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トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

萌え寺でメイド喫茶/八王子・了法寺

2009-11-21 21:39:22 | 日記
 今日から始まったいちょう祭り、このお祭りの開催日に合わせて、甲州街道沿いの萌え寺こと了法寺で、メイド喫茶が開かれる。

 初めは、どこにあるお寺さんかと思ったが、以前から、その前を通っていたことに気が付く。

 閉店間際に行ってみた。境内のテントの中で喫茶店は開かれている。日が落ちると寒いので、テントの中には、ストーブが置いてあった。

 アキバと同じスタイルなので、決まり文句での挨拶がある。一般公募のメイドさん達によるサービス。漫画家の先生がおられたが、当方、おたくの世界には疎いので、お名前は存ぜぬ。おそらくは、境内の萌えの案内板を書かれた先生であろう。気軽に、ファンのためにマンガを書いておられた。ファンの男性は、いたく感激、恐縮していた。

 コーヒーと焼き菓子セットを注文する。600円也。メイドさんのおいしくなる「おまじない付き」。後から、同じセリフを言う。「南無、南無」。なるほど、ここは日蓮宗のお寺さん。続けて、あれ、忘れた。「わんわん、にゃんにゃん」かな?にゃんにゃんは、ポーズまで取らされたから確か。その後、「おいしくなーれ」。正確に知りたい人は、明日も9:00~16:30に開店しているので、実際に体験してみるといい。でも、天気が悪くても開店しているのだろうか。

 メイドさんの写真が撮れないのは、アキバ同様。資本主義の原理。なんせ、虚構の世界だから。大人の「ごっこ遊び」だ。覚めていると、おたくにはなりきれない。有料では、写真を撮ってもらえそう。メイドさんが、ポラロイドカメラで写していたから。

 入口では、おみくじや、くじ引きコーナーもあり。

 バックに墓地も眺めながら、しばし、休息をとった。かくして、好奇心の探訪は終わった。「行ってらっしゃいませ、旦那さま」。嘘臭いんだよな。













毎日jp.了法寺”萌え寺”にメイド喫茶が登場 「おかえりなさいませ」東京八王子

【萌え寺】了法寺の萌え看板【ちびねん】



趣味の日記/化石と園芸

2009-11-13 17:32:59 | 日記
 月刊化石コレクションの4号は、マササウルスの歯でした。本屋で予約していた本の付録の化石は、接着剤で付けているような感じで、形もいまいちなので、今日、本屋で、形の良いものを又買いました。地球の鉱物コレクションも定期購買していますが、鉱物に当たり外れがあるようです。



 植物の方は、久しぶりにチランジア・ウスネオイデスを求めました。この植物に興味を持ったのは、アメリカ映画で、南部地方が描かれる時に、森の木々に、不気味にぶら下がっている風景に心を惹かれたからでした。
 どうも、忙しいと、チランジアは水をやらな過ぎで、枯らしてしまうことがあります。初代のウスネオイデスもそうした運命をたどりました。
 お店で売られている時は、スパニッシュモスという名前の時があります。日本名は、サルオガゼモドキなのですが、どんな意味なんでしょうか。
 目立たないが小さな花が咲きます。その後、綿毛のタネが出来ます。チランジアの仲間は、着生植物が多いので、綿毛が風に乗って、樹木の幹に着床して、条件が良ければ発芽するのでしょう。
 ウスネオイデスのタネを、ヘゴ板にミズゴケを着けたものに付着させて、発芽させてみたことがあります。可愛い苗が出来ます。
 今回の、ウスネオイデスは、もう少し、気を配って大きくしたいですね。





日記/手話まつり

2009-11-08 23:32:28 | 日記
 今日は、地元の手話まつりに行ってきました。天気は、大丈夫でした。
サークルで作ったクッキーは、マドレーヌが売れ残るかと心配しましたが、時間内に余裕をもって完売しました。売り子さんとお客様のお陰です。













