見解は変わらず。
◎サンリヴァル
○ワグネリアン
いよいよ今年も皐月賞。
メンバーのレベルは現状イマイチな気がするが、
馬券的には難解で面白いレース。
紐解く上で厄介なのはキタノコマンドールの査定が難しいことと、
スプリングSの時計が優秀ということだろうか。
ただ、今年はここに向けてプラス要素が多いサンリヴァルで楽しみたい。
週中の想定からかなり雨量が減りそうなのが不安だが、
ある程度力が要る馬場になるのではないだろうか。
このサンリヴァルはホープルフルS、弥生賞で既に優劣が付いている
ように見えるが、実際そうだろうか。
ホープルフルSはかなり厳しいラップで先行しており、展開的には
勝ちに等しい内容だったといえる。また休み明け+8キロだった。
その後2ヶ月挟んで出走して来た弥生賞では大きな前進を見せたが、
王者ダノンプレミアムに早めに来られ、究極の瞬発力が問われた流れは
決してこの馬向きではなかった。
このレースも気持ち余裕仕上げでデビューから18キロ増は全てが成長分ではないだろう。
今回はこれまで以上に調教に負荷が掛かっており、体重も絞れこれまでで
1番の目一で来ると思われる。
中山2000M4戦目という熱意はヒシヒシと伝わってくる。
ただ、幾ら状態UPといえど例年の高速皐月賞ではこの馬に出番はないだろう。
そんな中で、今年は幸運にもやや重い馬場で競馬が行われそうなのは追い風だ。
個体差があるとはいえ、ルーラーシップ産駒は距離延長、重馬場でも
数値は落とさない種牡馬だ。そういう種牡馬は決して多くない。
鞍上も2018年は高いレベルで安定しており、昨年のクリンチャーでの経験も無駄にはならない。
これだけ明るい要素があって9番人気ならば、もう迷わずサンリヴァルで勝負したい。
現状、女房役はワグネリアンで考えているが雨量等を見て、
午後に最終決断を記したい。
◎サンリヴァル
○ワグネリアン