色彩のないモノクロ映画として
制作されてきた時代劇のセットに
塗られた塗料が色彩映画の
画面にどのような色で写るのか
未知でした
… … …
例えば赤い色の塗料が色彩映画の
画面でどのような赤色に写るのか
わかりませんでした
次に時代劇のセットの照明の問題です
コダックは色彩を正しく再現するには
なるべくコントラストの低い照明で
つまりメーン・ライトとフィルイン・ライト
の比率は3:2がよいというのでした
しまりのない曇天のようなフラットな照明が
色彩再現によいというのです
… … …
しかし「地獄門」のラストのクライマックスの
ナイト・シーンで親父は白黒映画のように
コントラストの高い照明を使いました
見事、このシーンは迫力場面となりました
… … …
親父は、モノクロもカラー映画も照明は
同じだと私に云いました
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