今日は、忙しい一日でした。
午前中は、患者会の社会見学で立川市にある防災館に行ってきました。前の関東大震災以後、来る来ると言われてきている地震についての防災体験学習でした。直下型の大地震が起こる確率が70%以上ということですから、都心に地震がいつ起こってもおかしくないということです。地震時には、我々透析患者をはじめ、障害者・高齢者は、災害弱者としての特別な配慮が必要になってきます。地震時の、透析施設の連絡網などは、もう構築されています。患者自身も、それぞれにできることを備える必要があります。隣近所との交流は、ぜひとも必要なことです。
今回は、まず、防災ミニシアターで映像で学習しました。昔、一部の映画館に、ドルビーシステムに反応して、座席が振動するものがありました。おいらも、時々、特別のシートに座って、映画の展開に合わせて、音に反応する振動椅子を楽しんでいました。この防災館の座席も、地震の場面に合わせて振動をします。ちょっとした、楽しみでしょう。
その後は、地震体験コーナーで、震度7までの疑似体験ができます。その時に、消火やドアと開けるといった行為を、揺れが収まった時点で行います。要は、揺れている時は、机の下などに潜り込み、他には何もしないということです。地震は、長くても最初の揺れは1分以内ですから、慌てず、まずは身の安全確保です。
以前にもサークルでこの防災館を訪れて、他にも煙体験や消火訓練を行いましたが、透析患者の団体なので、今回はこの2つの体験だけでした。
帰りには、館内の売店で非常食を試食して、缶詰のパンなど購買しました。ご当地キティも売られていたので、さっそく買いました。友人へのお土産です。
患者会の方は、一応、防災館で解散。おいらは、すぐ、地元の福祉まつりに行くために、昼食もとらずに会場に急ぎました。午前中から、アトラクションも始まっていたのですが、今回も何とか時間内に到着すべく、八王子駅からは歩いて会場へ向かいました。残念ながら、手話コーラスの発表には間に合いませんでした。会場では、知り合いとあいさつして話をしました。各作業所の売店を見ました。野菜の苗が安く売られていたので、さっそく買いました。
5月31日には、八王子市庁舎前の浅川河川敷広場で、多文化・環境共生型野外フリーイベント「みんなちがってみんないい」が行われます。ネット右翼が嫌いな多文化交流が行われます。朝鮮大学の民族音楽サークルによる朝鮮民族音楽の演奏もありますしね。障害者も参加します。福祉まつり同様、作業所のお店もでますし、世界各国の、といってもアジア、ラテンアメリカの国々ですが、おいしいものや珍しい物品も楽しめます。手話体験コーナーも、福祉まつりに続き行われます。エコのイベントでもあります。10:30から16:00まで。歩いて行ける所なので、参加したいと思っています。
今日は、天気が心配でしたが、なんとか問題なく行うことができました。帰り道、雨に少し降られましたが。
帰途の道、例の花屋に寄ってみました。今回は、水草の「でんじそう《漢字の田の字に葉の形が似ているので田字草)」を買いました。商品名は、ウォータークローバーとなっていましたが、この植物はシダ植物の仲間で胞子により繁殖します。夜は、葉を閉じます。水草といえば、ホテイアオイやウォーターレタスがありますが、こちらの方は、一部の湖沼や河川で繁殖しすぎて邪魔者になっています。