 お茶会に寄りました。椅子に座って抹茶をいただくというもので、不作法な僕は飲み方を聞いてしまいました。でも、説明の後に、ご自由にお飲み下さいとのこと、甘いお菓子を食べてから、苦い抹茶をいただきました。日本人なので、いつかは、死ぬ前までには、作法の基礎位は習いたいものです。

 お昼は、模擬店めぐり。お好み焼きは好評で、行列が出来ていました。焼きそば、クレープ、玉こんにゃく、コーヒーをいただきました。

 たましろの郷からも、出店がありました。仲間のつくった紙製の植木鉢カバー付きのサボテンの鉢植えを2種類、それとネギを買いました。
 たましろの郷では、今年は、「手話で語る戦争体験」(これは、毎年、中野区で開催されているイベントです。終戦から年月がたって、段々と戦争体験者の数が減ってきています。ろう者による戦争体験が手話で語られますが、戦時下のろう者の置かれた立場と戦争体験という貴重な証言の記録です。)のDVDを製作しましたので、会場にそれがあるかなと期待していたのですが、今回は、まだ置いてありませんでした。サークルを通じて、たましろの郷のカレンダーと一緒に買うことができそうです。

 バザーは、毎年楽しみにしています。格安で、興味のあるものを買うのがいいですね。今年も、掘り出し物を手に入れました。

 手話の読み取りが、上手く出来ればいいのですが、年齢を考えるとぼちぼちやるしかないようです。若ければ良かったのですが。

寝る前に

2009-11-07 00:19:41 | 日記


 木曜日の患者会の役員会が終わった後、会場のビルから、絵のような富士山がみえました。高尾山に登らなくても、街の中からも見えますね。



 金曜日、これを書くつい先ほどの日に、日曜日の手話まつりで売るクッキーをサークルで作りました。袋詰めまで、楽しく出来ましたが、いささか疲れましたので、本番の体力温存のために、ブログをこの辺で書き終えて、早く寝たいと思います。今日は、透析があるので、余裕を持って明後日に備えたいです。
 簡単な投稿文でしたが、また、後で。おやすみなさい。

タイガとココアのグッズが届きました

2009-10-31 00:48:54 | 日記
 先日、タイガとココアの話を読んだ後に、NPO法人釧路市動物園協会に注文していたタイガとココアのグッズが届きました。

 クリアファイルと、携帯ストラップは、友人の分も買いました。





 タイガとココアの成長の記録のDVDは、今日の透析の時に観ようと思っています。



 命の重さや、生きる力を教えてくれたタイガとココアでした。タイガの死はとても残念でしたが、ココアのこれからの生きる力に期待しています。頑張れ、ココア!

いのちかがやけ!タイガとココア―障がいをもって生まれたアムールトラのきょうだい
あんず ゆき
文溪堂

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ガリ版刷りの思い出

2009-10-28 23:54:10 | 日記
 地元のタウン誌を読んでいたら、府中市の会社で、今風に改良されたガリ版印刷のキットを売り出したという記事に目が止まりました。

 昔は、そう、僕が高校生の頃までは、学校を中心に使われていた印刷方法は、ガリ版刷りでした。学期末テストも、保護者へのお知らせも、先生達がガリ版印刷したものでした。文集なども、わら半紙に印刷したものを、ホチキスで閉じたもので、原題のワープロ、プリンターによる印刷と比べると、手間のかかるものでした。

 小学生の頃から、僕も、新聞を作ったりしました。もちろん、カットも、原紙に鉄筆で書いていくわけです。この特殊な原紙は、薄くて破れやすいものなので、扱いには注意が必要でした。

 高校の文化祭の時は、フォークソングが流行っていた頃で、生徒会で、ガリ版刷りの歌集を作ってました。生徒全員に歌唱用に配りました。

 何故か、わが家にも、ガリ版印刷機一式がありまして、結構、ビラなどを書いていました。インクを付けたローラーで、わら半紙に、上手く刷り上がった時は、嬉しかったですね。

 といっても、文章で書いた所で、この話が通じるのは、ある年齢以上の人でしょう。

 さて、タウン誌に載っていたガリ版印刷機は、扱いやすいようにハガキサイズになっているそうです。また、原紙も鉄筆ではなく、ボールペンで書けるようになっています。ローラーでインクを刷り込むというのは変わらないとのことで、インクは洗濯にも耐えるので、Tシャツにもプリント可能。

