
アメリカの映画はハリウッドで
作られます
何台ものカメラ(マルチキャメラ)を
使った作品は音楽物、ミュージカルでしょう
ミュージカルにはマルチカメラ方式でないと
俳優のアクションがつながりません

とにかく、ハリウッドでの
フィルム消費量は大変なものです

ハリウッドではカットを撮るとき
監督が
「用意…」
の号令でキャメラは廻りはじめます
「アクション」
の声で
助監督がゆっくりと
カチンコを出すと聞きました。

日本では、監督が
「用意…」
の声で、キャメラ前にカチンコがさっと出されます
「スタート」
で、すかさずカチンコが鳴り、
極力、フィルムのむた遣いを防ぎます

テレビのニュース番組はフィルムの取材です。
アメリカでは映画界の大量のフィルム使用
の伝統にならってか、
米国テレビ界のフィルム使用も
大量だったのでしょう

この大量のフィルムをなんとかしようと
米国テレビ界は考え始めました
