goo blog サービス終了のお知らせ 

トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

日記  体力が限界に近付いているので

2010-04-03 01:39:00 | 日記
 この所、生活が忙しくなりました。地元の腎友会が去年立ちあげられ、役所に対する障害者団体登録も終わり、今年から、本格的に動き出します。僕も、お手伝いすることになりました。手話サークルの活動も続けたいし、昨年あたりから、しばらく封印していた演劇や音楽会の観賞を再開しました。人生も半ばをとっくに過ぎていることを意識してのことです。

 なるべく、やれることは悔いのないようにしたいという気持ちが強まった訳です。

 その分、一日があと3時間余分にあれば良いと思うような生活が続いています。もちろん、趣味の時間を減らすという選択肢もあるのですが、QOLの高い生活を送りたいので、結局は、睡眠時間にしわ寄せが来てしまいます。昨年から、睡眠時間が不足する状態が続いています。最近は、睡眠導入剤の必要がないくらいです。昼間、家にいる時は、知らない間に、眠りこんでいることが多くなりました。外では、精神が緊張しているのか、そうしたことは起こりませんが。ただ、プラネタリウムで、意識が飛んで、投影作品の内容がところどころ抜け落ちてしまいました。

 ブログにも、公務員の政党ビラの配布に関する高裁の判例やら、障害者問題等、投稿したい内容も、思うように書くことができません。絵本の紹介記事でも、ブログ友達のアルギンにっこさんに、誤字記載を2回も続けて指摘されるありさまです。

 そんな訳で、睡眠不足解消のために、以前にやったことのある3行日記などで、この事態を乗り越えようかなんて思っています。

※ 4月10日に、元衆議院議員で、受刑中に障害者の世話役をしたことから、社会に対して「累犯障害者」の存在を明らかにして、法務局等に、対策の端緒を付けることに貢献した、山本譲司さんによる講演会があります。出所後は、地元の障害者施設で活躍されています。
 八王子の「聴覚障害者の集い」での講演会です。

 講演テーマは、「累犯障害者」。
 日時:4月10日㈯ 午後6時30分~8時30分(開場:午後6時15分)

 入場料:無料
 会場:八王子市心身障害者福祉センター
 問合せ先:℡ 042-624-5850

 なお、僕も是非聴きに行きたかったのですが、同日、いちょうホールでの、記録映画「いのちの作法」の上映&トークに参加する予定があるので、残念ながら行けません。なお、この映画は、5月20日にいちょうホールでの映画「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」のプレ企画として行われるもので、「いのちの作法」の制作プロジューサー他のトークも行われるという、めったにない機会です。

 その日のためにも、そろそろ、体調を戻す必要があります。
     


累犯障害者 (新潮文庫)
山本 譲司
新潮社

このアイテムの詳細を見る

中央線陸橋の破片はここにあるのかな?

2010-03-29 00:05:04 | 日記
 古くからの街には、花街が存在する。八王子では、中町がそうである。つい最近まで、見番(検番)があった。見番は無くなったが、芸者さん達は今も活躍している。僕には、全く縁のない世界であるが。

 最近、街づくりの一環として、かつての花街の雰囲気を出す取り組みとして、中町界隈に黒塀を整備した。この地域は、料理屋もあるが、現代の歓楽街のような感じがする。昼間は、全く普通の街に見えるが、夜のなるとその風貌を一変させるのであろう。こういう話は詳しくない。





 実は、この黒塀整備に関連して、中央線の陸橋の破片を利用したという話を聞いたことがあったのだ。

 中町の記念碑のような石柱の周辺に囲むように積み重ねられたブロックが、陸橋の破片かもしれない。それと、その周りと、通路の脇にまかれた小石状のものが破片かもしれない。

 もしそうなら、戦争の記憶も埋め込んだ陸橋の夢の跡が、何故か花街に場所を変えて、ささやかに生き残っていくのかもしれない。




本日の中央線陸橋

2010-03-28 23:35:41 | 日記
 患者会の定時総会の後、東急スクエアビルの11階にあるクレアで食事をとった。このレストレンは、展望がいい。
 当然のように、建設中の陸橋を見る。写真のように、遠目には橋の形が出来上がっていた。