 アナログな物を製作した会社なんですね。今年1月に発売したそうですが、懐かしさと共に、電気を使わない(まあ、当然ですが)エコ印刷機として注目を集めているそうです。

『アンペック』ガリ版印刷機キット

三行日記

2009-10-28 18:33:19 | 日記
ブログでよく見かける新製品が野次馬根性を刺激する
今回はペプシのあずき味
早速試したが、あずきの味はあまり感ぜず、甘過ぎるかな

ペプシのペットボトル1本分の水分の他に飲料水を飲む
透析患者は、前日の尿量+500ccがとっていい水分量の目安
でも、たくさん歩いたので、中二日の体重増加は1400グラム

昨日から読書週間始まる
たくさん本を読みたい
でも、積んどく状態

東京都は26日から新型インフルエンザのワクチン接種開始
でも、昨日までに透析施設のスタッフの接種は行われていない
ということは、透析患者の接種もさらに遅れるのかな

透析患者はタミフル1錠で5日間効果が持続する
尿から排出されないため
得したような気がするものの、感染後は重症化が心配

三行日記

2009-10-25 18:17:13 | 日記
街の朝のよく見かける風景は行列
一つは、催眠商法のお得意さんの高齢者の早々と開店前に出来る列
もう一つは、パチンコ依存症の若者の開店前の順番待ちの列

外出にはマスク着用が習慣になった
来年の春まで使っても余る位今回はため込んだ
でも、百円ショップで10枚入りのマスクを見ると、何故かまた買いたくなる

今日も外出のマスクをしていく
気温が低いので、息でメガネが曇る
白内障になった気分で歩く

清掃工場見学

2009-10-23 23:59:15 | 日記
 今日は、サークルの社会見学で、北野清掃工場とあったかホールに行きました。
現地集合なので、自宅から、浅川沿いの遊歩道に沿って歩いていきました。いつもは、行くことのない先の方まで行きました。



 河川法が改正されてから、環境保全の必要性も法律に書き込まれました。毎年、晩秋から春にかけての渇水期に、護岸工事が行われていますが、最近は、樹木も工事の後に元の場所に戻されるようになりました。河原には、大きな木も成長しています。
 でも、在来種の野草はかなり姿を消したようです。



 ロードバイクを楽しむ人たちを多く見かけます。



 八高線の踏切を渡ると、工場はもう目の前の距離です。



 はじめに、北野清掃工場の見学です。見学までに、レクチャーがありました。
主だった説明の内容の一部は、

 ☆平成6年に作られました。3ヶ月連続で、24時間稼働しています。年に4回、整備のために運転を休みます。5日間かかりますが、1月末からは30日の運転休止をして、大規模な整備をするとのことです。
 ゴミを100t処理する能力があるそうですが、実際は80t位を処理しています。八王子では、4か所の清掃工場(内市内3か所)が稼働しています。近いうちに3か所となります。これは、ゴミの減量化を受けてのものです。
 ゴミの収集車は、全市で約100台、従業員は運転手も含めて240人いるそうです。この数で、人口55万人のゴミ回収の仕事をしているとは驚きです。
 なお、焼却出来ないゴミの最終処分場は、日の出町二つ塚にありますが、いずれ、そこが満杯になった後の事は、予定が立っていません。
 レクチャーの後は、工場内の見学を行いました。

 ゴミ収集車が入ってゴミを捨てるスペースに、蜘蛛が何匹か巣を作っていました。こういうのに、目がいってしまいます。多分、ガラスの向こう側の空間で、ハエなどの虫を食べて生きているのでしょう。中は、悪臭に満ちているそうですが、蜘蛛は平気なんですね。なお、この悪臭は、エアカーテンの使用で、外部には漏れないようになっています。



 ゴミ焼却の際の余熱を利用して、お隣のあったかホールの浴場と温水プールに、お湯を提供しています。次の見学は、あったかホールで、市内での、住民による里山保全の話と、ゴミの分別の仕方を確認しました。



