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第54回競輪祭(GI)2日目が終了!ダイヤモンドレースは浅井康太選手が勝利!明日はいよいよ準決勝!

さて、ここまでくると、そろそろ気になってきます。そうですGPの座を懸けた賞金争い、そして競輪王の行方です。まず気になる賞金争いは、本日、脇本雄太選手が負け、渡邉一成選手が準決勝に駒を進めた為、準決勝を勝ち上がってくると、逆転も。また浅井康太選手がダイヤモンドレースを勝って若干有利になりつつも、明日の準決勝の結果次第で変わってきそうです。賞金でどこまで捲り追い込めるのかが気になるところですが、浅井選手にしても、渡邉選手にしてもGI獲ってGPに臨みたいとの気持ちが強そうです。
さて、こうなってくると、現在8位にいる岡田征陽選手が本日、勝ち上がれなかった為、最終日の結果待ち状態になってきそうです。これも浅井、渡邉の結果次第ですが。

それにしてもワッキーが飛んだのにはびっくりでした…。

さあ、準決勝戦です! 存分にトップレーサー達の競走を楽しみましょう!


ダイヤモンドレースフォトダイジェスト















第54回競輪祭3日目準決勝並び

10R  
(5)渡邉一成‐(1)成田和也  
(2)藤木裕‐(9)村上義弘  
(3)神山拓弥‐(4)矢口啓一郎‐(7)後閑信一  
(8)荒井崇博‐(6)西川親幸  
本日の渡邉選手の上がりタイムは10秒5でバンクレコードタイ記録を叩き出しました。見ていても素晴らしいスピードでした。今日の感じであれば、まず渡邉選手からでしょう。後は、成田選手が差せるかどうか。これが崩れるとしたら、神山ラインのような気がします。

11R
(5)浅井康太‐(1)山口幸二  
(3)平原康多‐(9)神山雄一郎‐(7)芦澤大輔  
(6)松岡貴久‐(4)小野俊之  
(8)桐山敬太郎‐(2)伏見俊昭
私的には浅井選手からですが、平原選手も悪くないですね。取り合えずコウタ繋がりでかっておいても良さそうだ。

第54回競輪祭3日目準決勝12R
(1)武田豊樹‐(5)長塚智広‐(9)飯嶋則之  
(2)小嶋敬二‐(8)柴崎俊光  
(4)川村晃司‐(3)市田佳寿浩  
(6)海老根恵太(単騎)  
(7)阿竹智史(単騎)
武田選手の競走次第で結果が変わってきそうな感じがあります。武田選手が駆ければ長塚選手とのワンツー。川村選手が駆けると色々と波乱が出てきそうですね。




ダッグアウトから


6レース
吉田の番手から1着の柴崎俊光

「吉田さんに感謝しても、し切れません! 残したかったです…。しかも吉田さんが4着ですか…。GI準決勝は初めてです。っていうか、GIで勝ち上がったことは一度もないんです(笑)」
2着に入った小野俊之
「親さんがスタートを取ってくれたおかげですね。あのおかげで位置を取れました。あれが大きかったです。一回死ん(初日5着)で、復活したんで、怖いものはないです(笑)」
3着に入った西川親幸
「いいコースが空きました」
最終ホームでカマしていった吉田敏洋
「あれは自分で残らなきゃだめですね…」


7レース
1着の海老根恵太

「スタートを取るのをまずいなって思っていたら、矢口がきてくれましたね。1人だったし、番手で粘ったりも思ったけど、誘導が早かったんで、行けませんでした。でも、本当に競輪祭は相性がいいですね!!!」
捲り追い込んだ矢口啓一郎が2着
「コーナーは外で我慢して、直線になってから、もう一度踏みました」
5着の岩津裕介
「自分が弱かっただけです。筒井(敦史)が入れてくれたけど、脚がいっぱいでした」


8レース
川村を交わして1着の村上義弘

「フタをされた時はどうするんだろうと思ったんですけど、すかさず行ってくれましたね。晃司を差せるだろうかと思いました(笑)」
阿竹智史が3着で準決勝に勝ちあがった
「捲られなければ、ラインで決まっていたとは思うんですけど、そうすれば、もっとよかったんですけど…。脚はいっぱいでした」
阿竹の師匠は笑顔で阿竹を出迎えた
「よう頑張ったな。けっこうネバこかったですね」


