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トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

秋は行事の季節

2009-10-05 21:46:44 | 日記
 今年も、秋は色々が行事が続いて行われます。
でも、新型インフルエンザの影響が心配です。毎年、11月3日に行われていた八王子市福祉協議会のバザーも、早々と延期が決まりました。

 作業所の仲間たちも参加するふれあい運動会が10月28日に、また八王子手話まつりは11月8日に行われます。知的障害者の仲間には、身体が丈夫でない仲間も少なくないので心配しています。

☆ 第26回ふれあい運動会
   誰でも参加できることを目指して、毎年10月に開催されている運動会です。

  ・日時:10月18日㈰ 午前8時30分~午後3時
  ・会場:冨士森公園陸上競技場
     雨天の時は、会場を移して延期されます。

☆ 第21回八王子手話まつり

  ・日時: 11月8日㈰ 午前10時~午後4時
  ・会場: 八王子市心身障害者福祉センター
  ・特別講演: 田中 清さん(NHK手話ニュースキャスター)
  ・主催: 八王子市聴覚障害者協会
  ・後援: 八王子市
       八王子市社会福祉協議会
  ・協力: 八王子市心身障害者福祉センター すぎな愛育園
       八王子市手話通訳協力者の会 手話サークル「桑の実会」「山吹会」
    
     模擬店・バザー・手話劇・展示コーナーなどの内容

「魯山人の宇宙」展に行く

2009-10-04 00:24:33 | 日記
 八王子市夢美術館では、現在、「魯山人の宇宙」が開催中です。テレビのお宝鑑定団で、すっかり有名のなった北大路魯山人の陶芸を中心にした展覧会です。
 マンガの「美味しんぼ」に登場する海原雄山のモデルになった人物です。

 僕が、初めて魯山人という人を知ったのは、作家の山田風太郎の「神曲崩壊」を読んだ時です。内容は、『私がダンテの神曲・地獄篇を読んでいた19××年2月30日正午ごろ、人類は戦争をはじめ地球が崩壊し人類は滅亡した。爆風の煽りを受けダンテの創造した地獄世界も崩壊。意識を失い暗い虚空に浮かんでいた私は、気がつくとダンテに迎えられ、ガラスの霊柩車で崩壊した地獄巡りのツアーに誘われた。馬車が行くのは6つの地獄。そこで私が目にしたのは滑稽、ワイザツ、摩訶不思議な地獄的風景。歴史上有名なあの人が…。』本に関するデータベースで紹介されているように、とても変わった作品です。

 司馬遼太郎の「坂の上の雲」でも取り上げられた正岡子規は、飢餓の地獄にいます。肺結核を病んで、いつも、食べ物のことが頭から離れません。極貧の中、楽しみは食べること、いや、食べることが生きる執着心だったのでしょう。病床日誌にも、食べ物の記載が多いそうです。
 彼に対して、飽食の地獄にいたのが、北大路魯山人でした。奥さんを5人位変え、家庭には残酷な人物として描かれていました。奥さんに対する暴力も頻繁にあったようです。最期は、タニシを食べて寄生虫による肝ジストマで死んでしまうというお話になっていました。実際は、そうではないでしょうが、食に対するあくなき欲望ということが描かれていました。
 そんな訳で、「神曲崩壊」では、魯山人にはいい印象を持っていませんでした。作中でも、本人が死んで、やっと落ち着いて、客観的に彼の焼き物を見ることができるようになった旨の記述があったと記憶しています。生きている時は、その性格の生々しさから、作品を見ることができない人が少なからずいたということなのでしょう。

 今日は、ギャラリートークがある日でした。僕は、陶芸に対しては全くの素人なので、森孝一氏(社団法人日本陶芸協会主任研究員)の解説付きで展示品が見られるのは、魯山人入門のいい機会でした。透析を終えて、急いで時間に間に合うように会場を目指しました。前回の、ガンダム関連の展示会と違い、年配の方の見学者が多かったです。

