しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

知らなかったこと

2009年09月23日 11時49分00秒 | 子供達のこと

くちことcafe友歴の長い人にとって、知る人ぞ知る、悪い子のこと。
そう、姉(よい子)と弟(普通の子)に挟まれた、くちこの長男。
我が家の最たる変わり種で、心配の種。

悪い子出生時、「長男誕生」で、元夫は狂喜乱舞。
次に、次男誕生(普通の子)
悪い子とソリの合わない元夫は、普通の子にウエイトを移した。

離婚時、
よい子は、父親の素行に激怒
悪い子は、「男なんて、そんなもんだから、解らなくもない」
「母さんに人を見る目がなさ過ぎたのだから、責任は半々」と。
普通の子は、「離婚なんて考えただけでも恐ろしい」
「だけど、苦しむ母さんを見ていたら、仕方ないと思う」と。

さて、蓋を開けて見ると、
よい子と普通の子は、距離を置きつつも、折々には父親とも会い、縁を切ることはしなかった。
くちこは、それを否定する気はない。
悪い子は、一番近くに住みつつも、一切の連絡を受け付けなかった。
くちこは、それを元々ソリの合わない親子だったからと理解した。

ある時、悪い子が、
「親父が歳をとって、誰も看る者がいなければ、俺が看るしかないと思っている」と。
悪い子は、基本マザコンで、だから、母さんを苦しめた父親を憎んでいると思っていたので、その言葉は意外だった。
ちなみに、では、誰が、くちこを看るのか・・・?

このシルバーウィーク、くちこ家では、親子トークが連日連夜長々と・・・
(新夫は、通夜葬式が入り実家へ)
悪い子が、しょげている普通の子に、
「負けない位、強くなるしかない」
「負けない位、立派な人間になるしかない」
「負けない位、支えきれる力を持つしかない」
「その覚悟があれば、進め」と。
それは、できれば、くちこが、普通の子に、あきらめて欲しいと思っていたことでした。

あの・・・・・
長くなりましたが、ここまでが前置きです。

悪い子曰く、
「自分には、父親がいなくなったことで埋められない穴がある。」
「母さんでは、父親分は埋められない事もある。」
「車のこと、バイクのこと、世間のこと、親父がいれば聞かれたのになと思う事が色々あった」と。
単純なくちこ、
「そんなの、連絡して聞けばいいでしょ、いいのよ。」
悪い子、
「父さんは許されない事をし、あれほど母さんを苦しめたのに、いざ離婚した後、子供が三人とも許したかの如く付き合っていたのでは、示しがつかない。

一人くらいは縁を切ることで、その罪を表現するべきだと思った。」
「結局は、母さんを苦しめただけではなく、その影響は、一緒にローンを返した自分にも及んでいるし」と。
(実際、悪い子は二年半、家を出て働いていた時も一度も仕送りは欠かさずローンを助け続けた)


単純なくちこ
「でも、聞きたいことは、教えて貰えばいいよ。」
悪い子
「それに付随する面倒なことを思うと、天秤にかけて、マイナスの方が大きいんだ」と。

知らなかったな・・・
うすっぺらい母親のくちこです。

※普通の子について、お知りになりたい方は、9.14まで お越しください

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