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トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

初めて行きました /  パオ作品展2010 「ぽっ 光がささやく」

2010-02-02 00:46:13 | 日記
 統合失調症の本を、途中まで読んでいる。その本の最初の方に、外来通院中の人を対象にしたアンケート調査で、「友達が一人もいない」という人が30%、「一~二人しかいない」という人が約50%もいたという結果が出ていた。(「統合失調症とのつきあい方/蟻塚亮二/大月書店)。社会的に孤立しがちな生活を送ることの多い精神障害者にとって、人間関係を結べる居場所が必要である。地域で生きるための居場所が必要である。

 障害者でも、目に見える障害者と違い、見た目が健常者と変わらない障害者も多い。我々内部障害者や、聴覚障害者とともに、精神障害者も見えない障害を抱えている。そのことにより、社会の理解を得ることが困難な時が少なくない。「障害」とは何か?という基本的質問に、簡単に答えることは難しい。

 地元に、精神障害者のための共同作業所がいくつあるのか、今まで認識していなかった。時々、当時者団体の発行するパンフレット等を公民館で見ることがある程度であった。その中に、「パオ」の作品展の開催を知らせるチラシがあった。去年、初めて見かけたが、その時は都合が悪くて観に行くことができなかった。今年も、クリニックのそばの公民館でチラシを観た。そして、今年こそは行こうと思った。

 「パオ」には、アートの時間があるという。月曜日の午後にアトリエ棟で講師を招いてアート活動を、木曜日も午前中は有志メンバーで絵を描いているという。続けて、作品展の案内には、「詩を書いているひとのそばに、縫い物をしている人がいます。絵を描いたり、歌をうたったり、楽器の演奏もします。天気のいい日には、画材をもって外にの出掛けます。みんなで、展覧会に出かけることもあります。」と紹介されていた。それぞれのペースに合わせてアートの世界に触れる。

 今年の作品展のタイトルは、『パオ作品展2010 「ぽっ 光がささやく」』。

 1月31日のパオパオパーティに参加する。場所は、いちょうホールの第2展示室。

 出展メンバーの紹介と作品紹介があった。自らの作品を語ってくれた。そして、招待作家の、地元の石井トミ―さんのアーティストトークが始まる。

 休憩をはさんで、メンバーによるパフォーマンス。ギターの弾き語りや、ピアノ演奏、詩の朗読、モノマネもあった。

 プログラムの終了後、ティーパーティに参加。メンバーと色々話をすることができた。

 絵を鑑賞している時、モンスター画のイラストを描かれた人に直接、絵の説明をしてもらった。その時、今年になってから連絡がとれなくなった知人の事が思い起こされた。彼も、イラストを描く。何事もなく無事でいてほしいと切に思った。

 辺りが暗くなった帰り道、歩きながら、深い孤独感を感じていた。僕にとっての居場所は、どこなのだろうか。
 
精神障害者共同作業所 パオ ブログ

 パオは、住所をみると、自宅から近くの所にある。サークルの新聞を印刷しているボランティアセンターのごく近くにあるはずだ。

眠い日記

2010-01-29 00:39:12 | 日記
 去年のいつ頃からか、夜更かしの癖がすっかりついてしまった。冬になれば、寒さで改善できるかと思っていたが、最近の温暖化と、ユニクロのヒートテックのおかげで、相変わらずの夜更かしが続いている。

 それ以前は、不眠症が続いていて、医師から睡眠導入剤を色々と処方してもらっていた。アモバンに始まり、ハルシオンも全く効かなかった。最終的には、透析の合併症でもあるむずむず脚症候群のための処方の薬で、睡眠に入りやすくはなったが。抗不安薬や抗けいれん薬のようなパーキンソン病に使用される薬が、むずむず脚症候群には有効であるという。この病気と治療法は、比較的最近判明したものだ。脚を虫が這うようなむずむず感が起これば、寝てはいられなくなるのだ。透析患者以外でも、睡眠障害として苦しんでいる人が少なくないことが分かっている。
 ところが、夜更かしをするようになったら、当然、不眠症なんて、どこかに飛んでいってしまった。でも、喜べない。この悪習を改善しなければ、いつか、身体と脳にダメージが来るかもしれない。