 カワシマ・コレクションを中心に、笠間日動美術館からの作品も加えての展示会でした。

 解説は、魯山人の生涯の説明から始まり、とても興味深いものでした。今でこそ、高価な焼き物となってしまいましたが、生前は、それほどの値段ではなかったようです。パトロンとなったわかもと製薬の経営者の関係から、わかもとの景品になったこともあるそうです。独学で書を極めていくところから、やはり、天才肌の人であったのでしょう。性格は別にしても。
 また、魯山人の場合は、今回展示されている電気スタンドや花入れを除いては、実際に料理に使用する目的で焼かれた作品が中心です。ですから、本来は、食との関連で、料理を盛った時の景色をイメージしながら、鑑賞すべきものなのでしょう。
 尾形乾山のパクリだという評価もありますが、書を学ぶ時から模倣を超越して、又、様々な陶芸技法を自分のものにする才能に富んだ人だったのでしょう。また、専門の陶芸家とは違い、その制作方法は、自由に自分で工夫した作り方をして、現在の料理用の食器の形に大きな影響を与えたということです。

 また、じっくりと見学に行きたいと思います。


神曲崩壊―山田風太郎傑作大全〈23〉 (広済堂文庫)
山田 風太郎
廣済堂出版

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夏の名残り、その2/文庫本100冊キャンペーン景品

2009-10-01 16:42:07 | 日記
 今日は、天気予報に反して日が出ました。朝晩は涼しくなりましたが、透析の帰り道は、マスクをしているせいもあって、歩いていて汗が少し出ました。

 この前買った夏の昆虫スクラッチくじの売れ残りの虫たちは、今のところ、元気で容器の中を動き回っています。問題は、冬越しですね。

 さて、夏の文庫本の100冊キャンペーンの景品が届きました。毎年、これをもらいたいために、文庫本を買っている次第です。

 新潮文庫は、去年はYonda?のエコバックでしたが、今年はマスコットでした。



 角川文庫は、恒例のブックカバーです。今年は、北斎の赤富士とガンダムにしました。

 今年の夏もあっけなく終わってしまいました。まあ、無事の過ごせたことで良しとしましょう。

 後3月で2009年も終わってしまいます。この秋は、新型インフルエンザに注意しながら、芸術の秋でも楽しめればよいのですが、やはり、読書が一番安上がりかな。


夏の名残り、虫たちの安売り

2009-09-29 00:39:20 | 日記
 いよいよ、半袖だと涼しい日がある。もう10月だものね。今年も3か月ということでもある。

 秋口、夏に売られていた観葉植物をはじめとした夏物の鉢植えが安く売られることがある。シクラメンなどの種類に置き換えていく為と、気温の低下による。

 クランベリーの鉢植えの売れ残りが安く売られていた。どうも、売れ残りを見ると、感情移入をしてしまい、つい買ってしまうこともある。水切れ現金のクランベリー、土が乾ききっていた。このまま、売れ残ってしまえば、枯れるか、廃棄処分となるのであろう。ベビーリーフのミニプランター植えも同じ値段で売られていた。こちらも買ってしまった。サラダにして食べられるかもしれない。



 昆虫も同様の運命をたどる。スーパーで、夏の間、子供たち向けにスクラッチ久慈の景品だったケース入りの虫の在庫処分。それぞれペアで外国産の甲虫たちであった。これもつい不憫になって、買ってしまう。甲虫に関しては、子どもの時から飼育の経験はほとんどないのに。冬越しが難しそうである。

 ケースにくじの等級が書かれている。6等は、オオヒラタクワガタ。5等は、アトラスオオカブト。それぞれペアで300円也。4等は、セアカフタマタクワガタ。かなり獰猛らしい。これは、500円也。

 大きめのケースや餌等を買ってみたものの、寿命の方は、保証できないな。少しは長生きしてもらえれば。

 僕が子どもの頃から、昆虫がデパートで売られるようになったようだ。生き物が商品になるのは、不自然だ。街から田舎に来た子どもが、ハエをみてセミだと大さわぎをしたという笑えぬ話もあるそうだ。

 花屋では、メダカが小さな容器に入れられて売っていた。熱帯魚のベタも。一時期のメダカの缶詰よりは、ましであるが。売れ残る前に、メダカは卵を産んで死んでしまうのか。

 なお、外国産の昆虫は、逃げ出して、日本の昆虫を交配をする危険が高い。やはり、不自然なのかな。

 あのスーパーの売れ残り昆虫たち、秋に向かって処分されるのかな。






プラネタリウムで「銀河鉄道の夜」の朗読会

2009-09-26 21:41:57 | 日記
 国際科学フェスティバルの一環として、サイエンスドーム八王子では、今晩、プラネタリウムでの朗読会が開かれた。
 昼間は、「銀河鉄道の夜」を投影している。この番組は、好評で現在も投影されている。もう3回も観ている。その延長で、今回の企画にはすぐに参加したくて予約した。

