ブラジルで開催中のデフフットサルW杯、女子日本代表は総当たりの予選リーグ第2戦で、11日(日本時間12日)、ドイツと対戦。
ドイツは初戦でアイルランドに5-1と勝利している。
日本の先発は、初戦と同じくピヴォに中島梨栄、アラは岩渕亜依、桐生玲奈、阿部菜摘がフィクソ、ゴレイロは國島佳純。
開始早々ドイツはゴレイロが上がっていきなりの5人攻撃!
足元も上手く身体能力も高そうなゴレイロ故になせる戦術だった。
しかし日本はこの攻撃を凌ぎ、シュートまで持ち込む場面も増えてくる。
初戦ベンチ入りしていなかった酒井藍莉も途中から出場、何とかプレー出来そうで一安心。
ドイツは機を見て5人攻撃をしかけてくるが、日本も落ち着いて対処。両チーム決め手を欠くまま前半を終了。
観る立場からすると目が離せない緊迫した試合。
後半に入ると、日本はシュートを放つ場面が増えてくる。
しかし強烈なシュートはドイツのゴレイロがことごとく素早い反応。
その後日本は連動して崩す攻撃の形も作り出す。
桐生から左サイド前線の酒井に当てて、酒井がゴール前へクロス、しかし中井は惜しくも合わせらずボールはゴール前を横切っていく。
今度は自陣で阿部と中島がボールを奪い、右サイド阿部からゴール前宮田への高速クロスは、ドイツディフェンスのオウンゴールを誘発するかと思われたが、ゴレイロの素早い反応で得点ならず。
終了間際にはFKのチャンスを得ると日本はタイムアウトを取り、デザインされたFKでなんとかゴールをこじ開けようとするが、阿部、中島、桐生とつないでのシュートはジャストミートしない。
しかしその直後には桐生が気持ちのこもったデュエル、ゴール前でドイツ選手からボールを奪いシュートを放つ。
しかしドイツのゴレイロがまたしても素早い飛び出しを見せ、惜しくもゴールならず。
日本の方がチャンスも多く作りだしたが、0-0のスコアレスドローとなった。
ドイツは鍛え抜かれた好チーム。
引き分けを喜んでいたのはドイツのようだった。
2試合終えた時点で日本もドイツも勝ち点4、決勝進出のためには、今後、得失点差も重要となってくる。
3戦目アルゼンチン、4戦目アイルランドから勝ち点3を上げ、予選リーグ最終戦のブラジル戦を迎えたい。
今後の予定(日本時間)
13日(月)20時~ vsアルゼンチン
14日(火)深夜24時30分 vsアイルランド
16日(木)深夜24時30分 vsブラジル
決勝に進出した場合 決勝は19日(日)午前7時
現在の戦績(2試合終了時点)
ブラジル 2勝 勝ち点6 得失点差+12
ドイツ 1勝1分 勝ち点4 得失点差+4
日本 1勝1分 勝ち点4 得失点差+3
アルゼンチン 1勝1敗 勝ち点3 得失点差-6
アイルランド 0勝2敗 勝ち点0 得失点差-5
イングランド 0勝2敗 勝ち点0 得失点差-8
*ドイツ戦は配信で観戦 初戦は音声がなかったがこの試合は音声もあった。
選手たちの思わず出る声、聞きなれた声もあり、聴者には音声があるとありがたい。
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