 最近は、食べ物をとった後に、知らないうちに寝ていることが多くなった。消化器官に血液が集中するので、脳の方の血液量が足りなくなるからのようだ。短時間の眠りだが、そんな時は、悪夢ばかりみている。当然、寝覚めは最悪である。昨日も、透析から帰ってから、間食をした後、寝てしまった。

 ブログも去年から、まだ書いていないことが溜まっている状態だ。年末の、クルミ割り人形の鑑賞に記事も、もう、すっかり気が抜けてしまった。いまさら、書くこともできない。テレビ番組に関する投稿も、書かなくてはいけないのがまだ残っている。いずれ、書くつもりだが。

 寝る前に、記事を書こうと思っていた予定は止めておこう。今は、ぐだぐだと日記を書いてお終いにしよう。

 やたらと眠くなるというと、リバー・フェニックスの「マイ・プライベート・アイダホ」という映画を思い出す。リバー・フェニックスが早世してから、今年で何年目になるのだろうか。

 この映画だったら、マイノリティと映画とか、LGBTと映画というカテゴリーで書ける話なのだが、今は、エネルギー不足なので書けません。

 主人公のリバー・フェニックスは、ナルコレプシーという設定で、突然、睡魔に襲われて寝てしまうのである。予見が出来ない病気である。

 映画の内容は、腐女子が好むBLの世界からは、程遠い、男に身体を売って生きていくアメリカのストリートチルドレンを描いている。
 LGBTを描いた映画作品は、HIV/AIDSが社会的に問題になった時期を前後して、内容に大きな変化をもたらしている。この映画は、エイズ以前の作品であろう。なお、今、探しているのは、「運命の瞬間 そしてエイズは蔓延した」という映画のビデオ。アフリカにおけるエイズの発見から描いた作品で、テレビで放送した時の録画のビデオは持っているのだが、カットされている可能性もありなので。リチャード・ギアなどのハリウッドスターが出演している。歌手のフィルコリンズが、ゲイサウナの店長役で出ていた。真面目な作品である。

 さて、眠れないのではなく、眠らない習慣を直すべく、ここら辺で投稿を止めておこう。

マイ・プライベート・アイダホ(1991) - goo 映画マイ・プライベート・アイダホ(1991) - goo 映画

My own private idaho trailer


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今年初のプラネタリウム/新番組「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」投影始まる

2010-01-20 15:18:40 | 日記
 今年になって初めて、サイエンスドーム八王子のプラネタリウムに10日の日曜日に行って来た。新しい番組の「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」が始まったのを観るためと、冬の星座を観るためだ。

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


HAYABUSA -BACK TO THE EARTH 公式サイト

 新しい番組の内容は、2003年5月に日本が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」がミッションを果たして、トラブルを乗り越えて地球への帰還を目指す話である。その使命とは、小惑星イトカワに着陸し石を採取して地球に持ち帰ることであった。人類史上初の試み。「はやぶさ」が持ち帰ろうとしている小惑星の石は、太陽系誕生の秘密をとくカギを握っているという。地球が、そして太陽系が誕生したのは46億年前であるが、その時代の石は、地球には存在しない。その一方、小惑星には太陽系誕生時の記録が残っていると考えられている。そこで、「はやぶさ」のミッション達成が期待されるのだ。

 小惑星イトカワまでは、20億kmの長い旅。2005年11月に、「はやぶさ」はいよいよ「イトカワ」への着陸を敢行したしたが、1回目の着地の失敗。その時に期待にダメージを受けたようだった。2回目の着地には成功。しかし、通信装置のトラブルが発生。こうした困難を乗り越え、2010年6月の地球帰還を我々は待っている。無事にイトカワの石のサンプルを持ち帰ることができるのであろうか。
 という、現在進行形中の「はやぶさ」のストーリーが、ドームいっぱいに投影されたCGで、「はやぶさ」と旅行をしている気分で観ることができる。