 「銀河鉄道の夜に描かれた宇宙~朗読と星空解説の夕べ」というイベントであった。
1時間の時間の中で、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」からのハイライト朗読と、その朗読の間に、星の投影による解説が行われた。
 
 宮沢賢治ということで、会場は、予約の段階で満員であった。マスク姿が目立ったのは、新型インフルエンザのせいである。僕も、マスクを着用して参加する。

 星の解説で、色々気付かされることが多かった。作品の星空がいつの季節のものかという検討もされているそうだ。作品の記述から、8月12日11時という夜空が想定され、その星空が想定された。

 鳥捕りに男の解釈も初めて聞くものであった。殺生を生業としているので、この男は、銀河鉄道に何度も乗り降りを繰り返しているが、決して南十字に行くことができない。タイタニック号の沈没で自己犠牲の精神を見せた家庭教師の青年と対比される。賢治の仏教観が反映されているということか。

 小さな子供連れの親子の姿が多かったが、多分、賢治の「銀河鉄道の夜」の世界は、親の世代には理解できても、子供たちには難しいものだったのだろう。童話ということで、勘違いをしている人が多いようだ。昼間の番組の投影も、子供たちには、退屈そうな様子が感じられる。怪傑ゾロリの番組の投影の方が良いみたいだ。

 とにかく、賢治が生涯、書き換えていった作品である。相手にするのは手ごわい作品である。今回の催しは、参考になることが多かった。

 なお、朗読はフリーアナウンサーの三谷章子さんであった。

 また、昼間、プラネタリウムに出かけてみようと思う。

手嶌葵 時の歌 - Teshima Aoi Toki no Uta


 

日記 / つぶつぶ亭から新しい仲間

2009-09-23 00:21:04 | 日記
 久しぶりに、鈴木ちささんの新しい作品がやってきた。以前は、八王子で開かれるアートムーチョで買うことができたのだが、何年か前に鈴木ちささんが、活動の拠点を下田市の「アトリエ&ギャラリー つぶつぶ亭」に移されてからは、コレクションに新しい仲間が来なくなった。HPで、今回、お気に入りの作品に出会えた。なお、つぶつぶ亭では、オーダーも受け付けているのだが、イメージを考えるのが難しいかな。

「降りてくるしずく」という名前。蕗の形のお皿には、小さな顔も付いている。このお皿には、ミニキャンドルやお香が置けるらしい。

 いい顔しているな。そう、1点だけ前に落として割れてしまった。なんとか接着剤で折れた両足を付けたが、手の指の破片が消失。でも、笑顔で今もパソコンの上に座っている。ごめんなさいね。






一昨日の日記/帰り道

2009-09-18 21:48:45 | 日記
 一昨日、書きそこなった日記です。午前中に、サークルの新聞の編集作業に出かけました。このところ、新型インフルエンザ予防で、外出を控えるようにしているので、サークルの参加も少なくなっています。せめて、新聞部の活動はしなくてはという気持ちで出かけていきました。

 帰りは、市民球場の横を通って行きます。甲子園の予選試合の時は賑やかでしたが、その日は静かでした。



 出かけるとき、急いでいたので、髪の毛はぼさぼさのままでした。最近は、髪が薄くなって、気にしています。学生の時は、ふさふさしていたのに。



 今は無い桜横町踏切。中央線の踏み切りなので、遮断機が下りている時間が多い踏切でした。車の渋滞防止と、自殺防止のためか、高架式になりました。車も人も、線路の下を通ります。先に車道が出来て、歩道はかなり遅れて開通しました。だから、歩道を通るのは2日目でした。







 萩原橋を渡る時は、キューピー山をいつも見ます。本当は、御岳山(御岳山)問うのですが、キューピー頭に見えるのでそう呼んでいます。なお、コウモリの形に似てるという人はこうもり山と呼んでいます。キューピー山の方が可愛い感じがします。




