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初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画俳優さんがテレビドラマへ

2015年01月11日 19時57分03秒 | Weblog


テレビドラマが生時代から

ビデオ・テープの録画ドラマになって

映画のようにドラマを1シーンずつか

連続した数シーンにまとめて

撮像するスタイルになったのと

テレビがモノクロ(白黒)から

カラーテレビになりました



テレビ出演を規制していた

映画の「5社協定」が

緩くなって映画俳優さんの

テレビ連ドラ(連続ドラマ)の

出演が始まりました



映画俳優さんは田村高廣、宇津井健、

小林桂樹、勝新太郎

中村玉緒 若尾文子、

藤村志保、有馬稲子、池内淳子

歌舞伎からは片岡孝夫(15代、片岡仁左衛門)

演劇から緒形拳、山岡久乃、富士真奈美さんなど

テレビスタジオに次々に訪れました



テレビドラマが録画になって

分割撮りができるので

映画俳優さんの忙しいスケジュールに合わせて

ドラマ制作の段取りが

調整できるようになりました




録画テレビドラマ

2015年01月10日 18時39分29秒 | Weblog


テレビドラマは生放送の時代から

ビデオ・テープによる

録画ドラマ時代になりました



銀塩フィルムに撮影していく

映画はスタジオでもロケーションでも

ワンカットずつ撮っていきますが



テレビドラマがビデオテープに録画して

電子編集でテープを自由に編集できるように

なっても、生ドラマのやり方にしたがって

一つのセットか数シーン単位で

三台、四台のテレビカメラを使った

マルチカメラ方式で

録っていきました



例えば2人俳優さんが

出ている場面では

A俳優さんの大写しを①カメラが

B俳優さんの大写しは③カメラが

AとBさんのツーショットは②カメラが

それぞれとらえて、スタジオサブの

映像スイッチャーが切り替えて録画していきます



ビデオ・テープは俳優さんの姿が

録画されると同時に

俳優さんの台詞もビデオテープの

音声トラックに同時録音されます







カツドウ屋とテレビマン

2015年01月09日 20時48分17秒 | Weblog


京都太秦(うずまさ)、帷子ノ辻(かたびらのつじ)に

撮影所が集まっていました

撮影所の近くに映画人(カツドウ屋)も大勢住んでいました

皆、それぞれ映画人(カツドウ屋)と一目でわかる

独特の雰囲気を漂わせていました



テレビ局は繁華街ではじまりました

テレビマンは国鉄や私鉄で通勤していました

スーツ姿のテレビマンは

ビジネス街のサラリーマンと

区別がつきません



テレビ局スタジオで

作業服の赤いジャンパー姿から

スーツに着替えて退社する

テレビマンを見ていると

何の商売かわかりません

… … …

映画と同じ映像を扱うテレビマンから

映画人(カツドウ屋)と違った独特の雰囲気が

出てくるのかと思っていましたが…



日本も戦災で地方へ住居を移して

都会の会社に通う、職住分離になりました

電車で見かけるスーツ姿からその人の職業の

雰囲気はもう伝わってきません

… … …

仕事にまつわる雰囲気とは何だ?と

云われても困るのですが…





ビデオ・テープの「電子編集」

2015年01月08日 18時32分35秒 | Weblog


ビデオテープの編集は

「切り編(きりへん)」と呼ばれて

映像技術者の安全カミソリで

切断編集する神業に

頼っていました



テレビ局出入りで

放送機器のメンテナンスを

受け持っていた

N川電機が切断したテープの

同期信号の切れ目を自動検出して

安全カミソリ付きアームが

でてきてテープを切断する道具を開発しました



N川電機はこの編集機を

全国のテレビ局に売り込み始めましたが…

… … …

まもなく、ビデオ・テープを

物理的に切断することなく

ダビングで編集する

「電子編集」が行われるようになりました

もうビデオテープを

切断することなく編集できるようになりました

編成局長、制作部長のテープ切断の許可はなくなり

自由に編集出来るようになりました



この「電子編集」でデイシーン、ナイトシーン

の照明チェンジや

ドラマ途中での衣裳替えなどの

自由度が増しました



しかし、ドラマの屋外シーンは

大型中継車を使ってロケーションしなければ

なりませんでした。




キネレコまたはキネコ

2015年01月07日 18時16分12秒 | Weblog


テレビ生ドラマ時代、

評判の良かったドラマも

テレビ放映が終わると跡形もなく

消滅します

ドラマにビデオ・テープ撮りが

導入された最初のころ

ビデオ・テープは高価でしたから

放映終了後、消去されて次の録画番組に

使われました



放映終了したビデオ・テープを

バルク・イレーサーにセットして

スイッチを入れると、ビデオ・テープの

リールがモーターでぐるぐるまわされて

完全に消去されるのでした

… … …

折角のビデオ・テープに録画されたドラマが

残っていないのは、一テレビ局だけでなく

全国のテレビ局も同じでした



番組をビデオ・テープ以外に記録する方法としては

「キネレコ」とか「キネコ」という方法がありました

… … …

昔、映画のことをキネマと云われていました

映画雑誌の「キネマ旬報」はいまも続いています



「キネコ」とか「キネレコ」とは