 食後、陸橋の工事現場まで見に行く。近くで写真を撮る。ようやく、完成に近付いているという実感がする。

 仮通路で、オレンジ色の中央線が通るかとしばし待っていたが、新車両ばかり。たまに、運がいいとオレンジ列車を見かけるが、いつも、シャッターを押すのが間に合わない。間もなく、中央線から完全に姿を消す。





 下の写真は、以前撮った写真で、昔の陸橋の破片が積んであるものだ。なんせ、あの八王子大空襲をも経験している陸橋である。
 この破片を全て破棄するのは忍びないと思うのは、陸橋に思いを持っている人である。長い歴史を背負った建造物だから、多くの市民の記憶に残っているはずだ。
 壊す直前でも、電車が好きな孫や子どもを連れた大人が、橋の上から電車が通過するのを見ていた。子どもにとっても、電車を見る定番の場所でもあった。

 そんな思いから、この破片の一部を残すという話があった。さて、どこへ運ばれたのか?


桜はまだかな?

2010-03-28 00:25:40 | 日記
 昨日は、久しぶりに晴れていました。透析へ行く途中、色々な花を見ながら歩いていきました。
 お馴染みのむらさきはなだいこん、中国戦線の悲惨な戦争を体験した一人の日本人が、中国から持ち帰ったタネから、全国に広がって行った花です。平和の気持ちが込められた花は、すっかり、日本に定着しました。この花を見るたびに、かつて、中国で日本軍による戦争があったことを思い起こしてもらいたいと思います。



 帰りには、桜の開花の様子を見ながら歩いていこうと思いました。
八王子駅に通じる道路沿いのしだれ桜の1本が、たくさんの花をつけていました。残りの木は、まだ開花に至っていないというのに。







 もう、お花見気分になれるスポットです。開花のフライングなんですが。この木の下には、北村西望の「将軍の孫」の彫刻があります。桜も、特攻隊のイメージではなく、平和の中で咲いて欲しい花です。
 来週は、吉祥寺に演劇を観に行く予定です。時間があったら、井の頭公園に行ってみようと思います。もう、どれくらい吉祥寺には行っていないのでしょうか。高校の時は、通学には、三鷹駅か吉祥寺駅を利用していました。井の頭公園には、桜の木がたくさんありますが、来週の月曜日には咲いているのかな。北村西望のアトリエが展示場になった施設が公園内にあります。長崎の原爆の像の原型も展示してあるかも知れません。かなり前に行ったので、記憶が定かではありません。

 浅川沿いの遊歩道を歩いてみました。浅川大橋沿いのソメイヨシノは、まだ、ちらほらと数輪が咲いている程度でした。夕方は、風が冷たく、今日も雨が降る予報です。しばらく、開花が遅れるかも知れません。





 河川敷の柳の大木は、緑の葉が既に出ていました。他の落葉樹は、まだ、冬木立の状態なのに。石川啄木の短歌が思い起こされました。柔らかい緑の葉も、見ていて清々しいものです。



 例の1番桜は、その日もたくさんの花をつけていました。通行人も、足を止めて、その姿に見入っています。携帯で撮影する人もいます。小さな桜の木の、1年に1回だけの注目を浴びる期間です。



 堤防沿いの桜の開花は、来週あたりになるのでしょうか。

昨日の日記/バイキングと雨の桜

2010-03-25 01:46:49 | 日記
 昨日は、雨の中、京王プラザホテル八王子のランチバイキングに出かける。
透析患者の会の食事会だ。主に、火木土の週3回透析を受けているグループ。患者会全体の食事会は別にある。今年度は、インフルエンザの影響で、年度末ぎりぎりの開催となった。透析中1日の日に行うことになっている。中2日だと、検査データが悪くなるから。

 内輪の食事会の雰囲気。家族も含めて20名の参加となった。乾杯の後、バイキングの開始。ちゃんと、リン吸着剤を持ってきた。日頃、透析クリニックでは、患者同士、顔を合わせても、たっぷりと話す時間がないので、こうした催しは、交流という面で意味のあることだ。

 バイキングなので、自己責任で食事をとる。

 食べました。お腹いっぱいになりましたが、デザートは別腹とうそぶきながら、これも食べました。ただし、カリウムを大量にとることは、透析患者には心停止の危険がある行為なので、特に自制が必要だ。でも、写真のごとく。ソフトクリームまで。今回は、カリウム吸着剤のカリメートを服用。