9レース
捲り追い込んだ1着の渡邉一成

「自分の力を出し切れました」と、10秒5とバンクレコードタイを出した渡邉。
2着の松岡貴久
「金子(貴志)さんのダッシュが半端ないから、離れちゃいました。追いついた勢いで行った感じですね」
海老根恵太と話す松岡、
松岡「海老根さん、やっと合宿の成果が出てきましたね!」
海老根「1年前の合宿のね(笑)」
3着の伏見俊昭
「首の皮一枚つながりました! 山口(貴弘)が来ると思わなかったけど、でも、気合が入りました」


10レース
小嶋を交わして1着の山口幸二

「こういう単調な展開は小嶋は強いね! 俺もだけど(笑)」
2着の小嶋敬二
「コメントで先に先行って出すと、皆が行くのを待ってくれるから、先行できますね(笑)。バックで捲られる感じがしなかったから、これは決まると思っていました」
3着に入った桐山敬太郎
「2車だし、ラインで決めるには番手で粘るなりしなきゃいけなかったのかもしれないけど、4分線はどうなるかわからないんで、難しいですね。最後は、もう脚いっぱいでした」


11レース
武田豊樹が追い込んで1着

「昨年、決勝2着の悔しさを晴らすとは、まだ言えないですけど、明日頑張りたいと思います」
最終ホームから行って中川誠一郎が惜しくも4着
「松岡(健介)さんがいい勢いできたから、あれに合わせて、末脚を欠いちゃいましたね。あのペースで行けば、残れると思ったんですけど、悔しいです。…残りたかったですね」
捲り不発の新田康仁(8着)
「武田さんを越えた! って思って、これはいけると思った瞬間に、最終2センターで中村(一将)君がピラちゃって、そのコースを武田さんに行かれちゃいました。あれがなけらば行けていたと思うと、取りこぼしましたね…」


12レース
直線追い込んで1着の浅井康太

「今日は誰にも仕掛けるチャンスがあったと思うけど、僕が一番いいところにいましたね」
平原の番手の後閑信一が2着
「1着に抜けたと思ったんですけど、再度、抜き返されましたね。行く時に、康多を残したいと思って、見てからいった分、僕もちょっと遅かったですね」
先行した平原康多が3着
「タイミングでなく、ムリやり行ったけど、悪い時に比べれば全然いいと思います」
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第54回競輪祭(GI)初日は波乱!明日は2日目ダイヤモンドレースがメイン!

初日は結構手堅く収まっていくのかと思っていましたが、1レースから荒れ気味。
いやーちょっと予想外の展開が多かったですね。
特選になると落車が…。
なんか、久々にGIで結構落車があった1日になったと思います。

さて、気を取り直して2日目。
どの選手が勝ち上がっていくのでしょうか?
準決勝に向けて明日の二次予選が楽しみです。
そしてダイヤモンドレース。
関東6車揃ってどうなるのかと思ったら、三つのラインに分かれ、走るようです。
これもまたどのようになるのか楽しみな一戦ですね。

9レース二次予選
(2)渡邉一成‐(7)伏見俊昭‐(5)菊地圭尚
(9)金子貴志‐(3)山田裕仁
(4)松岡貴久‐(1)合志正臣
(8)山口貴弘(単騎)
(6)松田優一(単騎)
本日踏みっぱなしで上がり11秒4の金子貴志が良い出来だ。渡邉の出来は本日のレースだとちょっと分からないが、金子の方が上っぽい。

10レース二次予選
(7)小嶋敬二‐(1)山口幸二
(9)菅原晃‐(2)園田匠‐(6)桑原大志
(3)岡田征陽‐(5)中村淳
(4)桐山敬太郎‐(8)武井大介
ここはちょっと考えるのが難しい。岡田の落車の影響がどれくらいあるのか分からないし、小嶋も今一つ。けど、本日の流れから九州に向いているような気がする。

11レース二次予選
(2)中川誠一郎‐(8)荒井崇博
(3)松岡健介‐(6)中村一将
(7)武田豊樹‐(1)神山雄一郎‐(4)朝倉佳弘
(9)新田康仁‐(5)中村浩士
良いのは中川。だが相手は武田。これを撃破したら本物のブレイクとなりそうだ。方や、武田。今日の競走を見ていると武田らしくなかった。これがどうなのか良く分からないが、中川の方が現状では上のような感じがある。