なお、サイエンスドーム八王子のデジタルプラネタリウムのプロジェクターが、平成20年10月11日より国内最高の解像度を持つプロジェクターに変わっている。それまでは、幻灯機での投影のようで、動きのない番組を観た事がある。このプロジェクターは、従来のプロジェクターよりも明るく、フルスペックハイビジョンの4倍超の高画質で、プラネタリウムのドーム全天に4,100×4,100ピクセルの高解像度の映像を投映することができる(4Kプロジェクターと呼ぶ。)と解説されている。

 なお、「銀河鉄道の夜」が好評のようで、投影期間が再々延長され、平成22年10月11日までとなった。今年も、何回か足を運ぼうと思っている。それだけ、素敵な番組である。
 
 ドームの宣伝では、4Kプロジェクターで「銀河鉄道の夜」を観ることができるのは、東日本では当館だけとのことだ。

 投影番組の前には、「今晩の星空」という地元で観ることができる星座の解説がある。当日も、冬の星座のオリオン座をはじめ、冬の夜空を堪能できた。誕生月の星座の双子座も、神話が紹介された。この解説も、毎回、解説員のより色々なバリエーションで語られ、楽しく星の知識を得ることができる。プラネタリウムのドームに映される星の世界で、季節を知ることもできる。

「銀河鉄道の夜」予告編(日本語版)



日記 初詣編② 湯島天神、妻戀神社

2010-01-13 01:04:57 | 日記
 本降りの雨の中、湯島天神に到着。さすが、受験シーズンなので、御祈祷を求める人が多い。御守り売り場も行列が出来ていた。

 ここは、湯島の白梅で有名だが、まだ、境内の梅は咲いていない。



 受験生の思いを込めた絵馬でいっぱい。最近は、就活のお願いも多いのだろう。世の中は、まさに、仕事がなくて失業者があふれているのだから。



 ここでも、おみくじを引く。やはり「末吉」。結果が違っていた方が、気のきいたことが書けたのであるが。これから運が開けるとあった。なら、信じてもいいかも。

 いつも、この神社に来て思うこと。それは、周辺がモーテルだらけの事だ。多分、神社の周辺に歓楽街が発達することも歴史的にはありうることなのだろう。江戸時代もそうだった可能性がある。



 天神様に行く途中に、気になる看板がある。「妻戀神社」。前から気になっていたのだが、今回は、訪ねてみることにした。



 文京区による神社の由来が書かれた看板があった。
 ヤマトタケルが旅の途中、海神の怒りを鎮めるために、弟橘姫が自ら海に身を投げた。その後、ヤマトタケルが湯島に立ち寄った時に、住民たちが、尊のために神社を立てたのが由来だという。
 この神社は、初夢の時に、枕の下に入れる絵の版木の独占権を持っていたという。だから、宝船の絵柄等2種類の絵を、江戸の町人に独占販売していたということだ。





 妻戀稲荷も祀られている。江戸時代には、王子の稲荷社同様に信仰を集めていたという。


日記 初詣編① 湯島聖堂、神田明神

2010-01-13 00:08:27 | 日記
 12日火曜日、お茶の水の病院に通院する。待ち時間を利用して、昨年同様、初詣をする。理性では無神論者だが、感情面では、神仏に心が惹かれる。この矛盾、結構楽しんでいる。