 たくさん食べた時は、夕食を軽めにしています。





 帰りに、いつもの早咲きの桜1号のそばを通って行きました。先日の春の嵐で、花弁が散ってしまったかなと心配していましたが、写真のように、大丈夫でした。ただし、冷たい雨に花弁が当たって、少し重みに耐えていました。




東郷青児展(八王子市夢美術館)に行く

2010-03-21 01:32:22 | 日記
 外では、強風が吹いています。まさに春の嵐。恐ろしいくらいです。お彼岸と連休なのに、生憎の天気ですね。

 昨日は、汗ばむような陽気でした。透析の帰りに、夢美術館に寄ってきました。
「東郷青児展」が28日まで開催されています。当初は、行く予定ではなかったのですが、先日、朝日新聞の夕刊に『望郷』が取り上げられているのも見て、急遽、行くことになった次第です。この点は、ミーハーの性格ゆえの結果です。※このミーハーという言葉も、今では、死語と化しているのでしょうか。

 結論からいえば、作品に触れて良かったということです。本来は、ギャラリートークの時に、観賞に行こうと思っていました。なんせ、アートの世界には疎いものですから、学芸員の方の説明を受けながら観賞が出来れば、勉強になります。しかし、生憎とその日は、透析やら他の予定が入っていたので、残念ながら、参加できませんでした。

 今回は、自分の好きなように観るということになりました。初期の作品から展示されていましたので、画風の変化も観ることが出来ました。前衛芸術家ら出発して、誰もが親しめる作風に変わっていったとのことです。

 『望郷』も、じっくりと観ることが出来ました。朝日新聞では、現代のフィギュアなどにも通じるなどと描かれていましたが。

 『貧しい娘』ですか、フランスの貧しい親子を描いた作品が印象に残りました。朝、朝食用のフランスパンを片手で持ちながら、もう一方の腕では子どもを抱えている。傍に、少女が寄り添うように、大きな目でこちらを見ている。
そうした作品もあったのですね。

 『女体礼賛』は、裸婦の身体から何本も腕が出ていて、『魚籃観音』や『レダ』などの宗教的な意味を持った作品に通じるものを感じました。

 手が異常に大きく描かれた作品もありましたし、キャンバス地が見えるように絵具を塗った作品もありました。
 



 最近は、ミュージアムグッズが売られていますね。『望郷』のクリアファイルなどが売られていましたが、『超現実派の散歩』(1929)のピンバッジを求めました。前衛芸術の頃のものでしょう。残念ながら、この作品は、今回の展示にはありませんでした。



八王子市夢美術館 HP

今年のさくら1号

2010-03-20 18:13:28 | 日記


 今朝、透析クリニックに通う道で、市内のどこよりも、いつも真っ先に桜の花が咲く木に、既に花が満開に近い状態で咲いているのに気がつきました。
 先を急いでいたので、帰り道に写真を撮りました。
 去年も、ブログに写真を載せています。

 国道16号沿いの、背後がビルに囲まれているような環境なので、早く花が咲くようです。

 これから、川沿いのソメイヨシノが咲くでしょうが、もうしばらくの辛抱です。WEBサイトの「はなせんせ」では、今年も、各地の桜の開花情報を、会員が携帯のGPS機能を使って発信して集計をとります。去年は、浅川大橋付近の桜の木の下から、送信しました。興味のある方は、「はなせんせ」のサイトを見てくれるといいですね。花の名前で検索できるサービスや、会員同士で、花の名前を探してみるなんてこともやっているサイトです。

「はなせんせ」HP

 今日は、ちっぽけでも、激しい交通量の道路沿い、ビルの陰に咲く桜の花にお目にかかれて、嬉しい気分です。今年も生きてますよ。人間は樹木に比べれば、短い命ですけどね。


オオヒラタクワガタ、冬越しできました

2010-03-15 02:06:26 | 日記


 去年の9月の終わり頃、ダイエーで、小さなプラスチックケースに入れられた甲虫のペアが特売で売られていました。夏休みの間、子どもたちのクジの景品だったようで、ケースには、何等賞と虫の名前が書かれていました。いわば、夏の名残りの悲しい虫達です。もし、このプライスダウンの段階で売れ残れば、殺処分となることになるのでしょう。ましてや、外国産の虫は、自然界に放すことは、絶対にやってはいけないことですから。
 虫達をみても、なんだか命のはかなさを感じてしまいました。
※花屋でも、店頭に弱りかけた売れ残りの鉢植えがあると、つい、可哀想になって買ってしまうことがあります。

