑)。いやぁ、帰り道で事故に合わないように気をつけて帰ります(笑)」

11レース
優勝した村上博幸

「兄と一緒に走れたことが大きくて、まだ特別を獲った実感はまだ沸いてきてないです。兄弟でワンツーなんて信じられないですね。レース前、兄からは『先行にしても、捲りにしても自分が勝つようにいく』と言われ、それなら僕にもチャンスがあるなと思っていました。西王座戦で失敗して、反省して、それですぐに結果を出せたことが僕にとっては大きいですね。ウイニングランの時は自転車に乗り始めてからのことが走馬灯のように浮かんできました。これからは自分の役割を果たして、近畿を盛り上げていきたいです!」

2着の村上義弘

「もう本当に夢みたいです! もうさっきからほっぺたつねり続けていますよ(笑)。こういうことってあるんだなぁ。でも、僕もダービー王になりたかったな。他のタイトルに時にしてくれたらいいのに、あいつが俺のダービー王を取ったー(笑)」
3着の山口幸二
「慎平が外にいってくれたから、内に行けました。ゴチャついたら慎平がなんかする予定だったけど、こんなにスンナリになるとは思いませんでした。兄弟で獲る難しさ、兄弟で乗る難しさはわかっているので良かったとは思うけど、うちの兄弟も負けてられないですね」
4着の加藤慎平
「いけると判断して外踏んだんわけで、厳しい戦いになるのはわかっていました。山口さんが3着に入ってくれたんで良かった」
5着の井上昌己
「気がついたらゴールって感じでしたね、今日は」
6着の坂本亮馬
「よし、行こうと思ったら、村上さんに行かれました。番手にいくべきでしたね」
7着の山崎芳仁
「ホームでしたね…。遅かったから、(亮馬が)粘るのかなと思って見ていたら、引いてきたからやばいって思いました」
8着の伏見俊昭
「(勝負は)ホームでしたね…。村上さんに上手く駆けられました」
9着の松坂英司
「力んでもしょうがないので、今日は平常心で臨めました。展開は向かなかったけど、決勝に乗れたし、また頑張りたいです」




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第63回日本選手権競輪(GI)決勝は誰が制す?明日は決勝!

第63回日本選手権競輪(GI)の準決勝戦をご覧になりました?

どのレースも激戦!
9レースでは、永井清史、平原康多と強力先行をなぎ倒し、先行したのが渡邉一成。そして、その番手の伏見俊昭が、最終バックから抜け出て、そのままゴールし、1着。2着には永井の番手の山口幸二、3着は内から伸びてきた坂本亮馬でした。
それにしても、平原が飛んだのには意外な気が。

9レースゴール。

そして10レース。
武田豊樹と山崎芳仁が同乗し、どのようなレースになるのかと思っていたら、出入りの激しい展開から、山崎が先行し、その番手の成田和也が、武田とやり合い、さらに市田佳寿浩が追い上げ、武田とやり合うなか、村上博幸が抜けた。山崎が1着、2着村上、3着井上昌己となった。武田が、競り合うのがかなり好き?と思えたレースだった。

10レースゴール。

11レース
いったん石橋慎太郎が、前に出たところを菊地圭尚が叩いて先行したが、力で村上義弘が捲って決着をつけた。1着は村上番手の加藤慎平。2着は村上。海老根恵太は捲り発進したが不発。その後ろにいた松坂英司が海老根のスピードをもらいゴール前伸びて3着となった。

11レースゴール。

準決勝で関東勢が消えたのが、これまたかなり意外な結果だった。

お知らせ
KEIRINマガジン4月号が3月9日に発売されます!
買ってね。書店で売っています。
置いてない場合は、
03-5292-7751白夜書房営業部までご連絡ください。
もしくは、アマゾンでも購入できます!