 まずは、湯島聖堂。孔子廟は、特別の日でないと開けられない。当日も、閉められていた。三が日は、多分、開いているはずである。いつか、中を観なくては、



 受験生らしい男子高校生達が、拝んでいた。孔子様の知恵に与ろうと、仲間と来たのだろう。



 孔子様の像が境内にある。傍には、お約束通りに楷の木が植えられている。



 次は、神田明神に行く。東京の守り神の平将門様に挨拶をするためだ。



 おみくじは、木に括りつけないで下さい。おみくじを取る時に、木の枝が傷みますから。最近では、水に溶ける紙でおみくじを作る所もあるそうだ。



 おみくじを引いてみる。「末吉」と出る。
 ある話では、最近は、「大凶」は入れない傾向にあるという。ただし、「凶」は3割ぐらい入っているらしい。でも、「凶」が出ても、今が、運命のどん底だから、これから良くなると解釈する人を知っている。そう思うと、気持ちも鎮まるだろう。占いは、根拠のないものである。心の問題だから、自分なりに良い方向に解釈すればいい。



 機械仕掛けのおみくじもあったが、あまりありがたそうではなかったので、普通のおみくじを引いた。



 神田明神といえば、銭形平次。記念碑が建っている。架空の人物なのであるが。



 雨が本降りになってきた。名物の甘酒を諦めて、次の神社に向かう。

寝る前に/死にたいと思う悪い癖について、本気ではないのだが

2010-01-05 01:21:46 | 日記
 外では雨が降り出している。朝までには、上がると天気予報では言っていた。
ブログの事を考えながらも、死にたいという漠然とした気持ちが心の一部を占める。ただし、本気ではないのは、十分に分かっている。ほんの少しは死への願望があるかもしれないのだが。芥川や啄木のような、漠然たる不安とか、時代閉塞感のようなレベルの高い気持ちではない。単なる自己逃避を、死にたいという言葉に置き換えているだけなのだ。
 実際、死にたければ、しばらく失踪して透析を受けなければ良いのだ。もっと簡単に、今時分なら、みかんをいっぺんに数十個食べれば、心停止するのだから。何という妙な死に方か。
 
 今でも、死ぬ時のことを考えると、恐怖に襲われる。子供の時から、暗い夜などに死の事を考えて、恐れおののいていた。どうすることも出来ないもの。当時は、樹木にあこがれていた。何百年も生きることのできる長寿の樹がうらやましかった。メタセコイアなどの樹がうらやましかった。実際は、一年草なども存在するのだが、そんなことは気にしていなかった。
 蓄音機で回るレコードの夢を見ては、恐怖で目が覚めた。叫び出したくても、深夜に叫ぶことはできない。永遠に回転をするレコードか、あと少しで曲を終えるレコードかは定かではなかった。ただし、そこに永遠を感じていたような気がする。蓄音機は、年輪の上に置かれていた。子供の時にだけ見た夢であった。

 オートバイにぶつかって、しばらく意識を失っていたことがあった。目が覚めたら、自宅にいた。病院で脊髄液などを調べていたことは記憶にもなかった。その日は、小学校に行く朝から、なんだか、自分に現実感がなかった。死というのは、あのまま気がつかないまま、虚無の世界に溶け込む事だと思った。
 思春期は、親とけんかをした時に、死んでやると思ったことはある。復讐のつもりか、でも、それも一時の感情で、他の気持ちの言い換えだったのだろう。

 高校の同窓会で、同級生の自殺を聞かされた。2年前。死ななくても良いのにと思った。ずいぶんと他人事だと自分にあきれる。彼の死の直前の事を考えてみた。高校生の時のイメージにダブらせながら。

 僕は、安易に死にたいと思いながら、それが本気ではないことを認識しながら、今日も生きている。

 もっと真面目に生きる必要がある。 

明けましておめでとうございます

2010-01-01 14:50:43 | 日記




謹賀新年
今年もよろしくお願いします。


 今日は、のんびりと過ごしています。昨日は、満月の大晦日、ブルームーンの晴れ渡った寒空に、除夜の鐘の音が響いていました。
 毎年、正月らしさが薄れていきますが、今日をスタート地点とする今年がどんな年になるのか、また、どんな年にするのか、漠然とした雰囲気の中、出来るだけマイペースで頑張りたいと思っています。
 
