土曜日に自転車でこけて、膝を擦り剥いてしまった。
なので日曜日はお散歩程度にしとこうと、以前から気になっていた吉見百穴へ
東武東上線の東松山で降り、鴻巣方面行きのバスで4停留所目。
そこから徒歩で5分程度かな。 先ずは右手に見えた岩室観音を見学。
結構古そうな造りで、 胎内潜りなんかもあった。
ここ一箇所で四国八十八箇所巡りと同じご利益があるという。
さて次は300円の入場料を払って今日の本命、百穴へ。
小高い丘の南斜面に無数の穴が穿たれているのは、奇妙な光景だ。
「百穴」と言いながら、二百数十の穴が現存しているらしい。
一次は「コロボックルの住居説」もあったらしいけど、今は墓が定説になっている。
コロボックル説を信じたいな
いくつかの穴は中に入ることができた。
入り口は腰をかがめる小ささだけど、中は直立できる高さがある。
そして声がよく反響し、小声でもエコーがかかってすごい。
丘の下部は第二次大戦中に飛行機の部品工場の目的で掘られたトンネルがあった。
これでいくつかの墓穴が潰されたらしいけど、稼動する前に終戦を迎えたそうな。
なんか ・・・ 出そう (゜゜;)
もう一つのここの見所は 光りゴケ
細かい格子を通しての撮影なので、こんな画になってしまった。
自分から発光するのではなく、太陽の光りを反射するタイプとのこと。
1時間もかけずにサラ~っと回ったけど、遺跡の楽しさはその当時の光景を想像しながら巡ること。
どんな人種がどのような服装でどういう社会構成で、この集合墓地を造っていたのか。
勝手に思い巡らしながらの散策でした。