ダッグアウトから


2レース
昨日に引き続き2連勝した井上剛
「今日もやりました! 大きいところで勝つということが重要ですよね! 初日、2日目と展開向かなかったけど、昨日、今日は良かったです。本当を言うと、この流れのまま明日も走りたかったけど、お帰りで残念(笑)」

3レース
捲って4着の紫原政文
「年甲斐もなく頑張りました(笑)。昨日、悔いが残ったんで、今日は中団を取れなかった時点で、行ってみようと思いました。調子は戻っていると思うんですけど、なんか突っ込み切れなかったんで、今日みたいに思い切って行けたたのは嬉しいですね。こういうレースをすれば、自分の持ち味のタテ脚を戻していきたいですね」
先行した藤原憲征(9着)
「行くしかないですよ! 一番若いヤツは、俺の3番手につくってっていうし(笑)、そうしたら、その次に若いのが俺なんで行くしかないです。後ろについてくれたからには、何かしないといけないですからね! これが次につながっていかせたいです」

5レース
直線伸びて1着の坂本健太郎
「6日間の内でなんとか1回は1着取りたいなと思っていたんで良かったです。皆、強いし出来ないかと思いましたよ(笑)。今日は、前(松岡貴久)が頑張ってくれたおかげです」
バック9番手から追い込んで2着に届いた木村貴宏
「バック9番手、もうダメかなって思ったけど、諦めずに踏めばいいことあるなって本当に思いました(笑)。明日も恵まれないかなぁ…って、普段いいことしてないからムリですね(笑)」

6レース
中村を交わして1着の南修二
「一将さんが思い切って行ってくれたおかげです。2車しかいないから、自分でしっかり仕事をしようと思っていました。調子は問題ないので、明日も頑張ります」
捲って2着の中村一将
「きつかったです…。でも、調子は悪くないですね」

7レース
渡部の番手から1着の岩津裕介
「捲ってくる小嶋(敬二)さんをきっちり止めたかったけど、小倉(竜二)さんなら止められるんでしょうけど、僕ではテク不足でした…」
先行した渡部哲男(4着)
「3着までに残りたかったな…」

8レース
捲って1着の浅井康太

「今日は踏み遅れないようにだけ考えてました。昨日がもったいなかったですからね…。昨日は荻原(尚人)さんが番手で粘ることもあるかなって思って、前を見過ぎちゃったんですよね…。だから、もうそうならないようと思って行きました」
2着の佐藤慎太郎と3着の岩見潤の会話
岩見「後輪がすべっちゃった~~。今回は、33バンクだけに3着3着3着…(苦笑)」
佐藤「勝った! 俺は3着3着2着ですよ」
岩見「明日も3着だったり(笑)。くそっ、いつもの勝ち上がりなら準決勝にいけているのにな…」

9レース
先行した渡邉一成の番手から捲って1着の伏見俊昭

「一成が行ってくれたおかげで、いい展開になりました。頑張っているんで残したかったけど、内からも来るし、外からも来そうだし、難しいですね」
2着に入った山口幸二
「亮馬も来ていたし、危なかったです」
3着の坂本亮馬
「4着かと思ったけど、3着で良かった! 最悪、平原(康多)さんも行ってくれるだろし、それについていけばと思ったら、内が空きました」
4着の坂上樹大
「亮馬は脚あるな~。差したけど差し返された。もったいないな…。最後は力の差ですね、情けない…」

10レース
逃げ切り1着の山崎芳仁

「今日は行こうと思ってました。武田(豊樹)さんを意識していたから、僕が逃げられましたね。たまたまです」
2着の村上博幸
「気持ちも、脚的にもいいですね。(11レースで村上兄が勝ち上がると)この大きい舞台で、兄弟連係出来るなんて涙が出そうです」
3着に入った井上昌己
「達也さんが前に踏んでくれたおかげですね」
4着の武田豊樹
「市田さんも強いですね。あれだけ持っていっても外にいかないんだから。動いた結果なんでしょうがないです」
5着の市田佳寿浩
「博幸と2人で乗りたいと思って、僕はダメだったけど、博幸だけでも乗ってくれて良かった。行けるところから行こうと思ってました。勝負した結果だから、スッキリしているとは言えないけど…、下を向くような結果ではないと思います」
7着の三宅達也
「あるかもって少しでも思わせることが出来ただけマシやな…。目の前で落車したから、びっくりした」

11レース
村上を交わして1着の加藤慎平

「ここしかないってトコロで村上さんは行ってくれましたね! 流石です」
バックを取って2着に残った村上義弘
「調子がいいとは言えないけど、向日町記念からいい状態でこれていますね」
僅差で3着の松坂英司
「(石橋)慎太郎と(海老根)恵太が頑張ってくれたおかげです。慎太郎も早くから行ってくれたけど、菊地(圭尚)がいい勢いで行きました。最後は、コースを作れたのが良かったです」
地元で期待のかかった海老根恵太は6着
「しょうがないですね…」
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ゴールデンレーサー賞は村上!明日はダービー注目の準決勝戦!