日記/新型インフル予防のため、バス旅行中止

2009-09-15 00:53:26 | 日記
 患者会では、毎年1回、恒例の日帰りバス旅行を行っている。先週の役員会で、会員に配布する申込用紙をもらい、旅行に関しては、当日はマスク着用を呼びかけ、消毒用のアルコールを購入することを決めた。行き先は、静岡県の焼津であった。既に、土曜日には会員に申込用紙を配り終えた。
 しかし、日程が9月下旬ということで、急きょ、昨日に会長から、旅行の中止の連絡が入った。一応、クリニックの医師と看護婦長とも話し合いを持って決定したということである。よその患者会でも、行事の自粛という話もあるようだ。
 いよいよ、透析患者も、重症化のハイリスクグループとして、自己管理を強める必要があるのだろう。旅行の方は、新型インフルエンザの流行が沈静化してから行けばよい。
 そろそろ、外出の時はマスクを着用するようだろう。というよりは、外出も自粛の傾向に持っていく必要ありか。
 
 今年の身障者のふれあい運動会も10月の開催予定だが、もしかしたら、中止になるかもしれない。知的障害者には、身体が弱い人たちも少なくないからだ。他にも、秋には、手話まつり等の行事が控えているが、今のところは、様子見ということだ。

 10月は、臓器移植推進月間である。今年の7月の参議院本会議での臓器移植法改正法案の採択を受けて、来年7月から施行される。全国腎臓病協議会も、この改正案の成立への取り組みに力を入れていた。10月4日には、全腎協でも、全国一斉街頭キャンペーンが行われる。通行人にドナーカード等を配り、臓器移植理解のための呼びかけの活動をするとのことだ。三多摩では、立川駅近くで行う予定である。僕自身は、腎移植希望の登録をしていないし、個人的には移植を望むものではないが、4日の活動には、参加したいと思っている。街頭での活動は久しぶりである。

 さて、朝晩は大分涼しくなっている。今後は、新型インフルエンザ予防のためにも、早めに就寝して十分な睡眠をとるようにしなくては。ブログも、以前のようには書き込めなくなるかも知らない。先程、ずしんと地震があった。

日記です

2009-09-11 01:12:07 | 日記
 透析中日の木曜日、帰りに八王子駅に向かう。

 駅への連絡橋で、ビッグイシュー日本語版の販売者の男性を発見。この春の終わり頃から、姿を見せなくなって心配していた。その間も、雑誌のほうには、販売場所として八王子駅北口と書いてあったものの、いつ行ってもいなかった。色々と、彼の事を考えて見るものの、いかんともしがたいことだった。
 その日、駅に行って良かった。出会いというのは、偶然が運んできてくれることが多い。さっそく挨拶をした。幾分、やつれていた。色々あって体調もすぐれなかったとのこと。それ以上は、聞くこともできない。また、そこでの販売を続けるという。早く、自立できますように。八王子の人は、どれだけビッグイシューを買うのだろうか。サークルで、ここの販売の事を話したら、買いたいと言う人もいたし、実際に友人が買っている人もいた。でも、しばらく、販売者の彼がお休みをしていた期間中は買えなかっただろう。新型インフルエンザの気をつけて言ってその場を去った。

 ビッグイシュー日本語版は、今年で6周年になるそうだ。2003年9月の創刊から、2009年7月末までの実売数は約335万冊となり、ホームレスである販売者の人々に4億1968万円の収入をもたらしたそうだ。



なお、路上販売は終了しているが、世界一かっこいいホームレス写真集と銘打った「STREET PEOPLE―高松英昭写真集」が、書店で売られている。

STREET PEOPLE―高松英昭写真集
高松 英昭,星野 智幸
太郎次郎社エディタス

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 今年は、中央線の開業120周年だ。それを記念して、JR八王子駅改札内に、中央線のオレンジ色の201系の電車の模型が飾られている。現在は、2編成を残すのみとなっている。踏切に行くたびに、オレンジ色の懐かしい車両に会えるかと期待するのだが、1回見ただけだ。運が良ければ、写真に撮れるのにと思っている。



 今回も、記念品が売られていた。前回は、売り切れてしまった記念メダルも売っていた。ワッフルクッキーを買ってみた。これも、前回売り切れで買えなかった。あれ、でも今回は、E233系である。201系ではありませんでした。なお、開業当時の6つの駅名の入ったボールペンも売られていたが、肝心の八王子駅だけ売り切れで購入不可。