第54回競輪祭 12Rダイヤモンドレース  
(1)平原康多‐(4)後閑信一  
(6)神山拓弥‐(5)飯嶋則之  
(8)芦澤大輔‐(3)長塚智広  
(9)藤木裕‐(7)成田和也  
(2)浅井康太(単騎)  

好メンバーが揃ったダイヤモンドレース。(9)藤木の出来が良さそうだ。だが超細切れで誰が勝ってもおかしくない。考えるが、平原が良いと思う。根拠はないけど。

さて、本命で決まりそうなのが6レース、7レース。6レースは佐藤友和から。7レースは脇本からこちらは市田に差されそうだけど。


初日特選ゴール写真

10レース


11レース



12レース



ダッグアウトから

1レース
捲り追い込んで荒井崇博

「男は黙って恵まれ一本!(笑) どうしても中団を取りたかった。新田さんとやりあっても、あの位置が欲しかったです。西川(親幸)さんとワンツーじゃなかったけど、ワンスリーは決まったんでよかった」
4着の新田康仁
「打鐘で行こうと思ったけど、柏野(智典)が変なところで来るから、行けなくなっちゃいました。それから、柏野の内をしゃくって、緩んだ行こうと思ったけど、近畿が番手捲りでしたからね。後ろには申し訳ないけど、最後に突っ込むしかなかったですね」


2レース
最終ホームから捲っていった中川誠一郎

「身体がガチガチでした。朝はだめですね、身体が重い(笑)。(最終ホームで)前が緩んだんで、あそこで行きました。あんなに人気になると思わなかったから、ちょっとびっくりでしたね。ワンツー決まってよかったです」
2着に合志正臣で、熊本ワンツー
「誠一郎のおかげです。捲り切ってから、なかなか下におりてこんから、(中村)浩士さんに来られると思って、先におりました」
九州ラインの3番手固めた筒井敦史が3着
「あんなに早く行ってくれると思わなかったです。離れるかと思った、やっぱり強いですね」


3レース
野田源一が捲って1着

「後ろに海老根さんがいたから、海老根さんに先に行かれては、かぶって行けなくなるので、先に動こうと思っていました。きつかったですね。でも、出切ればなんとかなると思いました。でも、まさか1着を取れるとは思いませんでした」
捲る海老根恵太マークで、3着に入った武井大介
「競輪祭はけっこう勝ち上がっていますね。海老根さんは過去3回、ここの決勝の3着に入っている人ですからね。他以上にここの海老根さんは信じられます!(笑)」


4レース
飯野の番手にハマリ、追い込んで1着の柴崎俊光

「4番(飯野)が内からきたのが見えて急いでおりました。これは自分が先行かと腹をくくったんですけど、それから、番手にはまったので、展開に恵まれましたね」
飯野祐太
「今日は先行しようと決めていました」
得意のハンドル投げた小倉竜二だったが6着に
「今日は行くコースがなかったですね」


5レース
打鐘から踏んでいった金子貴志

「木暮が内にいたのがわかったので、それが気になって、バックで流せなかったのできつかったです」
乳酸がたまって脚がパンパンになった金子を見て深谷知広が「見ている方が脚が痛くなってくる(笑)」
小嶋敬二は「打鐘から踏んでいって11秒4って、誰も捲れんよな(笑)」
2着の木暮安由
「今日は金子さんの動きしか見てなかったですね」


6レース
九州ラインの3番手固め、直線追い込んで1着の香川雄介

「前についていったけど、きつかったです。でも、3コーナーでちょっと休めたかな。3着かと思ったら、頭まで突き抜けるとは思いませんでした。前がきつかった分、僕が伸びたんでしょうね」
2着に入った園田匠
「…やっと流れがきました。ワンツーが決まったと思ったら、後ろから行かれましたね」
3着に入った吉本卓仁
「岩本(俊介)に合わされたかと思ったけど、なんとかギアの力で行けました」


7レース
中国ラインの3番手から伸びて1着の桑原大志

「最後。サラ脚でまわってこれたから、伸びることができたんだと思います」
2着の三宅伸
「ワンツーが決まったと思ったのに、最後に来られましたね」
4着に入り、勝ち上がった神山雄一郎
「ギリギリでしたが、勝ち上がってよかったー」