村上義弘は色々な意味でいい男ですね…。

求道的に勝つ道を探す。
男だなあと感じる今日のゴールデンレーサー賞でした。

そのゴールデンレーサー賞のレースダイジェスト

周回は、山崎芳仁‐伏見俊昭‐佐藤友和、坂本亮馬‐井上昌己、海老根恵太、市田佳寿浩‐村上義弘‐山口幸二。残り3周の青板過ぎで、まず、市田が上昇開始。残り2周の赤板で市田が前に出て、後ろを気にしながら、徐々にペースを上げ、打鐘で先行態勢に。終バックでは坂本が捲り上げるが、村上が、番手から抜け出し合わす。村上は快調に飛ばし、ゴール線を駆け抜けた。2着は山口、3着は山口の後ろを追走した海老根。

特別選手紹介


最終ホーム。先行する2番市田。


ゴール!


良い笑顔を見せる村上選手。



本日検車場内で、黒いかっこいいロードレーサーを持っている小嶋敬二選手がおりました。
で、なにしているんですか?と尋ねたら、
「このロードレーサーを作ったんです。」と返答。
凄いですね!なんて聞いていたら、小嶋選手のホームページで買えるロードレーサーだそうです。
「作ったって、意味合い違いますよね。開発して、売るんですか! ブランド名は?」
と尋ねたら(良く尋ねる私)
「コジマ」
かなりベタなネーミングでした…。


完成車で150000円。フレームだけで100000円だそうです。
3月下旬に売り出すようです。
ほしい方がいらっしゃったら、

http://www.kojimakeiji.net/

までどうぞ。まだ掲示されていませんよ。


現在、松戸競輪のホームスタンド裏1コーナー寄りのところで初心者ガイダンスをやっています。
来てくださいね!



ダッグアウトから

3レース
山賀の番手から1着の丸山啓一
「今日は山賀が地元なんで気合いを入れて走ってくれて、(深澤)伸介さんが前をまわしてくれて、おかげで1着を取ることが出来ました。大きいところで1着は本当に嬉しいです。いやー、でも難しいですね。番手で戦う時、3番手の時の戦い方、いろいろ考えることはたくさんありますね。しかも33なんで本当に難しいです。明日はまた自力なんですけど、若手2人を相手に頑張ります(笑)」
先行した山賀雅仁(9着)
「今日は今後のことも考えて、思いっ切り行こうと思っていました。うーん、今回は弱いですね。まぁ、皆がここに向けて仕上げている中で、僕はやっと出れたという状況なんで仕方ないんですけど…。5月くらいから強くなる予定なんで、見ていてください」

4レース
先行した濱田浩司の3番手から伸びて1着の井上剛
「年末の(京王角FI・寺内大吉杯)の優勝から流れに乗りたいなと思っているんです。あれは自信になりましたね。今日もいいメンバーだったし、勝てて嬉しいです」

5レース
先行した三宅伸を交わして1着の室井竜二
「びっくりしました!! でも、ああゆう展開になったから、これは先行もあるかなと思っていました。展開に恵まれました!」


逃げ粘って2着の三宅伸


「桐山(敬太郎)の番手で粘るとか考えてなかったですしね。戻ってきてから倒れればよかったかな(笑)。なーんて、やりませんよ。やったら(守谷陽介に)ジェラシーされる(笑)」

6レース
捲って1着の武井大介
「誰もバックで出なかったんで、一番若いのが動きました(笑)。自力は、誰かがイン切って、カマシとかありますけど、自分で先行とかはもうないと思ってください(笑)。明日はゆっくり休んで、明後日頑張ります」

7レース
捲り追い込んで1着の新田康仁

「苦しー。ホームで行こうとしたら車が出なくて、鈴木(謙太郎)君が行ってくれたんで、それについていって、あとはコースを見ていました。レースは冷静に見えていたけど、脚はきつかった~」