 年の若い友人に出した年賀メールが届きませんでした。そのことが不安です。今は、連絡を待つだけです。そうした時、自分の無力感を実感してしまいます。

 夢から覚めた生き方を模索しなくてはならない一年になりそうです。

日記/売れ残りのスパニッシュモス

2009-12-29 23:27:48 | 日記
 透析帰り、図書館が休館に入ったので、いつもより早く帰宅します。透析はお休みがありませんが、既に仕事収めの所も多いのですね。

 ビッグイシューの今年最後の号は買いましたのが、来年は、販売者にお正月に会えるのか。133号は、スペシャルインタビューに、ボブ・ディランと綾香。特集は「”果てしなさ”とは?宇宙近づく冬の星空」で、他の記事も合わせて充実した紙面です。来年は、新年にプラネタリウムでオリオンを観たいですね。

 花屋の前を通ると、スパニッシュモスが売られていました。チランジア・ウスネオイデスという名前の方がしっくりするのですが。何故か、そういう名前で売られていました。売れ残り組で、一部、枯れている所がありました。いつものように、売れ残り組に呼び止められました。もう、花屋も正月用の切り花が主流で、鉢ものは、半額で売られていました。そんな訳で、2本で合計420円で買いました。家に帰ってから、水につけて吸収させました。根っこがないので、直接葉から給水するのでしょう。いくらか元気になったような気がします。



 一昨日買った、やはり売れ残り組のヒヤシンスの水栽培セットも、2個とも、早や根っこが伸びてきています。いつ頃咲くのか、楽しみです。冬場は、園芸もひまな時です。ストーブ園芸なんて言葉があって、冬の間に、ストーブの前で、種苗店からのカタログも見ることなんですね。

 そう、お正月用に、梅の花や、フキタンポポや、福寿草の促成栽培の鉢植えも時々、見かけます。

 ムーミン谷の、ムーミン達も冬眠についているのでしょう。人間は、2日とちょっとで、活動しながら新年を迎えます。



今年もあとわずか

2009-12-29 00:24:03 | 日記
 一年なんて早いものです。今も、この文章を書いているうちに、12時を過ぎて火曜日になってしまいました。
 だから、この日記も昨日のことを書くことになってしまいましたが、気分は、「今日」という感じです。

 昨日は、この所の睡眠不足から昼寝でもしたい所でしたが、お正月の買い物もあり、午後から外出しました。

 まず、図書館が今年は今日までなので、本を借りに行きました。返却日が、お正月休みが入るので、いつもより遅くなるんです。だから、いつもは、貸し出し期限が2週間なのですが、返却日がいくらか伸びることになります。お正月は、テレビ番組が、くだらない内容のくり返しが多いので、のんびり本でも読んでいようと思います。

 図書館の後は、デパ地下で買い物。結構、混んでいました。お正月の買い物と、田舎に帰る人や、お正月の訪問の時の「お年賀」を買う人が多かった訳です。
 銀行も、混んでいましたね。

 駅のそばで、救世軍の人たちを見かけました。ずいぶんと昔からの活動が今も続いているんですね。ラッパで賛美歌を吹きながら、募金を募っていました。昔は、社会鍋にお金を入れることになっていたのですが、今は、箱の中に入れるようになっているようです。これも、年末の風景なんですね。

 お正月は、元旦は自宅でのんびりしようと思っています。今年の暮れから、新年にかけては、地元の高尾山は混むんでしょうね。富士山と初日の出、それに初詣が出来るんですから。僕は、朝寝坊します。

 その代わり、2日には、上野に出かけようと思っています。国立博物館で、国宝土偶展を観たいです。例の合掌土偶にも会えるそうです。それから、上野の森美術館を、去年に引き続き訪問して、チベットの秘仏に初詣しようと思っています。