 冬まで、何とか生かせればと思い、値段も安かったので、オオヒラタクワガタのペア2組と、その他2種類を買い求めました。
 早速、大きなプラスチックケースを2個買いました。昆虫マットをいれ、止まり木や枯れ葉もセットしました。小学生の頃のようです。でも、こちらの方が、結構な出費になってしまいましたが。

 止まり木は、シイタケ用のほた木でした。

 そして、冬の到来。八王子は都心と比べれば寒いので、もう、寿命かなと思っていました。

 2月になってから、暖かい日に、ケースの中の枯れ葉がガサガサ音を立てていました。まだ、生きているのかなと思いつつ、そのままにしていました。

 先週、暖かな日、連日、ガサガサという音が聞こえます。何とか、冬越しして、目覚めたようです。そこで、昨日、ケースの中を見てみました。

 オオヒラタクワガタのオス2匹とメス1匹の生存を確認。ほた木は、皮がすっかりなく、中に穴が開けられていました。卵でも産んだのでしょうか。

 最近の冬は、昔に比べれば温かくなっています。でも、結構、地元は冷えますが、何とか越冬したようです。本当は、最低温度が10度以上必要なはずなのですが。

 そう、300円くらいで買った胡蝶ランの葉も、黄色くなっていますが、果たして新しい葉が出てくるのでしょうか。2度咲の花を楽しめて、陶器の鉢に植えたあったので、鉢代だけで十分にペイするのですが。復活に期待しています。他の観葉植物も、何とか一部を除いて越冬したようです。
 解説書などに書かれている最低温度より低い状態が続いたようですが。ぎりぎりの所で踏ん張ったようです。葉を落したものも、新しい芽が出ています。
 地球温暖化の「おかげ」?かな。

 さて、甲虫の方は、他の2種はお亡くなりになりました。

日記/歩きました

2010-03-11 00:30:22 | 日記
 いよいよ、寝不足が身体の負担になってきた。精神上にも、悪影響を与えているかもしれない。

 今日は、だるい身体に鞭打ちながら、サークルの新聞の編集作業に向かう。
市内の高台にあるセンターまで歩いていく。

 途中、松姫で有名な信松院の横を通る。花盛りの木は、桃の花だったのだろうか。



 帰りは、サークル員の車に同乗して、あったかホールへ行く。そこには、中核障害者が運営している「喫茶ほほえみ」がある。毎月、第2と第4?水曜日には、交流会が開かれているのだ。店の中は、手話講習会を卒業したばかりのメンバーとサークル員で満員状態。手話の学習への意欲が満ちている。

 帰りは、浅川沿いの遊歩道を歩いて帰った。30分以上はかかる道のりだ。結局、身体の疲労など無視状態だった。予定外の行動だったが、適度に身体を動かした方がいいのかもしれない。



 前日の雪もすっかり溶けていた。川の水も、この所の雨や雪のせいで、やっと、増水していた。その前は、渇水状態で、ちょっとばかり心配であった。
 桜の木の下を通ったが、まだ、つぼみは固い状態。もう少しすれば、この遊歩道沿いに、お花見が出来る季節がやってくる。
 まだ、寒々とした夕方の散歩道であった。


14日の日記

2010-02-17 00:12:46 | 日記
 この所、寒さは厳しいんですが、外出することが多くなっています。14日もブログに書いたように、映画「ブタがいた教室」を、午前中観に行っています。
 今度も日曜日も、国立能楽堂に行く予定です。その前に、サークルもありますが。

 最近は、天気の悪い日が続いています。今も、外では雨が少し降っています。市からの防災メールでは、夜半前後に一時雪が降り、1~2㎝の積雪があるかも知れないと伝えてきました。雪よりも、早朝の道路の凍結に注意するようにというメールの内容でした。

