
普通のスライドプロジェクターの
手動スライドキャリヤーは2枚の
スライドが並んで入るように
なっていました
1枚目のスライドを映した後、キャリヤーを
手で動かして2枚目をスクリーンに映します

そこでキャリヤーの1枚目の
スライドを3枚目に
変えておきます
スライドキャリヤーを
動かして3枚目を映します

薄暗くした室内で、
スライドを取り替えるのですから
たまに上下左右を間違えることがありました

その点、ローライのオートチェンジャー機は
上映するスライドをカセットに順番に装填して
あとはリモコンスイッチで行えるので楽でした

簡単なプロジェクターではスライドを
チェンジすると
紙芝居の絵の引き抜きのように
画面がガサッと動きました

ローライプロジェクターで
1枚目のスライドでチェンジボタンを
押すと、スクリーン上の画面は
真ん中に小さな明るい円を残して
スクリーンは暗くなります
小さな明るい円の中で
スライドが2枚目に
チェンジされてスクリーンの円が広がると
2枚目のスライドに変わっています
… … …
スライドチェンジで、スクリーンを暗転すると
スクリーンを見つめる眼に負担がかかるので、
スクリーンを小さな明るい円で残していたのでしょう
実にスムースなスライドチェンジの機械でした