8レース
逃げ切って1着の脇本雄太

「後ろははどうなっているかわかんなかったですね。自分が行こうと思った打鐘4コーナーで影が1つだったんで、これは(南)修二さんがしごいて終わったんだと思ったんです。最近、ずっと重いバンクで走っていたから、ここがすごく軽く感じますね」


9レース
捲って1着の川村晃司

「最終ホームで行きたかったけど、山口(貴弘)君の動きがあって、行けませんでした。行けたのはたまたま決まりました。欲を言えば、ラインで決めたかったですね」
2着に逃げ残った桐山敬太郎
「一か八かと思って仕掛けました」
山崎芳仁(9着)
「ちょっと前と車間が空きすぎましたね。タイミングじゃないところで行ったから、行けたらいいなと思ったけど、だめでしたね。桐山が強かったです」


10レース
直線追い込んで神山拓弥

「自分で行こうと思ったところで、ちょうど芦澤さんが行きました。それを見て動こうという感じでした」
飯嶋則之が2着
「結果的によかったです」
3着に捲った芦澤大輔
「村上(義弘)さんも小嶋(敬二)さんもやりあって、少し緩むと思ったので、そこを狙っていきました。強い2人がやりあってくれたから、行けただけですね」


11レース
2着の成田和也

「一成が頑張ってくれました。なんとか捲りを止めたかったんですけどね…」
3着に入った平原康多
「ムリやり行ったけど、成田さんにきついのを一発もらいました。もう一発もらったら止まると思ったんで、外に逃げたけど、それもそれできつかったです」


12レース
逃げ切って1着の藤木裕

「普段の練習から武田さんとあたった時を想定してやっていたので、今日はどこまで自分でやれるかやってみたかったです。今日は勝てたけど、でも、同じことをやっても、次は勝てないと思うから、また、次に対戦する時は違うことを考えなきゃいけませんね。今日は、(村上)博幸さんが後ろにいたからこそ、簡単にはこられなかったのもあるだろうし、普段の練習からアドバイスくれるし、改めて自分ひとりじゃ勝てないんだというのをわかりました」
武田豊樹(5着)
「藤木が強かったですね」




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明日から第54回競輪祭(GI)!GPラストの座を射止めるのは誰だ?

明日から第54回朝日新聞社杯競輪祭(GI)が開催されます。
2012年最後のGIですから、最後のGPへの切符を手に入れるため賞金上位選手は、必死になって勝ち上がってくるはず。
これを狙って車券をゲット!といきたいところですね。
小倉はフグの季節を迎えています。
車券ゲットでフグ三昧を狙いたいです!



明日の特選レース展望
10レース
(2)村上義弘‐(5)市田佳寿浩
(9)神山拓弥‐(3)飯嶋則之
(7)佐藤友和‐(1)伏見俊昭
(4)芦澤大輔(単騎)
(8)小嶋敬二(単騎)
(6)吉田敏洋(単騎)
ここ最近の状況で考えると(7)佐藤からだろう。早めに動くようであれば(1)伏見の差し目もありそうだ。超細切れ戦なので、展開次第で、大きく変わる可能性もありそうだ。

11レース
(3)深谷知広‐(4)山田裕仁
(7)平原康多‐(1)長塚智広‐(8)十文字貴信
(9)渡邉一成‐(2)成田和也
(5)井上昌己(単騎)
(6)松岡健介(単騎)
出来を見ると(9)渡邉がいいなと感じるのだが(3)深谷も(7)平原もいるのでちょっと難しい。ラインが展開でぐちゃぐちゃになると(5)井上も面白そうだ。
でも、(1)長塚が有利にレースを運びそうだ。

12レース
(2)武田豊樹‐(4)岡田征陽‐(8)後閑信一
(5)藤木裕‐(7)村上博幸
(6)阿竹智史‐(3)岩津裕介
(9)浅井康太‐(1)山口幸二

(9)浅井にいいね3つぐらい押したいぐらい良さそう。でも本人はいたって謙虚。(2)武田も引き続き好調をキープしていそうだ。なので岡田から。浅井と武田がやり合えば、捲りごろは誰というのもあるし、(6)阿竹もしくは(5)藤木が逃げればその後ろに誰が入っているのか?がポイントなってくるとと思うけど、ここは武田の番手の岡田が差すと考えていってみたい。