 オレンジ色の箱の方がよかったのにと思いつつ、クッキーを食べました。





 ワッフルクッキーのおまけのシール。


日記/「大河原邦夫のメカデザイン」最終日です

2009-09-06 01:16:55 | 日記
 八王子市夢美術館は気楽に行ける美術館です。開催中の「大河原邦夫のメカデザイン ガンダム・ボトムズ・ダグラム」も、本日6日の日曜日で幕を閉じます。

 もう一度観に行こうと、一昨日、美術館に行ってきました。美術館でも、日本のアニメーション関連の展示がされる時代になりました。

 作品としては、初めて見たのは、タイムボカンシリーズのヤッターマンの再放送でしたか。毎日、夕方放送しているのを観ていました。いつ頃のことかもう忘れてしまいました。大河原氏がタツノコプロに入社して、メカデザインを担当していたんですね。会場に置かれた液晶テレビに、タイムボカーンシリーズのオープニングが流れていましたが、確かに、メカデザイン 大河原邦夫という名前が画面に登場していました。

 ロボットアニメの最初の展開点は、マジンガーZだと解説が載っていました。それ以前は、鉄人28号など、菓子メーカーが製作に関わっていたということです。そういえば、テレビで見ていると、鉄人28号はテーマソングの後にグリコグリコと連呼していました。鉄腕アトムは、明治製菓でした。
 マジンガーZ以後は、玩具メーカーが製作に関わるようになり、商品化が番組を製作する上で重要な要素となったようです。メカデザインが重視されるようになった一因でしょう。子どもたちが番組に登場するメカをおもちゃ屋で買うという構図になった訳です。
 現在は、ケーブルテレビ、CS放送、ネット配信などにより、玩具メーカー主導の構図は変わったようです。ガンダムなども、最近まで、東京なので、MXテレビで観ていました。OVAも作られ、映像として独立した収益も望めるようになったようです。
 
 会場では、大河原邦夫の設定資料も展示されてあり、玩具化できるように、組立ての手順などが書き込まれていました。また、ガンダムなどは、ポスターカラーを使って描かれていますが、立派なアート作品として観ることができます。氏の場合は、原寸大のモデルを作ることがあったとのこと。会場でも、ヤッターワンの原寸大の鼻の部分と、ザクの使用するヒートホークもやはり原寸大で展示されていました。

 玩具メーカー主導の時代に、大河原氏は独立して、日本サンライズ(現サンライズ)の作品のメカデザインも担当するようになりました。ガンダムは、商品化を予定してデザインされたものでしたが、ザクに関しては、大河原氏自身、商品化を考えずに設計したそうです。しかし、ご存知の通り、ザクもガンプラとして登場した訳です。ダグラムでは、ガンダムのように人間型の頭を不要とするデザインを採用して事は興味あることでした。

 残念ながら、時代に沿って展示してある作品は、未見のものも多く、作品を観ていればもっと展示を楽しめたでしょう。

 現在は、ヤッターマンは時代に合わせたメカデザインをしているのに対して、ガンダムに関しては、原点継承という観点からデザインされているとの事です。

 時間があったら、今日の最終日も見学に行こうと思っています。

昨日の日記/夏の百冊から読書の秋に

2009-09-02 14:34:51 | 日記
 昨日、腕の手術の抜糸が終わりました。左手の付け根から親指にかけてのしびれと痛みはだんだんと薄れていきますが、元に戻るまではまだ時間がかかりそうです。dも、手首の瘤がとれてすっきりしたので、今後はリストバンドで隠す必要はなくなりました。

 防災の日でしたね。でも、毎年、1923年に関東大震災の際に起こった朝鮮人6000人以上、中国人700人以上の罪のない人に対して行われた虐殺の事を忘れてはいけません。政府と官憲が流したデマが元になり、軍隊や官憲などにより虐殺が行われました。また、この際には、社会主義者も殺されています。この虐殺者に、一般人の自警団が関わっていたということは、悲しむべきことです。普段は、善良な平凡に生きている市井の人間が、恐るべき加害者となったのですから。検問の際に、日本語を話させ、発音がおかしいと朝鮮人とみなされるような不合理な残酷なことが行われていたそうです。地方からの出身者や、ろう者に対してどんな扱いがされたのでしょうか。「自虐史観」を旗印に「他虐史観」ともいうべき靖国史観をとる新しい教科書をつくる会(仲間割れから分裂して、お互いに争っている)の人たちは、都合の悪いことは無視するに限るとしているようです。