 ゴミ焼却の際に出た灰は、以前は埋め立てていましたが、現在は、エコセメントの原料にしているそうです。あったかホールの構内にある、かわいいベンチは、このエコセメントで出来ているそうです。



 あったかホールの中には、聴覚障害者が運営する「喫茶ほほえみ」があります。ここで、昼食をとりました。見学の後も、クリームあんみつを食べてしまいました。甘いものには弱いのです。それに、帰りも歩いて行くので、エネルギー補給もしなくてはね。



 帰りも、浅川沿いに帰ろうと思いましたが、買い物の要件が出来たので、街中に出てみました。
 結局、今日はたくさん歩いたので、今、腰が激しく痛い状態です。

ふれあい運動会

2009-10-18 23:09:28 | 日記
 今年も、ふれあい運動会の応援に行ってきました。サークルに入ってから、毎年行っています。

 色々な障害を持った仲間たちの運動会です。僕も一応は、内部障害者です。

 ミニマラソンや、リレーは、障害別に行われます。
 






 自由参加の競技もいくつかあります。僕も参加してみました。



 人気のあるのは、パン食い競争です。今年も、参加券をもらって、アンパンをゲットしました。



 昼は、ろう協とサークルのテントで、みんなでお弁当を食べました。差し入れもあって、楽しいものです。この間、会場では、市内の大学のチアリーダー部による演技が行われていました。



 福引の景品は、今年は、スプーンとフォークのセットが当たりました。木馬工房の作っているものです。



 市内には、たくさんの福祉作業所があるということをいつも感じています。そして、仲間の走りを観ていると、幸せって何かと思ってしまいます。

 リレー競技などは、ちゃんと順位を付けます。一部の小学校で、差別につながるということで、運動会の競技に順位を付けないという間違った教育を行っている所があると聞きます。ふれあい運動会では、1等賞は、みんなの前で、表彰状とメダルの授与が行われます。競技の〆は、いつも、体操を兼ねたダンスです。今年は、おどるポンポコリンでした。みんなと踊ると、羞恥心が飛んで行ってしまいます。

 最後に気になったことです。競技中は、観客や仲間たちが「頑張れ!」と声を出して応援します。でも、今日は、ボランティアか親御さんらしい女性が、そばを、聞えよがしに「頑張っているのにね」といって通り過ぎました。複雑な思いがしました。

寝る前に/患者会の事など

2009-10-16 00:38:19 | 日記
 身体が温まると、かゆみを覚えるようになった。皮膚も乾燥しだした。透析患者なりの季節の変化の身体での受容。気を付けないと、かゆみを掻き過ぎて、かさぶただらけになりかねない。掻いている当初は、気持ちが良いのだが、後がいけない。風呂の中で掻き跡がしみてくる。もう、保湿クリームを使用開始しなくてはならないが、結構、性格がずぼらなので、毎回、塗るのが面倒臭くなる。

 八王子には、透析患者は何人いるのだろうか。東京都では、2008年末で27212人の患者がいる。全国では人口100万人あたり、2213.4人の割合となる。1000人いれば、2人は透析患者ということになる。
 八王子市の人口は、10月1日現在で551,354人になるので、透析患者は1200人位になるのであろうか。

 八王子にも、やっと、八王子市地域腎友会が立ち上がった。地元の6つのクリニックの患者会が中心になって、9月20日に設立された。10月1には、市長に表敬訪問に行っている。
 新型インフルエンザの対応など、市のレベルで患者の声を行政に伝える必要があるので、今後の活動に期待する、というか、当事者として関わっていかなくてはならない。また、市内の患者会同士のネットワークを構築することで、情報交換をはじめ交流を図っていきたいと思っている。また、個人的な希望だが、市内の各障害者団体と、障害者運動で共同出来たらいいなと思っている。

 今度の18日の日曜日は、市内の福祉作業所の仲間たちが参加するふれあい運動会が冨士森公園で開かれる。いつもは、応援に行って、いくつかの競技に参加する。今年は、サークルを通して申し込まなかったが、体調がよかったら見学に行ってみようと思っている。本当は、透析患者会も参加できれば良いのだが。なお、知的障害者だけでなく、八王子のろう協も毎年参加している。
 