8レース
捲って1着の金子貴志

「いいタイミングで行くことが出来ました。飯野(祐太)がもうちょっと行ってくれるともっと楽だったんですけどね。飯野がいて、小倉もいたし、何があるかわからないんでそこだけは早く乗り越えようと思いました。合宿で調子が良すぎたんで、やばいなと思ったんですけど、やっぱり尻上がりに調子が上がってきていますね」
ハンドル投げ届かず2着の小倉竜二
「すぐに飛びつけているし、悪くはないですね。けど、完全に金子に合わされた感じでした」

9レース
捲って石橋慎太郎

「展開が早くて、もう何も考えられなかったです。荻原ラインの後ろが取れたことが大きかったですね。出てからは何かいつもより冷静に踏めました。調子はどうなのかよくわからないけど、残れているので良いと思います」
先行した荻原尚人の番手から2着の後閑信一
「荻原が思い切って行ってくれたおかげです。これで1着にこれないのは自分が弱いです」
不発に終わった浅井康太(4着)
「失敗しました。それだけです」

10レース
1着の武田豊樹

「いいカマシでしたね、びっくりしました。でも、合わせられているし、問題ないですね。脚はきついけど、でも、練習をちゃんとやっているんで大丈夫ですよ(笑)」
落車避け、2着に入った菊地圭尚
「ダメかと思ったけど、2着に入れて良かった。1コーナーで行ける感じもあったけど、勇気がなかったです」
落車避け、3着に入った成田和也
「作戦は武田さんが遅かったら先行、早かったら行かしてそれからって行ってたんです。正直、厳しいなと思ったんですけど、落車があって、3着に届きましたね。ツキがありました」
落車避け、4着の坂本英一
「たまたま落車しなかったって感じ。展開は向いていたのに、上手くいかない…(苦笑)」
カマしたが、車体故障し7着の中川誠一郎
「なんか2日休んだら身体が軽くなったんで行きました。(1コーナーで)車体故障しなければ、行けてましたね。もったいない…」


11レース
番手から捲って1着の村上義弘

「全て市田に任していたので、僕は気楽に走れました。僕にとっては最高の結果になりました。周回中から行くぞっていうのがわかりました。なんで、もう勝たなあかんと思って早めに踏んじゃいましたね。準決勝をクリアすれば、また決勝で一緒になれると思うので頑張りたいです。僕が足を引っ張らないように頑張らんとですね(笑)」
5着の坂本亮馬
「ホームからの2段駆けは捲れないですね。どこまで行けるかと思って踏みました」
6着の山崎芳仁
「遅ければ突っ張ってやろうと思っていたんですけどね。もっと早く引けば良かったな。、4番(坂本)を出かして、出て行こうかと思ったけど、転びそうなんでやめました」
先行した市田佳寿浩(9着)
「村上の兄貴の前は覚悟もいるけど、嬉しいです。まわってもらえることでモチベーションが上がりますね。単調なレースはしないと決めていて、自分の出来ることはやったつもりです。(ファンの皆さんの気持ちは)オッズでわかりました。走る前も、レース中もいろいろと考えられて、若い頃と違って自分が落ち着いてきたのが嬉しいですね。あわよくば逃げ切ってやろうと思っていたので(笑)、レースを捨てたわけじゃないし。近畿が低迷していた時から、こうやって盛り上がってきている中で、こうやって走れたのは大きいですね」
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明日の二次予選、ゴールデンレーサー賞も好勝負!第63回日本選手権競輪(GI)

素晴らしいレースが続いてます。
特に二次予選は見ごたえばっちりですね。
7レースの永井清史選手の先行逃げ切りに始まり、8レースは三宅達也選手の捲り、9レースでは稲垣裕之選手の先行の番手から山田裕仁選手が突っ込んできて1着、2着の有坂直樹選手が凄かったですね。掻い潜って、掻い潜って2着に。絶好調時のチャーリー有坂に戻っているのではないでしょうか。
さらに10レース。渡邉一成選手の捲り追い込みも強かった…。小嶋敬二選手の先行ですから、飛んだかと思ったんですけどね。ダッグアウトでは、小嶋選手は真顔で「引退する…」と引退宣言を出したらしいです(笑)
そしてトリの大一番11レース(二次予選ですが)では、平原康多選手の先行逃げ切り。それもバンバン捌いて。強すぎですね。