 14日は、天気が良かったですね。映画の帰りに、浅川左岸の遊歩道に降りてみました。川の左岸と右岸はどのように決めるか、ご存知ですか?
 川の下流に向かって、右手側が右岸ということです。水の流れが基準になっているのでしょうか。
 愛犬が死んでから、川の歩道を歩くことが、めったになくなりました。生きている間は、雨の日も、雪の日も、川で早朝に犬の散歩をしていました。今では、朝起きるのも遅くなってしまいました。

 河原は、まだ、冬枯れの状態に見えますが、よく見ると、イヌフグリの青い花がところどころに咲いています。

 堤防から、遊歩道に下りたのは、梅の花が盛んに咲いていたからです。良い香りをさせていましたが、河原に咲いている木なので、見る人も少ないのでしょう。ちょっとした梅見の気分に浸りました。見物人がいなくても、毎年、花をたくさん付けています。この木のそばには、桃の木もありますが、まだ、咲いていませんでした。









 14日はバレンタインデーでしたが、やっぱり、チョコレートには、義理チョコも含めて縁がありませんでしたね。

 サントリーで、チョコレートスパーリングを売りに出したので、試しに飲んでみました。冬のアイスクリームと一緒に。しっかり、チョコレートの味がする炭酸飲料でした。でも、ペットボトルにも書いてあるように、チョコレートは全く入っていないということでした。人間の舌なんで、容易に騙されてしまう訳なんですね。


ONE HEART LIVE CIRKIT 2010 に行く

2010-02-14 00:14:41 | 日記
 2月11日㈬ 八王子市民会館にて、ONE HEART LIVE CIRKIT 2010開催。

 このホールも、かなり建てられてから時間が経過した。新しい市民会館が、八王子駅南口に建設中である。
 
 ここで、聴いたJPOPのライブ。チューリップ、オフコース、ゴダイゴ、因幡晃、太田裕美など。かなり昔のこと。
 
 当日の出演メンバー。シクラメン、RYTHEM、Soner Pocket、Peaky SALT の4組。

 ずいぶんと、時間が流れたことよ。

 このコンサートのコンセプトは、普段、夜遅くまで行われているライブの、参加しずらい地域への出前コンサート。また、期待されるミュージシャンのライブハウスから、ホールでの演奏スタート。

 一部のバラードを除いて、観客はスタンディングの状態。タオル振り回し、踊っている子もいる。観客との、やり取り。

 舞台の上を、所狭しと動き回るアーティストたち。ハレのお祭り。

 歌詞は、前向きのものが多かった。応援歌にも聴こえる。

 照明技術も進歩したものだ。非常にきれいである。

 ライブで聴かせることが出来るのは、実力があるということ。現在は、録音技術も発達しているから、ライブで、下手くそなバンドもいるのは事実。

 今回は、たっぷり3時間以上に渡って、ライブならではの力演を堪能できた。

 これからは、メジャーの存在を目指していくのだろう。
 
 シクラメンは、大阪にライブに行くのに、深夜バス利用、マンガ喫茶連泊という時もあったという。東京の大田区蒲田の出身。

 そう、チューリップのコンサートに行ったとき、「わたしのアイドル」を聴くことが出来た。あの歌詞のように、時間が過ぎていく。観客もアイドルと共に、年をとっていく。若い日は、2度と帰らない。かつて、大人たちは、みんな若者だった。そして、時は流れていく。

 今を楽しめ。今を生きよ。若い日は、今だけなのだから。過去を後悔することもなく、将来を思い煩うことなく、ただ、今を生きよ。自分たちの言葉で、歌を歌え。自分たちの心で歌を聴け。

Promise / ソナーポケット

最近の中央線八王子陸橋

2010-02-12 23:48:27 | 日記
 11日の建国記念日。この日は、おかしな日ですね。戦前の紀元節が姿を変えただけの、軍国主義のための行事の復活なんですから。神武天皇の天孫降臨なんて、神話の世界を、今の世の中に無理やり置いたのですから。何よりも、成人式をはじめとする祭日の扱いと違うことに気がつくべきなんですね。他の祭日は、ハッピーマンデーの扱いを受けるのに、建国記念日は、特別扱いなんですから。そういう所に、権力者の隠された意図を見出す必要がありますね。特別な日だから、日曜に続く月曜日を休日にすることはしない訳です。だから、どうも、この国の為政者は、戦争責任に関しては、口先だけで、心から反省したことなどなかったのでしょうね。