 さて、今日も涼しい日です。昼の蝉の声から、夜の虫の声へと秋が少しずつ感じられるようになってきました。昨日は、新潮と角川文庫の夏の百冊のキャンペーンを思い出して、透析の後、本屋に急ぎました。まだ、締め切り前でした。今年は、身長はYonda?のマスコット人形がもらえます。角川の方は、いつものようにブックカバーです。それぞれ2冊で、プレゼント1つです。普段は、図書館を利用することが多く、特別欲しい本以外は本屋では買わないのですが、夏のキャンペーンのグッズ目当てで、毎年、対象図書から選んで買っています。おまけ商法に弱いですね。どの本にしようかと、かなり書架の前で悩んでいました。
 結局買った本は次の通り。読み終わったら、ブログに感想を載せられますね。
☆角川文庫
 被疑者04の神託(松岡圭祐)・螺鈿迷宮 上下(海棠尊)・ビギナーズクラシックス 古事記(武田友宏)

☆新潮文庫
 海ちゃん―ある猫の物語(岩合 光昭,岩合 日出子)・ミッキーマウスの憂鬱(松岡圭祐)

 重くない本ばかり選んだようです。力を入れずに読める本ですね。これも読書の楽しみです。

古事記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

角川書店

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海ちゃん―ある猫の物語 (新潮文庫)
岩合 光昭,岩合 日出子
新潮社

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それと、もうとっくに発刊されているはずの超左翼マガジン「ロスジェネ」のことも思い出したので、探しました。4号ありました。まだつぶれずに頑張っています。広告がないので、えらく薄い雑誌であります。表紙を見てびっくり。いうものタイトルの前に「エ」の字が付いていて「エロスジェネ」になっていました。第3号は、増山麗奈さんの責任編集号なので、さもありなんだったのですね。巻頭には、増山さんの「エロスジェネ宣言」が載っていた。さて、エロスをめぐる増山さんの編集さばきは如何に?これも、読後また感想を載せられるでしょう。

 「ロスジェネ」、頑張って発刊が続きますように。m9の方は、最初は期待していたのですが、内容がひどくなる一方で。ライトオピニオンがライトノベルのライトから、右のライトになっていきます。これでは、ネット右翼雑誌であります。相変わらずプロ市民だの既得権益論などの言葉、排外主義の跋扈。それなりに説得力がある楽しい雑誌なら救われるのですが。失望。

ロスジェネ 第3号―超左翼マガジン

ロスジェネ

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軽い日記/本日のデザート

2009-08-31 01:58:15 | 日記
 今日は、台風の影響で雨が強く降るかも知れません。選挙の開票結果を見ていましたが、もうほとんど決まりなので、もう寝ることにします。
 書きたかった投稿文もあったのですが、時間がないので、仕様も軽い内容を書いて睡眠します。

 昨日は、投票の後、洋菓子店の「菓子の実」に寄りました。金券セールが行われていて、買い上げ金額と同額の金券がもらえると言うので、前から気になっていた店なので、この機会を利用してみようと思った次第です。

 洋菓子も結構好きですね。ゼリー系が好きなので、オレンジとパイナップルとコーヒーゼリーを買いました。後は、栗ロールと枝豆と青えんどう豆ロールを求めました。透析をしているので、もちろん全部を食べるわけにはいきません。昼食後にパインゼリーと栗ロールを食べてみました。ゼリーは、トッピングの果物と2色ゼリーで楽しめました。ロールケーキは、まあ、よくあるロールケーキでした。ヤマザキのロールちゃんでもいいかな。