二次予選
7レースゴール


8レースゴール


9レースゴール


10レースゴール


11レースゴール


さて、明日は、二次予選とゴールデンレーサー賞です。
見応え充分のレースですよ。皆さんマジに観戦してくださいね。


本日6レース終了後にゴールデンレーサー賞出場選手のトークショーが行われました。
司会は内林久徳氏
で、
出だしから、
ファンの鋭い突っ込みが…
「見えねーンだよー、どけー」
内林氏「いいですか?いいですか?」
笑う出場選手たち


さらに山口選手に突っ込まれるうっちー。
山口選手がファンに
「(うっちーの)トークが下手で申し訳ありません」


で、村上選手も
「トークが下手でごめんなさい!」ファンに謝る。


更に、坂本亮馬選手まで
「内林さんのトークが下手でごめんなさい!」競られる…


最後の伏見選手まで、マイクを持たれて
「本当にトークが下手でごめんなさい」


ファンは大爆笑で幕を閉じました…



ダッグアウトから

3レース
捲って1着の新田康仁
「本当は金成(和幸)よりも先に前を切ろうと思ったけど、思い通りにいきませんでした。でも、捲っていって、諸橋(愛)のヨコを通過できたんで、これは決まったと思いました。(望月)永悟とワンツーじゃなかったのが残念だけど…、永悟は僕が3番車の時は強いって忘れてたのかな? 今日は3レース、3番車なんで力が沸いてきました。3番車の時は力3割り増しです!(笑)」


4レース
逃げ切って1着の鈴木謙太郎
「初日がもったいなかったですねー。今日は(小林)大介さんが一緒に上がってくれたんで、柴崎(淳)が後手になったんでやりやすくなりましたね。最近の好調の理由は、開き直ったせいですかね。抑え先行にこだわっていた時は、それが出来ないと、そこに脚を使っちゃうじゃないですか。それを流れで対応しようと思ったら、なんか上手くいっていますね。初日は松岡(健介)さんと同じ脚質だし、どっちが行くかでしたね。今日も柴崎とも似ているし、どっちがどうなるっていうレースでしたね。そういう意味では今日は恵まれましたね」

5レース
1着の一丸安貴
「後ろで馬渕(紀明)さんが落車したのがわかったので、うわって思ったけど、そこから落ち着きを取り戻していきました。うーん、ヨコを信頼して前を任せてくれたのに、それを出来なかったのが申し訳ないです。1着だけど素直に喜べない…」

6レース
1着の小倉竜二
「あれは捲りじゃないですね(苦笑)。今日は前々に動いて、捲りも考えていたんですけけど。後ろにも捲るからと言っていたんで、後ろに申し訳ない。バックで、まだ前のペースだなって思って見ちゃったんですよね。調子は良いんで、初日はもったいなかったけど、でも、33だからしょうがない」

7レース
逃げ切り1着の永井清史

「ホームで五十嵐(力)君が来るのは見えていたので、合わせられると思っていました。でも、それに合わせて次から次に捲ってくるんじゃないかと思ってました。(渡部)哲男さんが内に包まれてくれたので助かりました。今日は決まったけど、あれじゃ捲られるんでまだまだですね」
永井マークで2着の坂上樹大
「ホームで永井は五十嵐を合わせましたけど、ダメだったら遠澤(健二)さんを飛ばして、そこに永井を入れようと思っていました。バックで五十嵐がこっちの方をチラ、チラッと見ていたので、来られないようにそこは気をつけていました」
3着の萩原操と坂上、渡部哲男(4着)の会話
萩原「最後、思いっ切り樹大に締められました!!」
坂上「すみません、すみません、すみませんっ!! でも、操さんは外に行くイメージだったんで、哲男が来たと思って締めたんです」
渡部「僕も操さんは外に行くと思ったんで、内を狙っていたんですよ」
萩原「あほ、たまには俺だって内に行くぞ!」

8レース
好位置取って、捲って1着の三宅達也

「内に隙があったんで、上手く行けました。昨日よりも捲った感じが良かったんで、これは行けるなと思いました。前反さんとワンツー決まって良かった」
三宅マークで2着の前反祐一郎
「上手く決まって良かったです。矢口(啓一郎)も掛かっていたのに、よく行ってくれました」