さて、ダッグアウトからはのちほどアップします。

それまでこちらの写真でお楽しみください。

何といっても注目の選手。
脇本雄太。この選手がどこまで上り詰めるのかで大きく変わってくると思います今大会。8レース出場。



ワールドカップ・グラスゴー大会の男子ケイリン銅メダリスト、坂本貴史。

超強運で銅メダルを獲得した坂本ですが、この運を引き続き持っていると台風の目となるでしょう。私的には頑張ってほしい選手です。7レース出場。

浅井康太選手の明日の戦い方に注目したいですね。



大トリは、地元から園田匠選手。
蝶ネクタイをしている!
と、みんなびっくりしていますが、サイクリングジャージ。
シャレが効いています!
後ろで目を見開いているのが松坂洋平選手。びっくりしますよね。
でも、市販されているようです。
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松阪開設62周年記念競輪の優勝は、後方8番手から捲り追い込んだ浅井康太選手!

 こんばんは。RINマガ編集部員の荒木です。本日は「開設62周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪」が開催された松阪競輪場より、最終日・決勝戦のレポートをお届けします。それにしても、浅井選手は強かったですね! 最終2コーナー8番手で肝を冷やした方も多かったと思いますが、そこから驚異的なスピード(上がり10秒8)の捲りで完全優勝。次走、競輪祭で繰り広げられるでああろう88期勢との対決が面白くなりました。このままの勢いでタイトル奪取の可能性は十分にあるのではないでしょうか。



☆地元ファンの大・浅井コールに応える見事な地元記念V!

「今日は本当にファンの皆さんの声援が大きな力になりました。地元記念優勝は初めてなので本当に嬉しいですね。今シリーズは自分でもデキの良さを感じていたので、ある程度自信はあったんですけど、何とか頭まで届いてくれて良かったです。ただ、ここで終わりじゃないですし、次の競輪祭が本当の意味での勝負だと思っているので、このままの勢いで競輪祭を獲ってグランプリに出たいと思います」

●浅井マークの濱口高彰は3着と惜しくもワンツーを逃す。
「いやぁ、まあ浅井が強かったですよ(笑)。あの位置から、あのスピードでの捲りですからね、よく付いていった方じゃないですか。あとちょっとのワンツーだったけど、それはしょうがないでしょう」

●先行した村上義弘ラインの3番手・合志正臣は惜しくもタイヤ差で確定板を逃す4着。
「村上さんもいい感じで駆けてくれたんですけどね。僕は外に後閑(信一)さんが張り付いていたので、浅井の捲りが全く見えなくて。ただ、見えていたとしても止められてたかどうか。まあ、今日はちょっと相手が悪かった(強かった)ですね」

●4番手をキープした後閑信一だったが捲り不発の7着に敗れる。
「実は前(桐山敬太郎)を叩いて主導権を取るつもりだったんですよ。だけど、思いの外、桐山が踏んでいたから叩き切れなくて。それがちょっと誤算でしたね。でも、こうして記念の決勝に乗っていい刺激になったので、色々と調整するところは調整して競輪祭に備えたいと思います」

■決勝戦展開
誘導以下、浅井康太─濱口高彰、村上義弘─市田佳寿浩─合志正臣、後閑信一─中村淳、桐山敬太郎─勝瀬卓也の並びで周回を重ねる。青板バックで上昇した桐山が一旦村上を押さえ、打鐘で先頭に立つと、後閑がその桐山を叩こうとする。しかし、村上が叩き返して主導権を握り、4番手に後閑、6番手に桐山、浅井が最後方の8番手で一本棒となってしまう。それでも、浅井は最終2コーナー過ぎから踏み出すとグングンと加速し、村上マークから抜け出しを図っていた市田を交わして完全優勝のゴール。2着に市田、浅井マークの濱口は3着堅持した。

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大垣開場60周年記念 水都大垣杯の優勝は志智俊夫選手!

