東京のG1で久しぶりに白熱した直線の攻防だった。
決着タイムを見た時には、半マイル通過を見間違えたのかと思ったが、
内容を確認すれば極度のハイゾーン競馬だった。
昨日の馬場と比較するとマイルでも1秒以上は掛かってしまう馬場であり、
これぐらいのレベルの馬からすれば重たくも感じられる馬場だったか。
結果1,2着馬を見ればそれもより納得が出来るものであり、散水効果は想像以上に
働いたと言えよう。レース後、それまでのレースを振り返れば一日時計が掛かっているのは
一目瞭然であり、これを怠っては話にならず、久しぶりにキョトンとしたゴール決着だった。
先週の目黒記念同様、しっかり馬場傾向を察知している賢者には
もって来いの今年の安田記念だった。
こういった馬場に適性が無いわけでないリーチザクランは今後は更に活路が
見出し難い。競馬がし易いトライアルタイプのままで終わってしまうのか。
トライアンフマーチはいつものように最後脚が止まっているように見えるが、
内容は極めて優秀。
NHKマイルのサンライズプリンスも似たような敗北だったが、こちらの方が
相対的に遥かに優秀であり、マイル界の頂点に既に立っていると把握しておきたい。
今週は今日までろくに出走馬も把握していない競馬に無気力な
週末であったが、オッズが割れているとなれば馬券者はじっとしていられない。
日本馬の絶対値は60前後だから例年と比較しても、かなり低い。
とはいえ、素直に香港馬にすぐ取り付きたくなるような直感は無く、
馬場も嫌である。
出走馬を見渡して、唯一ある程度の安心が感じられるのはトライアンフマーチか。
最後に脚が止まり気味になるのは気になるが、短距離路線を毛嫌いする陣営も
ようやく割り切って馬を可愛がり始めたのは好材料。
マイラーズカップを数字だけで把握すると、先に挙げたトライアンフマーチが
断然であり、リーチザクラウンは東京マイルで惨敗もあると思っていたが、
ゴール前50メートルの手応えはとってもインパクトがある。
スタートしてから速くない上での1枠だけにリスクは大きいが、そこは名手の
腕で強気な先行から時計勝負で押し切りたい。
政界も長く主役不在、短距離路線にもそろそろ真打の誕生を期待したいが果たして。
高速マイルはスピリタス型が強く、マルカフェニックスには警戒しておきたい。
◎ リーチザクラウン
○ トライアンフマーチ
注 マルカフェニックス
週末であったが、オッズが割れているとなれば馬券者はじっとしていられない。
日本馬の絶対値は60前後だから例年と比較しても、かなり低い。
とはいえ、素直に香港馬にすぐ取り付きたくなるような直感は無く、
馬場も嫌である。
出走馬を見渡して、唯一ある程度の安心が感じられるのはトライアンフマーチか。
最後に脚が止まり気味になるのは気になるが、短距離路線を毛嫌いする陣営も
ようやく割り切って馬を可愛がり始めたのは好材料。
マイラーズカップを数字だけで把握すると、先に挙げたトライアンフマーチが
断然であり、リーチザクラウンは東京マイルで惨敗もあると思っていたが、
ゴール前50メートルの手応えはとってもインパクトがある。
スタートしてから速くない上での1枠だけにリスクは大きいが、そこは名手の
腕で強気な先行から時計勝負で押し切りたい。
政界も長く主役不在、短距離路線にもそろそろ真打の誕生を期待したいが果たして。
高速マイルはスピリタス型が強く、マルカフェニックスには警戒しておきたい。
◎ リーチザクラウン
○ トライアンフマーチ
注 マルカフェニックス