9レース
稲垣裕之を交わして1着の山田裕仁

「岩本(俊介)君もそんなにスピードなかったんで、ラインで決まったと思いました。最後に内にきたのは岩見(潤)だと思っていたけど、全然違う有坂だったんだな」
空いた内のコースを突き、2着に突っ込んだ有坂直樹
「調子いいですね、内が見えている。よし、準決勝に乗った! 準決勝は伏見(俊昭)と一緒がいいな♪ 伏見には『有坂さんは成績いいですけど、僕自身は悪いからイヤです』って言われたけど(笑)」
突っ張って先行した稲垣裕之(4着)
「岩本(俊介)君と叩き合うのはしょうがないですし、あれで残れないのは自分が弱いです」

10レース
捲り追い込んで1着の渡邉一成


「藤田(竜矢)さんが行くと思っていたら、小嶋さんが突っ張っちゃったのが誤算でした。でも、藤田さんが中団に入った時点で頭を切り替えました。33だし、ホームから行って、あとは耐えれるだけ耐えるしかないなと思って。村上さんに当たったら止まるんで、当たらないように行きました。最後は、村上さんに押されて1着に入れました。小嶋さんの先行に勝てたのは自信になりますね! 言っても40歳の先行に負けられないくらいの気持ちでいかないと若手が情けないって言われるんで、自分が若手の代表になれるように頑張りたいです。って今日だけは強気に(笑)」
先行した小嶋敬二の番手から2着にきた村上博幸
「小嶋さんが(僕を)信頼して行ってくれたんで、僕も止めたかったんですけど、あんなに上を行かれては止められないですね…」

11レース
石丸寛之、中村一将を叩いて先行し、4コーナーで牽制して、それでも1着にきた平原康多

「ホームで石丸さんを叩いた時に、よしって思ったら、内に差していた中村一将さんがいてヤバイって思いました。いやー、きつかったです。自分の役割は果たして、一応はラインでワンツースリーだったんですけど、鈴木誠さんが3着だったんで…うーんって感じですね。最後は、捲ってくる音が、全然違う音がしたんで、『負けたくない!』って気持ちで持っていきました。初日も苦しかったけど、今日も苦しかったですね」
平原ラインの3番手から2着にきた松坂英司
「最後は、内にきた前田(拓也)さんに押されるような状態になりました。でなければ、3着でしたね」
自ら捲っていったが、平原に止められた岩津裕介(5着)
「康多は見ているなと思ったんで、これは止めにくるなと思っていました」

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第63回日本選手権競輪(GI)二日目は激戦!準決勝進出を懸け明日から二次予選

色々と取材をしていると面白いことに出くわします。
遅くなってとっても申し訳ないんですが、昨日の事をちょっと書きます。

それはダービーの開会式についてです。

久々に面白かった開会式でした。
気合いの入った松戸市長のあいさつの後に、
選手宣誓の海老根恵太選手。

「宣誓~」の気合の入らないというか、拍子抜けした言葉に、場内のお客様も瞬間、気合いが抜けて笑い声が…。
海老根選手らしいですよね。

さて、本日。
特選2個レースは凄かったですね。特に10レース。浅井康太選手が武田豊樹選手を捲るのかどうするのか。さらに捲って並走状態のところを村上義弘選手が捲って1着。
10レース
2番武田、3番浅井でもがき合うところを1番村上が捲る。最終3コーナー。


ゴール



お見事!としか言いようのないレースでした。
11レースは海老根選手の仕上がりが感じられるレースでしたね。
一気に捲って決着。こちらも見事でした。

11レース
2番永井の先行を捲る1番海老根。最終3コーナー。


ゴール




明日は二次予選が7レースからスタートします。
S級S班の活躍が見られるのでしょうか?
それとも下剋上となるのか?