 

台風一過

2009-10-09 02:08:17 | 日記
 透析日の朝、風こそ強く吹いていたが、日が出たのでホッとした。川も増水したが、普通の台風の時と比べて、水量がはるかに少ない。こんな時は、川辺は崩れやすいので危険だが、タモ網でさらってみると、結構、サカナが網に入る。川の縁に急流を避けて集まっているのだろう。などと、取り留めのないことを考えながら、クリニックへ向かう。

 水位計の所も、流れは速いが、水位はそんなに上がっていない。



 でも、橋の上からのぞくと、川が暴れているのがわかる。



 その日(正確には昨日の火曜日)は、クリニックで、季節性インフルエンザと新型インフルエンザのワクチン接種の予約をした。季節性の方は、早めに接種できるが、新型の方は、11月の上旬頃だろう。
 渋谷区では、優先順位者に、接種1回あたり2000円の助成がある。港区では、無料だという。今後、自治体の財政状態により、格差が目立ってくるだろう。わが街は、おそらく助成なしだろうな。

 その日は、患者会の役員会の予定だったが、前日に「直撃」の可能性を考慮して中止にしていたようだ。掲示板に中止の張り紙がしてあったが、実際は、天気が回復していたので出来たのにな。八王子市内の東腎協加盟の患者会がまとまって八王子腎友会が立ち上がった事の報告を楽しみにしていたのだが。

 帰りも川を見てみる。台風一過の言葉の通りの青空の下、川の水は流れる。
たいふういっかといえば、昔、テレビで台風一家という番組を放送していたことを覚えている人はいるのかな。少年発明王という子ども向けの番組に出ていた子役が、この番組にも出ていたので、記憶に残っている。少年発明王は、雑誌のおもしろブックに連載していたのであろうか。
 と、また、取り留めのないことを考えている。
 

3冊の本

2009-10-08 01:00:05 | 日記
 7日㈬は、月刊化石コレクションの発売日だった。3巻目の化石は、アンモナイト。台風の影響はまだない午前中に、傘をさして駅前の本屋に予約した本を取りに行く。

月刊化石コレクションno.3

朝日新聞出版

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 前日は、同じ朝日新聞から「週刊マンガ日本史 創刊号卑弥呼」を買った。創刊号だけ、定価が180円だったので、どんなものか、お試しのつもりで購入した。

 人物50人で歴史を描くという。問題は、選択された人物であるが、東郷平八郎や東条英機、マッカーサーまで含まれている。描き方によっては、自由主義史観の扶桑社や自由社の教科書の形をした「読み物」のようになってしまう危険があるので、確認する必要ありだ。といっても、このシリーズに関しては、ネット上で、もう、ネット右翼の連中が、朝日新聞社の出版だから自虐史観だろうとか書き込んでいた。彼等は、どうせ、小林よしのりの子ども達なのだろう。せいぜい他虐史観を吠えていれば良い。
 このシリーズの登場人物には、それぞれキャッチフレーズが付いている。坂本竜馬は「幕末日本のヒーロー」で、土方歳三は「最後のサムライ魂」だって。薩長連合を用意し、お膳立てをしたのは別の人物たちで、竜馬の独創でもないし、土方歳三は暴れん坊にすぎないという評価もある。第一、新撰組自体が過激派のような殺人集団なのだから。他にも、検討しなくてはならないようなキャッチフレーズがあるが、それぞれの人物は著名な漫画家が描くということで、まずは、実際に読んでみなければわからないのだが。
 卑弥呼のように、イマジネーションで描くしかない人物は、漫画家の腕の見せ所であろう。予知能力を持った女性として描かれていたが、彼女の観た未来は、まさに、このシリーズの序曲にふさわしいものだった。
 人物を中心に書くと、どうしても、天才主義的描き方に陥る危険がある。最新の学説を紹介するということなので、まずは、お手並み拝見である。
 今回の卑弥呼も、縄文時代は、当然少ししか紹介されなかった。指導要領でも、無視される縄文時代や先史時代だが、まさに、最近の考古学的発見を反映して詳しく書いてもらいたいものである。
 でも、このシリーズ、くまなく呼んだら、学校で「歴史博士」と呼ばれるかもね。



