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安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

内視鏡的経鼻膵管ドレナージ (endoscopic nasopancreatic drainage ; ENPD)留置下の悲哀・・・番外編

2021年05月01日 10時57分01秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

これさ、

例の

人生最大の激痛にて大暴れしている中を、

強引に留置された鼻の管のことです

はるばる膵臓の膵管から鼻の外に出されていて、膵液は、管から袋に流れています。

 

どんなに大変だったかは、ほぼ、人間から逸脱していたくちこの写真を見たら押して測れるかと

※我ながら凄いブログ魂

 

当日                 一日目                 二日目

      

 

暴れた時、力任せに押さえつけられたのか、退院しても顎の骨が痛かったですから・・・

 

さて、この管。

お姉さん看護師が、ひよこ看護師を連れて、電子カルテを転がしながら一日目に登場。

排出されている管や膵液については二時間毎に観察らしいけど、多分・・・・・・・・・・・

 

ささっと管と袋を見て、ひよこ看護師に、「袋は0、液は管内のみ」ね。

0ってカルテに打ち込んでね、と指示。

 

     

 

勿論、くちこは無言。

ただ、心の中では、「否」

 

先ず、管の観察を。

折れていないか、

液は流動性があるか、

管をしごいてみないと、それは解らないよ。

 

袋全体に薄っすらいきわたった状態の液体はね、

傾けたら角に集まるから、量が測定できるんだよ。

 

↓くちこの作品?

 

 

ほらね、0じゃないよ。

しかも、排液チューブの先は、きちんとポケットに入れておかなきゃね。。。

しきりに、0と連呼して、ヒヨコ君が打ち込んだか確認してたけど・・・

 

実は、

こんなのね、

序の口

夜勤でお部屋周りして、熱等々を測定に来たひよこさん。

入室して直ぐ管を見て、赤かったからか?

「輸血?」と

 

どどどど・・・・

どこの世界に、床にぶら下がった輸血があるのか

しかも、その前に、申し送りを聞いて、患者の把握を済ませてから部屋周りしているんだよね

 

くちこは、鼻のチューブのせいで、咽頭違和感満載

喉に傷も入っているしね

首を動かすと違和感が急増する関係で、頭、首、肩を動かさないからカチカチの肩こり、首こり中

なんなら、あまりの肩こりに頭痛も

勿論、痛み止めは貰えない。

放置したかったけど、

一応、

「輸血じゃない、膵液」とだけ小さな声で言ったのでした。

はあ・・・と。

 

排液を輸血と思う感性もさることながら、

くちこ的にそれ以上に問題だなと思うのは、

それを、不用意に口に出したこと。

 

こりゃダメだ、

もう死にそう、

等々・・・

口に出せないことは多々だからね。

 

多分、これからは、輸血とは思わないだろうけれど、

看護の姿勢は・・・

まあ。今後の成長を信じて

 

いけてない話ばかりしましたが、

ちゃんと立派な仕事をするスタッフも勿論在籍。

その仕事ぶりを見ていると、

有難くて、

誇らしくて、

救われた気分になったくちこだったのでした

 

中堅が殆ど辞めてしまった病棟を背負う若手スタッフ達。

育てる力が枯渇しつつある所で、育たないといけない不運。

どうにか、踏ん張って、頑張れますように

 

   

 

こんな質素な食事なのに、普通食でなくて、治療食だからお高いのよね。

まあ、いつも、全量摂取しましたが

あ、でも、勝手にふりかけ掛けていました。

 

たださあ・・・

管が通っているから、食道が完全に閉じないんだろうな、

呑み込んだ筈のお粥が戻ってくる、降りない

お茶で流し込んだことも多々でした

 

とまあ、

ちょっと、番外編を書いてみました。

コメント (28)
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