明日も日本選手権競輪をしっかり楽しんでくださいね。


ダッグアウトから

3レース
先行した桐山敬太郎を交わして1着の村本大輔
「本当に嬉しい! 最近、全く勝てていなかったから、この1着は嬉しいです。腰痛の方は、痺れはまだあるけど、だいぶ練習も出来るようになったし、よくなってきていますね」

4レース
逃げ切り1着の栗田雅也
「調子は良くも悪くもないです。でも、そういう中で1着を取れると嬉しいですね。明日は休みだと思うので、ゆっくり休みたいです」

5レース
自ら捲り追い込んで1着の阿部康雄

「大ちゃん(小林大介)が前々に踏んでくれたおかげです。(自力を出したのは)昨日、萩原操さんが捲っていったんで、僕も外になる展開になったら捲りも考えてはいたんですけど、一か八か行ったら、本当に決まると思いませんでした!(笑)」
3着に入った山口富生
「金子(貴志)を3着までに残したかったけど残念です。スタートの牽制とかで脚を使ったんでしょうね」

6レース
菊地圭尚を交わして1着の有坂直樹


「前を取って、引いて、行けるところから行くのが作戦だったんで、作戦通りにいきました。ワンツースリー決まって良かった! 自分の調子も悪くないですね」
捲って2着の菊地圭尚
「志村(太賀)が先に動くのは読めていました」
伊原の番手の有賀高士(4着)
菊地を止め切れなかった有賀「僕が止めにいくのをもうワンテンポ早くいかないといけなかったですね。見て動くんじゃ遅くて、気配を感じて止めにいかないと、向こうはもうスピードに乗っているんで、止められないんです」
先行した伊原克彦(8着)
「まだまだですね…。最終日までいられるように頑張ります」

7レース
捲って1着の松岡貴久

「先行する気だったんですけど、突っ張られちゃって下げちゃったんですよ。長塚(智広)さんが行くのについて行きました。(前回の落車で)身体は痛いんですけど、展開的に恵まれました。やっと特別で勝ち上がれました(笑)。ずっと失格ばっかりでしたから」
松岡マークで2着の小野俊之
「僕も年末からずっと大きいところで失格でしたよ(笑)。貴久は強いんで、行けると思っていました」

8レース
藤田の番手から追い込んで1着の太田真一

「練習でいつも一緒にやっているし、その感じで藤田も行ったので、きっちりついていくことが出来ました。藤田が4着だったらどうしようと思ったけど、3着に入ってくれたし、一次予選としては合格ですね」
2着の坂本英一
「竜矢と真一が頑張ってくれたおかげですね。良かった! 昨日、萩原(操)さんが捲っていったのを見て、イヤなの見ちゃったなーって思いましたよ(笑)。だって、俺に捲れって言われてもムリですもん(苦笑)」
先行した藤田竜矢は繰り上がって3着に
「特別で勝ち上がったのは本当に1年ぶりですね。だって、昨年のダービー以来ですから(笑)」

9レース
逃げ切って1着の石橋慎太郎

「動かなくっちゃしょうがないですからね。捲られたらしょうがないと思って、行きました。いやー、2日目のレースで良かった。ここに来る前に合宿にいったんですけど、それが厳し過ぎて、身体が動かなかったです。昨日にレースだったらやばかったですね。パワースポットにも行ったんですけど、その成果が出たのかな?」

10レース
捲って1着の村上義弘

「コツコツと積み上げてきています(笑)。後ろ攻めだったんで、一回切ってと思って動いたんですけど、浅井を出させてしまったんです。でも、浅井は強かったですね。市田とワンツーが決まって良かったです」
村上マークで2着の市田佳寿浩
「村上の兄貴の掛かりが良くって、おかげで外の動きも見えました。兄貴と一緒に走れて良かったです!」
3着に届いた佐藤友和
「なんか調子はいいですね。3コーナーでは頭まで突き抜けるイメージあったのにな、おかしいな~(笑)」
先行した武田豊樹(4着)
「動けてはいるんで、調子は悪くはないですね」
浅井康太(7着)
「武田さんに合わせて、ムリやり踏みました」

11レース
矢口啓一郎と競り合いの末、3番手取り切り、捲って1着の海老根恵太

「3番手取れて良かったです。永井(清史)が掛かっていたし、3番手からじゃなきゃ捲れなかったですね。調子うんぬんよりも今日は展開に恵まれました。幸先いいですね!」
海老根マークで2着の伏見俊昭
「エビちゃん仕上がっているね! あれは抜けないですよ。この隠れラインはすごいですよ。ほとんど確定板に上がっていますからね。けど、ワンツーは初めてかも」

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