 透析は、年内は、今日と、31日の大晦日の2回を残すだけになりました。初透析は、3日の日曜日です。

 初プラネタリウムはいつにしましょうか。新しい番組の投影も始まります。
オリオン座を見に行きます。

 12日は、都内の病院に通院するので、神田明神で初詣かも。

 ※ブログの方は、今年描き残した分を年内に書けるかな、と思っています。
夜中の放送の読売交響楽団の第9交響曲、録画予約しました。透析から帰ったら、PCの前でブログ訪問しながら、聴くつもりです。


今日の園芸日記/ヒアシンスの水栽培

2009-12-27 12:49:19 | 日記
 冬場の花屋は、いまいち寂しい所がある。落葉植物は、苗木の状態で、花モノや観葉植物は温室育ちのものが多い。お正月用の、万両などの古典園芸植物が目を引くこともあるが、錦糸南天などと同様、普通の店頭ではめったにお目にかかれない。赤実と白実のポピュラーな品種の万両や、やぶこうじは外に出されて売られていることがある。千両は、お正月用の切り花として売られている。和物の観葉植物は、寒さにも強い。花モノは、シクラメンが圧倒的に多い。洋ランは、温かい室内で観賞用として売られているが、やはり、シーズンとは言えない。

 花卉市場も、お正月休みに入るので、花屋で売られる商品も少なくなる。

 時々は、ひと足早い春の気分を味わうために、花屋に寄ることもあるが、他の季節に比べれば、回数が少なくなる。

 昨日、店頭に、売れ残りのヒヤシンスの水栽培セットが特価として売られていた。残ったものは、青系統の2種類だけだった。値段は、プラスチックの栽培容器に球根がついて、1つ105円であった。水なしで、このままでは、球根がしなびてしまう。球根の下からは、渇き気味の根っこが出ていた。
 いつものように、売れ残りの植物に哀愁を感じて、値段も安かったので求めてしまった。
 水栽培と言えば、小学生の時の理科の時間を思い出す。そんな思い出を引きずったものには弱い。鉱物コレクションや化石コレクションを、本屋で買い始めたのも、子どもの時の気持ちの延長である。

 早速、家に帰って、ポットに水を入れる。しばらくして、ポットの中を見たら、乾燥していた根っこが水を含んで、伸びてきている。

 冬場の室内で、花とその香りを期待して、毎日、様子をのぞく楽しみが増えた。
生き物の成長の姿を見るのは、楽しいことである。

 ただ、赤系統のヒヤシンスも欲しかった。


 品種:ブルー・ジャケット


 品種:デルフトブルー

年末の定番といえば

2009-12-23 23:59:32 | 日記
 いよいよ、来週はもう新年です。
暮れになると、定番というべき作品があります。
 小説では、ディケンズのクリスマス・キャロルですね。映像化もされ、今年は、新しいアニメーションが上映中です。

 内容を現代に置き換えた喜劇「3人のゴースト」も、内容は、ハチャメチャな所がありますが、他の真面目な作品同様、最後の場面では、思わず涙が出てきてしまいます。

 さて、現実の日本社会。選挙の時に争点になった労働者派遣法の改正の問題がありました。労働政策審議会での22日の部会では、経営者委員の抵抗も激しく、公益委員案を一部修正する報告案が提示されました。かなり、骨抜きになってしまったようです。

 3人のゴーストが、キャノンの御手洗氏をはじめ、経営者のもとに現れるといいのですが。

 今年も、派遣村が各地で出来るようです。

 東京都も、派遣村を開設することになりました。住居を失った求職中の労働者のために、暮れの28日から新年の4日まで、渋谷区にある国立オリンピック記念青少年センターに、生活総合相談として、宿泊場所と食事の提供を行うことを決定しました。
 500人が宿泊可能です。しかし、利用条件が厳しい面があるようです。
①求職中で困窮し住居がないこと②都内に生活実態があること③都内のハローワークで求職登録をしていること④年末年始の生活総合相談をハローワークや市区町村などで申し出て、28日までに電話で予約する、以上の条件を全てクリアした人に限るとされています。この条件が、緩和されることが求められています。
 なお、電話による予約番号は、フリーダイヤル0120-874-505。
 受付時間:午前9時~午後10時(28日は午後5時まで)。

