しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

56歳にして思う父

2015年06月21日 08時26分18秒 | 両親のこと

鎌倉旅行記の途中ですが、

くちこは、律儀で健気な質なので、ね。

父の日には、父のこと書かなくっちゃ!

生きていたら86歳、

でも、59歳で死んでしまった父。

今、この世に何人、父のこと覚えている人がいるんだろう。

 

十代にして、志願兵から帰国したら、突如、引き揚げ者一家の大黒柱に。

病身の父、兄、そして弟妹・・・

ありがちだった、あの頃の苦労をね。。。

 

家族の反対を押し切って母と結婚し、

辛うじて、くちこ一人だけ、我が子を得て「父」になった人です。

可愛がっては貰いましたが、

永く代を重ねた家取りとして、くちこが如何なものだったか?

運動神経は皆無で、

成績は、台風の大波のような推移。

なかなかかなり個性派な娘を・・・

当たり前の普通の娘の如くに扱っていたような?

 

人より劣るところを責められた記憶は無いし、

もっと普通にしていなさいと言われたことも無い。

学校の先生から見たら、相当な異端児だったくちこを、

ただ、自分の娘として、全てを肯定して見ていてくれていたような?

 

どんな娘であっても、

自分の娘として常に世間に胸を張っていた父と母でした。

一言でまとめれば、「親ばか」なのだけど、

それが、56年経っても、くちこの大事な「芯」になっている。

「自分に価値があるということ」

その揺るぎない根拠になっている。

どんなくちこも否定しなかったこと。

それが、今のくちこの根拠なのだなあ。

 

くちこは、50歳にして他家に嫁いだけれど(最初の結婚は養子取り)、

くちこは、死んだら両親の眠る墓に入ると決めている。

それは・・・

一度も言われたことは無いけれど、

幼い頃からの父との約束だと思っているし、

くちこは、

最後は両親の元に帰りたいのだ。

あのお墓に入ると思うから、

避けられない死を受け入れることができるんだなあ。

 

自分では、ファザコンでは無いと思っているのだけれど、

自覚のないレベルでファザコンなのかもしれない。

だって、今も尚、父はくちこの側でくちこを見守っていると信じているから。

だから、何か上手くいかないことがあると、

それは、父の力不足だと、

ちょっと父を責めたくなる56歳のくちこです。

 

因みに、去年の父の日の記事です。

http://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/6fc42d9fa46a4c52de029c9cab31c2bc

 

では・・・

レトロなくちこ写真集。

実家前の浜を泣いているくちこをあやしながら歩いている父から・・・

 

      

 

      

 

      

 

      

 

      

 

さあ、

これから、サメ氏実家に出陣しますっ

行ってきまーす

 

 

 

 

 

 

 

コメント (47)
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