キネマ=映画と、レコーディング=記録の合成語で

番組を映すブラウン管と

それに正対する銀塩16ミリフィルム撮影機

で番組をフィルムに記録する装置です

… … …

何故か「キネコ」の映像は鮮明度が悪く

初期のテレビドラマが記録され

残されていたとすれば

この「キネコ」だけでした







富士フイルム製ビデオ・テープ

2015年01月06日 18時29分55秒 | Weblog


テレビドラマが録画撮りになって

VTR室を訪ねてみると

大きな機械にこれも大きなビデオテープが

早いスピードでまわっています

… … …

ビデオテープはアメリカ

3M社のスコッチテープです

ラジオの音声テープもスコッチでした

国産ではソニー製も使われていました



ビデオ・レコーダーが実用化すると

スコッチ・テープに次いで

富士フイルムのビデオ・テープが

現れました



当時、富士フイルムは

映画用フィルムをはじめ

銀塩フィルム、印画紙の大メーカーなのに

ビデオ・テープへの参入とはなんと

敏感なメーカーだとビックリしました



やがて全国のテレビ局に

アンペックスのビデオ・レコーダーが

普及するはずですから

ビデオ・テープの需要は

どんどん伸びるはずです

… … …

そして富士フイルムの

ビデオ・テープは現場に

評判が良いのでした






ビデオテープの編集

2015年01月05日 17時59分19秒 | Weblog


録画ドラマは、生ドラマと

同じようにドラマ頭からラストまで

ノンストップで録画していました



VTR部の技術者が

音声テープの編集と同じように

ビデオ・テープを編集する

手法を考えました



ビデオ・テープは映像信号と同時に

同期信号も録画されています

編集したい個所に、ある液体を塗ると

映像信号と同期信号のパターンが

浮かび上がります

その同期信号の切れ目に定規を

あてがって安全カミソリの刃で

切断して、スプライシング・テープで

つなぐのでした



神業(ゴッド・ハンド)で神経を使う作業です

たまに編集個所をプレビューすると

一枚絵が流れて失敗することがありますが

やり直すと綺麗に編集されます



この作業を「切り編(きりへん)」と

呼んでいました。高価なビデオテープを

切断すのですから編集局長か制作部長の

許可が必要でした

兎に角、録画ドラマのテープが

編集できるようになったことは

格段の進歩でした







テレビ生ドラマから録画ドラマへ

2015年01月04日 18時34分45秒 | Weblog


ラジオでは録音番組が

普通でした

番組担当プロデューサーは

録音した6ミリ巾の

音声テープを消磁したハサミで

斜めに切断してスプライシングテープを貼って

手軽に編集していました



ラジオがテープで

簡単に録音番組が制作できるのだから

やがてテレビも録画番組ができるだろうと

予感していました

… … …

ビデオテープレコーダーが出現しました

音声(ラジオ)に比べて映像(テレビ)は

扱う周波数帯域が非常に高いので

テープ巾は5センチ(2インチ)で

写真フィルムのブロニー判ほどの巾で

大きくて重いテープでした



ビデオレコーダーの出現で

生ドラマはなくなり

すべて録画ドラマになりました

もうスポーツ感覚で夢中で制作していた

ドラマはなくなりました、

… … …

撮り終えた録画ドラマを

スタッフ、俳優さんが集まって、

冷静にプレビューできるようになりました



録画ドラマになっても

生ドラマと同じようにノー編集の

ノンストップ制作でした

… … …

最悪NGが出ればドラマ頭から

録り直せばという安心感で

スタジオの雰囲気が少し変わりました








テレビ生ドラマと舞台

2015年01月03日 18時49分13秒 | Weblog


テレビ生ドラマは

どうぞ放送時間にキチッと納まるように

また、映像不体裁(えいぞうふていさい)も

出ないようになど、祈りながら

開始時間を待ちます



ドライ・リハーサルからカメラ・リハーサルまで

順調に済ませたときに限って

予期せぬ小さな間違いが生じるのでした

… … …

リハーサルを繰り返しても

うまく行かないときは

本番でスーッと乗り切れるのでした



喜劇女優(舞台)の由良みち子さんに

客席で観客が弁当をつかっていて

ざわざわしているとき、芝居を続けるのは

嫌でしょうね…と聞いたことがありました

彼女は客席がざわざわしているとき

芝居を面白く熱演をぶつけて

客席の箸を止めてやろうと

ファイトが沸くのですと…



舞台女優さんのように

テレビ生ドラマは放送していて

視聴者の反応をスタジオで感じることはできません

カメラマンはファインダーを覗きながら

このカメラの映像が何万人の居間のテレビに

直結しているのだと、心に命じるだけでした



生ドラマが終わって、スタジオから出てくる

スタッフ、俳優さんは、顔を真っ赤に上気させて

まるでスポーツ1試合が

終わったような雰囲気でした

いま放送したドラマが面白かったのかどうか

わかりません

… … …

こんなことが何時まで

続くのか…が当時の感想でした







住吉神社

2015年01月02日 23時10分46秒 | Weblog


わが大阪府河内長野市小山田町に住吉神社があります

住吉神社(すみよしじんじゃ)は、

日本全国に北は小樽市から東京、京都、広島、九州など

約600社あるそうです

… … …

祭神は住吉大神

息長足姫命(神功皇后)

武内宿禰

です。