テレビ映画制作は、アメリカでは
ハリウッド、日本では映画撮影所が
主に制作していました。
テレビ放送局のフィルム放送は
16㍉フィルム用のプロジェクター
でした。
テレビ局の映写機が
16㍉でしたから日本の
撮影所で制作されるテレビ映画は
最初から16㍉カメラでスタートしました。
ー ー ー
劇場映画制作の35㍉カメラと
テレビ映画制作の16㍉カメラを
単純に比べると、16㍉カメラは
貧弱?です …。
ー ー ー
テレビ映画に初めて
出演される映画スターさんは
現場の貧弱な16㍉カメラを見て
さぞ、ビックリされたことでしょう。
そこで、担当する映画スタッフは
大型のカメラを使用する劇場用映画制作を
「本編」といい、小型カメラで仕事する
テレビ映画をわざわざ、「テレビ映画」と
区別されていました。
新しく始まったテレビ局の
スタジオで制作される「テレビドラマ」で
使用されるテレビカメラは、レンズ4本の
ターレットの付いた大きなカメラでしたから
それなりに出演される俳優さんに威圧感が
ありました。
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