
映画やテレビで俳優さんの台詞と
その俳優さんの口の動きが気になります

俳優さんの台詞だけでなく
歌番組で歌手の大写しで
歌詞と口の動きも気になります

歌手の口の動きが微妙に
違って見えるとこれは
口ぱく(クチパク)だと云われます

映画やテレビ番組では
台詞でも歌でも口の動きと
一致させるため
リップシンクと云って
技術的に努力します

外国の映画やテレビ映画を
日本の声優さんで吹き替えるのには
外国語の俳優さんに日本語の台詞を
はめ込むのですからリップシンクは
とても無理です

リップシンクは無理なのでせめて
外国の俳優さんが台詞の頭から言い切るまでの
時間内に日本語の台詞をはめ込みます

外国の映画を日本語に吹き替えるのに
翻訳家は元の台詞の長さと
日本語の台詞の長さを揃えるのに
センスと才能で辻褄を合わせます

撮影所からTV局といろんなお仕事をされていたんですね。
私はTVの世界はよくしらないので、ただ、ただ、TVを見て
楽しんでましたが、
お仕事となると、大変なこともたくさんありますよね。
私もちょうど就職難で、何回も何回も受験して、
教職につきました。小さな田舎で。
30をすぎて、ふとしたきっかけでみた、藤山寛美さんの
DVDをみて、昭和の時代に戻れたら、もっと、もっと
観劇して、心に肥やしを与えられたのになあなんて思います。
TVや映画は、人に感動を与えるすごい仕事だなあと思います。
今はインターネットでなんでもできて便利ですが、そのぶん、
なんとなく、人情とか、せつなさとか、人の情みたいな作品を欲して
しまいます。