Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

海まで

2012-10-18 00:07:15 | Touring / Potaring

曇り予報の日曜日、

「気温も上がらず丁度いいかな」 と クライマー(自転車)を連れて部屋を出た。

出た途端 「寒い」

半袖Tシャツをロンティーに着替えて再出発。

 

いつもの荒川サイクリングロードに出て、「漕いでりゃ暖かくなるだろう」と思っていたが、

「寒いっ」

しばらく耐えたが我慢できず、持参していたウィンドブレイカーを着込んだ。

 

荒川右岸を川下に向かっていたが、千住新橋から先で何やら祭りをやってる模様。

警備員から「ここから自転車は押してください」と言われる。

距離を聞くと「2kmくらい」とのこと。

「自転車は乗るもので、押すものではない」との信念から、ここから左岸に渡る。

これは左岸からの祭り会場風景と、もう画面左にはスカイツリーが見えてきた。

 

上流では整備が行き届かずに途切れがちな左岸コースだが、

ここから河口までは繋がっている。

路面が荒れていたり、一旦土手上に登るなどの走りにくい部分はあるが、

右岸に比べると歩行者や自転車が少ないので、こちらもいいかもしれない。

 

ここから左岸直行で河口を目指すことにした。

河口に近づくと「河口まであと**km」との表示が頻繁になる。

以前は1kmなんか「あっ」という間に後ろに飛んでいってたが・・・今回は

「えー、俺ってまださっきの表示から1kmしか走ってないの~」 って感じ。

 

とは言いつつも、なんとか着いた。

とてつもなく久しぶりに自力でたどり着いた海は 感慨深い

中央環状線の高架先には葛西海浜公園の観覧車も見える

 

懐かしさとか嬉しさとかこみ上げてきたが、それとは別にさっきから気になることが・・・

途中からポツリポツリと 雨粒。  そしてこのころから霧雨が本格化。

「曇りって予報だったのにぃ~」

 

出発が遅かったので、ここでもう13時半くらいになっていた。

名残惜しいが、引き返すか。

 

最初の7~8kmは中央環状線の下を走りなんとか雨も凌げた が、路面は段差が多くて走りにくい。

 

でも、こんな奴らに出会えたから 良しとしよう。

カメラを向けるとグングン前に出てきて、近すぎてピントが合わない~

 

江戸川競艇場の横を通過。

観客がいなかったから、練習でもしてるんだろうな。

 

競艇場の先で中央環状とサイクリングコースが分かれるので、ここから先は雨が避けれない。

しばらく雨宿り

 

しばらく待つと霧に沈んでいたスカイツリーが見えてきた。

 

小降りになったようなので再出発したが、相変わらず寒い。 しかも風はアゲインスト。

悪条件に大腿の筋肉が悲鳴を上げ始めてきた。

「このまま走り続けるとハンガーノックになるな」

そんなとき幸いなことに、サイクリングロード脇の公園に自動販売機を発見。

普段は飲まない甘~いココアとチョコレートアイスで糖分補給。

ここで自宅の Kazu に電話してみると、自宅付近は結構降っているらしい。

 

脚が復活したので再々出発したが、雨がまた強くなってきた。

今回はカッパを持ってないし、年季が入ったウィンドブレイカーに防水性は望めない。

そしたら今度は食事処が見えたのでダメもとで、「カッパありませんか?」と入ってみる。

やはり「ありません」との返事でがっかりだが、とりあえずまたここで雨宿りとする。

 

相変わらず降ったり弱まったりの繰り返しなので、またKazuに電話してみると、止んだとのこと。

こちらはまだ降っていたが、今回はライトを持っていないので時間が心配だ。

もう既に暗くなり始めている。

 

「自宅に近づけば降ってないなら、ここで出発しよう」 と思い切って再々々出発した。

カメラ等は防水バッグにしまい込んだので、ここから先は写真なし。

 

刻々と暗くなるコース上を一人黙々と漕ぐ。

相変わらず不定期に来やがる逆風と寒さで、筋肉がパキパキになってしまう。

幸いに雨脚は弱まりつつあるが・・・

 

新荒川大橋で右岸に渡り、秋ヶ瀬橋から一般道で自宅に向かい、17時過ぎに到着。

 

3回の雨宿りがあったとはいえ、80kmを6時間もかけてしまった。

しかもヘロヘロ・・・

 

 

完全復活は まだまだ遠いな

 

コメント (2)
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