 ヨーロッパでは、大寒波で、ホームレスの人がたくさん亡くなっています。

 クリスマス・キャロルの描いた精神は、今の世の中にも、一層求められています。


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中央線開業120周年記念に食べてみる

2009-12-06 00:04:19 | 日記
 今年は、中央線開業120周年で、記念のイベント開催、グッズ販売が行われた。そして、いよいよ今年も後1月を切った。記念品もファイナルと相成った。

 記念のチーズケーキを食べてみた。八王子ナウ内モロゾフで購入。
濃厚な味がした。血中のリンの値が上がるかな。1050円也。



 オレンジの電車をイメージした電車パン。甘いパンの中に、レーズンやオレンジピールが隠れている。八王子ナウ内DONQ(ドンク)で購入。368円也。

 かくして、中央線を食してみた。ごちそうさまでした。








京王電鉄グッズ/しゃべるバス型貯金箱を買いました

2009-12-01 16:58:06 | 日記
 地元八王子で、お馴染みな交通機関といえば、電車では、今年開業120年を迎えた中央線と、多摩動物園や高尾山へ行く時にお世話になる京王線などです。
 中央線に関しては、記念グッズが色々と売られています。

 京王線も、多摩動物園駅近くの京王れーるランドで、京王線関係のグッズが売られている他に、時々、限定グッズが駅の売店で売られます。

 今日は、京王バスのしゃべる貯金箱が発売されました。コインを入れると、車内アナウンスが流れ、ライトが光るようになっています。地元を走っている京王バスカラーを買いました。京王電鉄バスカラーも同時に売られています。限定7,000台の発売ということなので、透析前に急いで京王八王子駅に向かいました。1台1200円でした。甥のためです。

 なお、京王線を手話で表す時は、人差し指、中指、薬指3本を立てて、ちょうどアルファベットのWの形になりますが、おでこに当てます。京王百貨店の王冠のロゴマークに由来するそうです。

 さて、中央線の記念グッズには、電車パンやチーズケーキなどという変わった美味しいものが売られています。食べてみる価値があるかな?








寝る前に/最近のこと

2009-11-30 01:35:32 | 日記
 透析患者としての最近の心配事は、新型インフルエンザのことです。季節性インフルのワクチン接種はもう済んだのですが、新型の方は、クリニックでも一部の患者が接種を受けてだけの状態です。僕の場合は、何時になるのか未定です。そんな訳で、極力外出を避けなくてはいけないのですが、どうしても出かけてみたい所があって、この所は、気休めにマスクをして外出しています。
 16日の「ベネズエラ音楽の夕べ」は、ブログに投稿済みですが、今、中南米で起っている変革の波が気になっていることもあり、立川で開催されるというので、夜のイベントでしたが、重いっ切って参加してみました。この頃は、劇場に足を運ぶのを決めるまで、躊躇してしまいます。
 先週の22日は、ろう者太鼓同好会の府中公演がありましたが、このチケットを申し込むのも、迷った挙句、前売り期日のぎりぎりの日の申し込みでした。全国から、ろう者太鼓のメンバーが、府中に集まるというので、こうした機会を逃すことが出来ないとの思いでした。その時の感想は、すぐにでもブログに投稿したかったのですが、近いうちに書いてみたいと思っています。
 29日は、三多摩憲法ミュージカルの第3回公演「ムツゴロウ・ラプソディ」を観に行って来たばかりです。憲法を守りたいという気持ちから、立川での千秋楽の日に、かぶりつきで観賞しました。この感想も、近々、書きたいと思っています。