 次回は、金券でもう一度、挑戦してみます。

 と、仕様もない文を書き終えました。

 なお、選挙結果は、自公政権にはうんざりしていたので、公明党の大幅な後退などは満足がいくものでしたが、民主党政権には、労働者派遣法の改正、障害者自立支援法の見直し、後期高齢者医療制度の廃止、また、新型インフルエンザ対策などを期待しつつ、暴走しないように国民の監視が必要だと思いました。案外、また、近いうちに総選挙などということもあるかも知れません。政権交代ということは実現しましたが、今後は、民意をどれだけ国会に反映できるかが、我々有権者の課題でしょう。 
 なお、選挙前のニコ動の世論調査で、自民党支持率が民主党支持率を上回るという事態がありましたが、やはり、ネット上では、ネット右翼がはびこっているという証明になったようです。彼らに対する監視を怠らないようにする必要があります。
 朝日新聞の先日の記事に、A級戦犯の遺灰を祀ってある寺院に最近若者がお参りに来るというニュースがありました。小林よしのり氏の漫画で知ったという若者のカップルのコメントが載っていました。こうした動きにも注意が必要です。今回の選挙結果から、改憲の動きが加速されることのないように、9条の会などの運動も草の根レベルから盛り上げる必要があるでしょう。
 アメリカの独立宣言に謳われた抵抗権・革命権の意義も、民主主義の基本にあるということを、多くの国民が自覚することが大切ですね。政府が国民の意思とかけ離れたら、とりかえることができるということです。今回の選挙を出発点に、有権者の意識が高まるようになることを期待します。また、選挙権を含む成人年齢を18歳に引き下げるということが決まるかも知れませんが、新しい歴史教科書や公民の教科書の採択が一部の自治体で続いていることへの警戒も含めて、青少年が事実に基づいた歴史観などを教育現場で受けることができる体制も求められるでしょう。






園芸日記/ザミオクルカス・ザミオフォリア

2009-08-30 00:59:18 | 日記


 いつもの花屋で見つけたこの植物、最初はソテツ科のザミアだと思っていました。ザミアは、多肉植物マニアが対象にすることがある植物です。ワシントン条約から、輸入禁止になったものもあります。多肉マニアはかなり広い範疇の植物を育てています。変わった形態のものも多く、珍奇な姿を愛好する人も少なくありません。

 形態が良く似た植物は、やはり、ダーウィン先生のいうように、似たような環境下では、形も似てくるのかもしれません。サボテン類も多肉植物の中に含まれます。でも、花屋でも、多肉植物をサボテンと称して売っていることがあります。ユーフォルビアの仲間などは、そうしたケースが多いようです。サボテンでも、変わった形のものがあります。葦サボテン、森林性のサボテンなどは、サボテンのステレオタイプからは大分遠い存在です。

 さて、今回もこの花屋さんは安価でザミフォリアを売っていました。一鉢398円だったかな。

 買ってから植物名を見ると、ザミアではなくザミオでした。店員さんと話をしている時に気が付いた次第です。調べてみると、サトイモ科の植物でした。原産地は、ケニアから南アフリカ東北部だそうです。土の中に芋ができているとのこと。しかし、本当にザミアに似ています。似ているので、名前がザミオになったわけですね。一応は、常緑性の多肉性の多年草ということなので、多肉植物の範疇に入りそうです。したがって、乾燥には比較的強いということで、冬越しは、乾燥気味に育てればうまくいきそうです。なお、耐陰性の植物なので、半日蔭の場所がいいようなので、午前中日が当たる窓辺などに置いておけばいいのかもしれません。

 最近は、珍しい植物が手に入りやすくなりました。その分、育て方が今までの植物とは違う点があると、厄介なことになりそうです。まずは、試行錯誤してみるケースの植物も多くなりそうです。それに、植物との相性もありますね。

 gooなどのブログで、リトープスやコノフィツムなどのメセン類を育てている方の記事を時々拝見しますが、僕は、苦手です。だいたい、腐らしてしまいます。植物自体は、鉱物のような形態なので好きなのですが。

今日は残暑なり/フィカスベルベットラジオメーター

2009-08-28 16:20:30 | 日記
 残暑の中、風が風鈴を鳴らして部屋に入ってきます。
今年の夜も、ヤモリが現われました。以前は全くいなかったものの、10年ほど前からその姿を見かけるようになりました。確実に増えているということです。明るい窓に張り付いて、虫を食べる音がすることもあります。もともとは、地元に昔から居たものですから、在来種のわけで、わが街に生息場所が広がっていることは良いことなのでしょう。虫を食べて生きているわけですから、人間にとっては役に立つ爬虫類だということになります。ただし、前を流れる浅川には、同じような形で両生類のイモリは生息していません。いずれは、環境が整えば帰ってくるのでしょうか。ホタルは完全に姿を消したままです。子どもの頃は、夜の河原はホタルが乱舞していました。植生も、オオマツヨイグサの姿が消えてしましました。外来種でしたが、この辺りでは月見草と呼んでいました。本来の月見草は違うものですが。太宰が富士山には良く似合うと言ったのは、オオマツヨイグサだったのでしょうか。



