初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

国産初の天然色映画「カルメン故郷に帰る」

2022年08月11日 17時46分19秒 | Weblog


アメリカから天然色映画つまり

テクニカラー方式のカラー映画が

どんどん入ってくるのに、刺激されてか

日本でもカラー作品制作があちこちで

検討されていたようでした。

ー ー ー

国産フィルムを使った天然色映画が

松竹大船(おおふな)で制作され公開

されました。

松竹大船は現代劇の撮影所

ですから、ストーリーは現代劇

でした。

ストリッパー・カルメン(高峯秀子)が

故郷へ錦を飾るというと話でした。

監督は木下恵介(きのしたけいすけ)でした。

この国産初の天然色映画の題名は

「カルメン故郷に帰る」でした。

ー ー ー

肝心の天然色映画の撮影フィルムは

富士フイルムが使用されました。

当時、カラーフィルムはリバーサル方式

でした。

富士フイルム側も技術協力があつたのですが

さぞ、大変だったでしょう。

撮影現場は、浅間山山麓のロケーションだけで

スタジオでのセット撮影は無かったようです。

当時のカラーフィルムがデイライト用で

セットの照明に合わせたタングステンタイプが

なかったのかも知れません。

ー ー ー

国産初の天然色映画のストーリーが

現代劇だったので、オールロケーションで

制作できたのでしょう。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