 帰りに図書館に寄った。そこで、ビッグイシュー日本版の販売員の人にあった。雨の日は、駅前では販売できない。
 128号は、手塚治虫・赤塚不二夫両先生の娘さんの手塚るみ子さんと赤塚りえ子さんのスペシャル対談が載っている。手塚先生は今年が生誕80年、赤塚先生は今年亡くなっている。興味深い内容なので、お勧め。両先生とも、あの戦争に対する否定が作品の底流に流れていると思う。赤塚先生は、満州からの帰国者だが、その時の悲惨な体験は意外と知られていないのかもしれない。両先生の反権力の姿勢も、生前はから感じられた。刑法改悪の時の反対する側のパンフレットに、バカボンの本官さんが描かれていたのを覚えている。マンガのようなおまわりさんでは困りますということ。
 他に、この号では、「日本、若者に住宅がない」という特集も良かった。「ハウジングプア」という言葉は、初めて聞いた。


今月は臓器移植普及推進月間/キャンペーン参加

2009-10-05 23:43:13 | 日記
 今月は、臓器移植普及推進月間です。去年成立した臓器移植法改正案の成立は、ら来年7月にから施行されます。ただし、親族への優先移植は来年の1月からの施行です。この改正により、①脳死は一般に人の死である ②現行法で禁止されていた15歳未満の子供の臓器移植が可能になる ③本人の書面による意思表示がなくても家族の同意があれば提供が可能になる、といった内容が変わりました。
 しかし、まだ、わが国では、臓器移植に対する国民の理解は進んでおらず、脳死判定も厳しいもので、臓器移植の機会を狭めています。医療関係者でも、脳死に対して否定的な考えを有している人の割合が少なくないようです。ある看護学校では、校長が脳死に否定の立場から、看護教育のカリキュラムから、敢えて脳死の項目を外しているそうです。こうした臓器移植の現状や、啓蒙活動の必要性については、下に紹介した相川医師が著作で詳しく述べています。
 高い移植費用を工面して、渡米しか選択肢がない子どもの心臓移植のケースなどを考えると、医療水準の高い国内での移植が積極的に行われる環境になることが必要です。そのためには、国民の臓器移植に対する理解は深まる必要があります。かつて、日本の心臓移植患者を受け入れていたイギリスでは、現在は、事実上、日本人の受け入れを拒否しています。アメリカにおいても、自国民に優先しての手術に対する異見も存在するようです。

 10月4日の日曜日は、東腎協では、上野と三多摩地区は立川で、臓器提供意思カード所持を普及・推進させるためのキャンペーンを行いました。
 僕は、立川駅周辺での行動に参加しました。ティッシュペーパーにドナーカードを入れたものを、道行く人たちに配布しました。

 意思表示カードは2枚ずつ配ります。一枚は、本人が免許証等に入れて持ち歩き、もう1枚は、家族に話した上で住まい等に置けるようにです。



 キャンペーンが終了した時に、リストバンドをもらいました。臓器移植推進のリストバンドは黄色と緑の2色でした。
 リストバンドは、運動により色が違いますね。エイズ予防キャンペーンの時は、赤いリストバンドをもらいました。

 今月は、乳がん制圧月間でもありますね。

 今回は、初めての参加でした。なお、八王子にも、東腎協加盟の透析クリニックの患者会がまとまって、八王子腎友会が立ち上がりました。さっそく、市長に表敬訪問したそうです。今後、八王子市に透析患者の声を伝える活動ができるので、良かったと思っています。新型インフルエンザ対策の申し入れなどが、さっそく必要となるでしょう。個人的には、市内の各障害者団体との連帯ができたらいいなと思っています。




日本の臓器移植----現役腎移植医のジハード
相川 厚
河出書房新社

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