 足慣らしに、買い物に行ってきました。まずは、いつもの花屋で「フィカスベルベット」を買いました。このゴムの木は、原種というよりは園芸品種のようです。特徴は、茎は葉に柔らかな毛が生えていて、触るとその柔らかさを感じることがでできます。ベルベットと呼ばれる理由ですね。この花屋は、かなり値段が安く、この鉢も630円で求めることができました。昨日は、はまべぶどう(シ―グレープ)を勝ったばかりでした。最近は、少し前まで珍しかった植物が簡単に手に入るようになりました。店の人と、時々園芸事情のことを話しますが、最近の動向や以前の売れ筋など興味深い話を聴くことができます。



 薬局にも寄ってみましたが、マスクがやはり品薄状態でした。もうすぐ、新学期が始まりますが、生徒や学生の需要も含めて、求める人が多いということです。街中でも、また、マスク姿が目立つようになりました。残暑の中のマスクは、なんだか暑そうです。

 100円ショップで、一袋10枚入りの不織布の使い捨てマスクを5袋買いました。よく探すと、まだまだ、安く売られているところがあるようです。以前の騒ぎが鎮まってから、少しずつマスクを買い集めてきましたが、今日の分は、家族用です。薬局の方は、一家族1つずつという制限で、割高のマスクが売られていました。

 今日は、通販で頼んでおいたラジオメーターが届きました。以前、王様のアイデアで1000円ほどで買ったラジオメーターがあったのですが、甥が見事に割ってくれました。容器の中は、真空に近いのでかなり派手にわれました。十数年前のことです。それ以降、なかなか品物が見つからなくて、最近、ネットで注文したわけです。今も、太陽の光を浴びて羽が回っています。簡単な原理の装置ですが、この手のものは好きですね。また、科学玩具を見つけましょうか。


日記/プラネタリウムに行く

2009-08-27 01:12:15 | 日記
 25日が、旧暦の本当の七夕だった。だから、その日は透析日の帰りにプラネタリウムに寄って七夕の夜空を見ようと思った。天気も曇りだったので、本当の夜空は期待できなかった。でも、やはり、透析後はいろいろと用事を済ませていると、いつの間にか時間が早く経過してしまい、結局はその日はプラネタリウムに行くことができなかった。

 そんな訳で、翌日の26日にプラネタリウムに行ってきた。投影された星空は、夏の大三角が天頂近くに来ていた。さそり座は、夏の終わりを告げるように、東の空に移動していた。季節の変化をプラネタリウムで知るのもいいものだ。ベガとアルタイルの下の方に明るい星がある。今は、山羊座の中にある。この星は、時間と共に星座の間を移動していく。だから、惑う星で惑星と呼ばれると言う。なるほど、惑星の名前の由来が初めて分かった。この惑星は、木星かな。

 その後の投影作品は、「ダイナソーDX パタゴニア・巨大恐竜の謎」で、みるのは2回目だ。





 恐竜の発祥の地といわれているパタゴニア大陸に生息していた巨大草食竜アルゼンチノサウルスと巨大肉食竜のギガノとサウルスの生態をCGでリアルに描いた作品だ。プラネタリウムの丸いスクリーンに観る作品も楽しい。

 帰りには、駐車場に展示してある「流星号」を見学する。夏休みなので、車内に入ることができる。
 その正体は、地下鉄丸ノ内線500型652号車。1960年3月から使用され、1992年に廃車されるまで32年1カ月にわたって池袋寄先頭車として活躍した電車である。延べ走行距離は、3132638.9キロで地球を約78周したことになる。今では、サイエンスドーム八王子で余生を過ごしている。もしかしたら、この電車に乗ったことがあるかもしれない。車内には、当時の広告も残っていた。そこは、時間が止まった世界である。
 また、プラネタリウムに近いうちに行ってみよう。