 さて、その日は、祭日でも、透析はお休みではありません。透析終了後、市内のホールで行われるコンサート会場に向かっていました。ひどく冷たい雨が降っていて、傘をさす手も凍るようでした。
 せっかくなので、建設が大幅に遅れている、陸橋の横を通っていくことにしました。前回通った時と比べて、今回は、かなり工事が進んでいました。
 写真の方は、雨に煙っている状態だったので、あまり、はっきり写っていませんでした。
 とにかく、完成に近付いていることが判明しました。

 今年の申告時には、新しい橋を渡って、税務署には行けませんね。そう、コンサート会場へ行かなくてはならなかったので、例の、あんこたっぷりのデカ鯛焼きは買いませんでした。あのお店のおばさんは、愛想がないのが特徴ですね。鯛焼きは、たっぷりあんこで甘いんですが。1個食べるだけで、お腹がいっぱいになりますよ。














ホールでの涅槃会に行く その2

2010-02-11 02:08:25 | 日記
 涅槃会での、作家である石川英輔氏の講演は、現代の環境問題に取り組むのには、ヨーロッパの様々な取り組みに習うよりは、江戸時代の、人々の生活の智慧に学ぶことが必要であるという内容であった。
 確かに、当時は、化石燃料を大量に使うこともなかったので、現代のような環境問題は存在しなかった。現代は、文明の進化を恩恵を被って、平均寿命も延びている。しかし、若年層を中心に、健康に関しては、生活習慣病が当たり前のような状況になっている。文明の恩恵を受けることを、全て、止めることは出来ないが、江戸時代の人々のエコロジーの知恵を参考に出来るのではないかという、問題提起であった。なお、徳川300年の封建時代も、他国と戦争を行うこともなく、中国や朝鮮との、緊密すぎる程の、気配りをした幕府の外交政策のことに触れられたことが特に印象に残った。
 現在、ネット上でも、アジアの近隣諸国との付き合い方について、否定的な見解を述べる人が少なくない。あの戦争の記憶すら否定しようとしている人もいるのである。

江戸時代はエコ時代 (講談社文庫)
石川 英輔
講談社

このアイテムの詳細を見る


 講演終了後のロビーでは、石川氏の本が売られていた。文庫本を求めて、サインをしてもらった。江戸時代の、良いところを学んでみようと思う。

 さて、八王子の仏教寺院が、宗派を超えて共同で様々な取り組みをしていることは、評価されるべきことである。

 ただし、昔のように、高齢者を中心といた「居場所」を寺院が提供してくれるといいと思う。また、社会への救済事業も展開してくれればなと、切に願っている。

 派遣切りのような社会の貧困化に対して、生活の基盤を失った若者達に、寺を開放して寺院も、わが国には存在するが、それは少数派であるのだろう。

 八王子では、萌え寺として有名になった寺院もある。また、近所の寺院は、新しい住職を迎えてからは、地元のコミュニティと、それまで、放置されていた閻魔堂の閻魔様の大祭を始めるようになった。同じ境内にある稲荷社のお祭りも、28日に、町会の協力で開催される。地域のコミュニティの活性化と結びついた、興味ある取り組みである。

 高尾山の薬王院の貫主をなされた故山本秀順氏は、若い頃に、信仰仏教青年同盟の活動に関係されていた。
 また、地元の宗教家が、八王子9条の会に参加されている。天理教の方も参加されている。ベトナム戦争時、天理教の青年たちは、その戦争に反対の意思を表明した。

 八王子の歴史をみても、宗教と社会運動の関係を示す史実が残っている。武州困民党事件や、それと深く関係した自由民権運動には、経済的に裕福な被差別の人々が大きな影響を与えた。当時の仏教は、身分制を、因果関係で肯定するところがあった。社会によって差別された人々は、カトリックの教会を建てた。現在でも、その教会は、特別公開される日がある。しかし、当時の記憶は薄れていき、鐘の存在も、郷土史を研究している人によって、教会の奥深くにしまわれていることが、判明したという。
 また、柚木地区にあった、キリスト教教会は、戦時中の弾圧で壊滅状態となっている。