 こんばんは。RINマガ編集部の荒木が昨日に引き続き、「開場60周年記念 水都大垣杯」が開催された大垣競輪場より決勝戦レポートをお届けします。優勝したのは地元の志智俊夫選手だった訳ですが、その志智選手を引っ張った深谷知広選手にはたまげましたね! 記念の決勝で先行して、4番手以降を10車身近く千切るとは。恐るべし。競輪祭で88期フィーバーを止めるのは、4
回転という新たな武器を手にした平成の怪物なのかもしれませんね。


☆自身2度目の記念優勝を飾った志智俊夫。

「2回目の記念はずっと獲りたいと思っていたんですけど、歳を重ねるばっかりでなかなか獲れなかったので、本当に嬉しいですね。感無量です! 今日は家族も見に来てくれていたみたいなんですけど、家族には本当に色々と支えてもらって感謝してます…。今回は地元から唯一の決勝進出ということで、プレッシャーもあったんですけど、レース前に山口兄弟(幸二&富生)の2人に気合いを入れてもらったのがかなり効きましたね。練習では山田(裕仁)さんに面倒を見てもらって脚力をつけてもらったりしていますし、本当に色んな人に支えられたおかげでの優勝だと思っています。レースではとにかく深谷が素晴らしかった! スタートで取れた位置が良かったというのもありますけど、掛かってしまってからの深谷は本当に凄くて、僕は後ろを確認する必要が全くなかったくらいですから。あのスピードでは誰も捲ってこないって確信していましたし、僕も全力で抜きにいったんですけど、それでもしっかり2着に残るんですから、やっぱりモノが違いますね。この記念優勝で最高の弾みを付けることが出来たので、次の競輪祭までしっかり練習して、いい結果を残したいですね。間違っても恥だけはかかない様にしないとね(笑)」

●驚異的な先行力でファンの度肝を抜いた深谷知広は大きな手応えを掴んだのか自信に満ち溢れた笑顔を見せる。
「志智さんが優勝してくれて本当に良かったです。バンクも軽かったというのはありますけど、今日は自分が思ってた以上に掛かりましたね。今日のレースで4回転のいい感触を掴むことが出来ましたし、今回の4日間で本当に色んな収穫があったので、結果もそうですけど、いい大会になりました。あとは、この4回転という武器をもうちょっと煮詰めていって、競輪祭で結果を残せる様にしっかりと練習していきたいと思います」

●中部3番手を選択した藤田大輔はきっちり3着をキープ。
「まあ、僕はただ付いていっただけで何もしてないですから(苦笑)。でも、この3着は大きいですね。来年の競輪祭の権利を手にすることが出来たのでね。これをいい弾みにして、またこういう大きな舞台で走れる様に頑張りたいと思います」

●稲垣との即席ラインで臨んだ佐藤慎太郎は懸命の追い込みも4着が精一杯。
「稲垣も普通に考えれば4番手でいい位置なんだけど、勝負どころでちょっと流しすぎちゃったかな。深谷がいて、その後ろに地元の志智さんという並びである以上、今日みたいにドカンと駆ける展開は想定していたんですけどね。まあ、それを差し引いても、今日は相手が悪すぎたよ。深谷が強かったとしか言えないでしょ(苦笑)」

●稲垣裕之は深谷の先行の前に、捲り不発の6着に敗れる。
「気持ちの面での弱さが出てしまいましたね。深谷君にあそこまで行かれてしまったのは僕のミスです。その後は僕も懸命に追いつこうと踏んだんですけど、どんどん離されて、第2先行みたいな感じになってしまいましたね。あの辺が深谷君の強さというか。でも、今日のレースでは失敗から学ぶものもありましたし、次に対戦する時は同じ過ちをしない様にしないと。まあ、決勝ではちょっと情けないレースをしてしまいまたけど、今開催はシューズ(BONT)の面で色々と収穫もありましたし、これを次の競輪祭に繋げていきたいですね」

■決勝戦展開
誘導以下、上原龍─神山雄一郎─朝倉佳弘、深谷知広─志智俊夫─藤田大輔、稲垣裕之─佐藤慎太郎、荒井崇博の並びで周回を重ねる。赤板で稲垣が上原を抑えると、2コーナーから深谷が一気のスパート。打鐘で早くもライン3車出切ってしまう。後続との車間をグングン離していく深谷ラインは完全に「3人旅」状態。4番手となった稲垣は前との車間を懸命に詰めようとするも、深谷の掛かりがそれを許さず、最終バックで完全に勝負あり。優勝したのは4コーナーから抜け出しを図った志智。2着に深谷が残り、ライン3番手の藤田が3着。しかも、稲垣マークで4着の佐藤との着差は「大差」という圧勝劇だった。
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