 残念なことがありました。八王子出身の映画監督の斎藤耕一氏が、28日に亡くなられたことです。最近、透析導入を始められたばかりでした。ほんの少しだけ、映画の話をすることが出来ましたが、お元気なら、次は、本格的にお話をお聴きしたかった。
 八王子城(一応は日本の名城100選の中に入っていますが)に関する映画を制作する希望を持たれていたそうです。このお城は、北条氏照が城主の城でしたが、豊臣秀吉によって落城しています。ですから、今は、存在していません。そのお城の映画が完成していたらどんな作品になっていたか、もう知ることはできません。
 監督は、地元でも色々な活動にも積極的に活躍されていました。今年の八王子映画祭に姿を見せられなかったのは、病気のせいでしょう。
 俳優の中本賢さんのやっているガサガサ探検隊にも、協力されていました。
 「約束」「旅の重さ」「津軽じょんがら節」などの作品は、若い人には見ていない人が多いと思われますが、是非、機会があったら観ていただきたいと思います。

 謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

 なお、シビアな話を付記しておきます。透析導入後の1年生存率は2007年に導入した37,002人のうちでは、87.0%であります。ちなみに、2006年導入者の87.1%より0.1%悪化しているものの、1983年の81.9%に比べて明らかな改善が見られるということです。日本透析医会の2008年末の調査によります。13%に透析患者が1年内に亡くなっているという数字でもあります。合併症や、高齢化の影響でしょう。
 なお、同調査では、5年生存率は59.9%、10年生存率は37.1%であり、1987年以降安定した値で維持されていると報告されています。しかし、15年生存率は23.6%、20年生存率は17.4%であり、少しずつ低下しています。同調査で初めて計算された1983年導入患者の25年生存率は16.7%でありました。まだ、透析技術が今のように進歩していなくて、水分などの厳しい自己管理を経験して乗り越えられた方たちです。透析患者としては、模範的な自己管理ゆえに、長期透析者となられているということです。最近は、除水等に関しての透析技術の進歩により、まったく、自己管理をしない患者も見受けられます。僕のクリニックにも、困ったサンがいますが、スタッフの言うことも聞かないのは、緩慢なる自殺行為になることを認識していないということですね。

ビッグイシュー日本語版 130号 自閉症の特集

2009-11-29 02:05:13 | 日記


 八王子駅北口で、ビッグイシューの販売者の人に会いました。しばらく、タイミングが合わなくて出会えなかったのですが、最近は、うまく会えるようになりました。

 ビッグイシューの記事は、オピニオン誌としてとても面白いです。昨日は、買いそこなった130号を買うことができました。特集記事の「自閉症、その不思議と豊かさ―発達障害からみえる世界」を読みたかったのです。

 自閉症に関する特集は、今回で2回目だそうです。もし、機会があったら、バックナンバーの95号も読んでみたいと思っています。

 「1歳半乳幼児健診システムでサポートが可能 杉山登志郎に聞く」は、とても参考になる記事でした。凹の部分をサポートしながら凸を伸ばすことが大事なんですね。自閉症の凸(長所)の部分を活かした職に就いて、健常者よりも効率の良い仕事ぶりの人も少なくないという発言は、希望が感じられました。
 また、子どもの虐待と自閉症との関係性についての言及も、今後、児童虐待問題を読み解く上での大切な論点になるでしょう。

 自閉症、アスペルガー症候群の当事者としての、高橋紗都さん、東山直樹さん、榎木たけこさんの文章も、彼らの観ている世界の一端を知るきっかけとなるでしょう。

 自閉症者の支援活動を行っている「NPO法人それいゆ」の服部智子さんのお話も、生きている限り成長し続ける自閉症の人々の可能性と、彼らに対するサポート体制の重要性を知る上で、有用なものでした。

 前出榎木たけこさんの「発達障害は、発達しない障害ではなく、人よりかなりゆっくり発達する障害なんだなと、支援を受けてからこう思うようになりました。」という発言と共に、定型発達者との付き合い方を今後も社会がしっかりと認識する必要性を強く感じました。

 是非、ビッグイシュー130号の特集記事を、1人でも多くの人が読むことを期待しています。