 その一方で、日本最大のカルト教団関連の施設も複数存在する。そこで、催し物がある時は、駅前に、バスに乗り込む信者の長い行列をみることができる。市街地から離れた場所にあるので、信濃町のようにはなっていないが。イラク戦争の時に、反対の意思を表明することもなかった。平和主義を強調するが、大いに疑問である。
 最近、別の新宗教の施設が、駅から近くの所に建築されている。
 どちらも、政治参加に積極的な団体である。しかし、平和主義に対しては消極的のようだ。

 わが街は、宗教に関して、どのような街になっていくのであろうか。

ホールでの涅槃会に行く その1

2010-02-11 01:29:21 | 日記
 地元八王子は、お寺の多い街である。そのためか、時々、間違って、八王寺と書く人がいる。といっても、八王寺という名前が書かれた梵鐘が、念仏堂に存在はしているのだが、それは今回の話とは関係ないことだ。

 八王子市仏教協会に加盟する寺院は、129箇寺を数える。春には、花まつりを、夏には灯ろう流しを行っているが、涅槃会に関しては、毎年、仏教協会で行われていることは知らなかった。

 お釈迦様の命日の法要が涅槃会である。シャカの亡くなった日については、はっきりした記録がない。伝承により、日本では、本来は旧暦の2月15日とされてきた。仏教協会では、新暦の2月15日前後に、この会を催してきたという。

 今年は、市内のいちょうホールで行われるというので、2月10日㈬に、どのようなものか知りたくて、会場へ急いだ。旧仏教とか、葬式仏教とかいわれることがある伝統仏教であるが、現代にどう、信仰を伝えていくのか、知りたかった。

 第1部は、涅槃会法要であった。舞台には、涅槃図が掛っている。導師により法会が進んでいく。
 開経偈(かいきょうげ)、三帰依文(さんきえもん)、四弘誓願(しぐせいがん)、普回向(ふえこう)と続く。
 シャカは、人間故に、死の直前は、下痢などの苦しみの内にあったと伝えられている。大乗仏教では、その死の意味も最初の仏教とは変わっているのかもしれない。以前、仏教の起源を求めたドキュメンタリー映画を観たことがあるが、シャカの時代の遺物はほとんど存在せず、シャカがどの人種であったのかも、よく分かっていないということだった。期待して観に行った映画であったが、シャカの実像に迫るには、何の遺物もないという状態で、大いにがっかりした思いがある。歴史上のシャカと、信仰上のシャカとは違うということは、分かるのであるが、実像を知りたいという気持ちの方が強かった。

 第2部は、作家の石川英輔氏の講演「現代(いま)にいきる江戸の智慧(ちから)があった。

 第3部は、各宗派による御詠歌・讃仏歌奉詠が、11団体により行われた。

 御詠歌・和讃は、各宗派によりそれぞれ微妙な違いがあったが、鈴(れい)と鉦による仏教音楽。
 なお、讃仏歌というのは、ピアノの伴奏で歌われ、キリスト教の賛美歌のようであった。昔、水谷豊が僧侶の役をやったドラマがあったが、その中でも、水谷豊が弾くオルガンに合わせて、讃仏歌が歌われていた。浄土真宗だったのだろうか。それを観ていて、不思議な気がしたが、現代人に仏の教えを説く方便としてはありうることだと感じたことを思い出した。

 宗派を超えて、共同で、仏教の活動をすることに意義があるのだと思った。今、殺伐とした世の中に、伝統仏教がどのような貢献が出来るのか、大いに興味のあることである。






日記 嫌な感じ

2010-02-06 15:56:00 | 日記
 僕の使っている、ネット上のユーザーIDは、他のユーザー同様に、同じものが使われている可能性が大きいことは承知していました。
 昨晩、ネットサーフィンしている時に、偶然、1名見つけました。ブログは開設していないようで(といっても、深く調べたくもありませんが)、コメント欄に登場していました。それも、ネット右翼のブログのコメント欄に。当然、彼?も、そのコメント内容からみて、立派なネット右翼でした。
 気分が悪くなりました。
 
 なお、ブログの中には、ネット右翼の言動を監視している方のものがあります。
それに、かかるネット右翼のブログが、しっかりと批判されていました。少し、気分がすっきりしました。

 ということで、ネット上で、同じ名前を見つけても、彼?は、僕にとっては、不愉快な存在であることを、この日記に書いておきます。