今日は、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」の
フットボールプラグラムを観てきた。
世界のサッカーを題材としたショートフィルム7本が上映された。
とても面白い作品、もうちょっと何とかすれば良いのになあという作品、退屈だなという作品と
盛りだくさんだったが、全体的にみれば、見て損はないプログラムになっていた。
土曜深夜、日曜の昼間にも上映があるようですので、良かったら是非!
ショートフイルムの場合は、順番をどうするか、決めるのも大変だと思う。
印象が随分変わってしまうし。
よく考えられた順序だったと思うが、
5番目に上映された「ロナウド」という作品をトップに持っていく方法もあったかもしれない。
以下、簡単に寸評を。
ネタバレも少々あります。
1 恋の延長戦 イタリア
もうちょっと、うまく撮れば、面白くなったのになあという作品。
アイディアはいいのだが、目線や表情などのディティールが良くなくて…。
とても残念な作品。
2 サッカーと友情 フランス
サッカーをやる場所の取り合いをするフランス映画。
気楽に観れば、楽しめます。
3 パンイーFC タイ
タイにある実在の水上集落のサッカーチームのお話。
水上に浮かぶピッチを観るだけでも価値あり。
4 サッカーストーリー ブラジル
キングペレの子供の時の仲間達の話。
うーん、もう少しうまい作り方があったのでは。
5 ロナウド スイス
ブラジル映画の後に「ロナウド」というタイトルが出てきたので、
ブラジルのロナウドを頭に思い浮かべたら、クリスチアーノ・ロナウドの方でした。
サッカーファンなら楽しめます。
6 オフサイド アメリカ
実際にあった有名なエピソード、戦場で敵味方がともにサッカーをやったという
実話をもとにした映画だが、正直、作り手側のサッカー愛が感じられない。
アメリカで作ると、こうなってしまうのか?
7 パパの思い出 イギリス
文句なしに素晴らしいです。
リバプールファンの少年の話。オーウェンや、ヒルズボロの悲劇もうまく絡ませていたし。
You'll Never Walk Aloneが、心に染みます。
邦題の「パパの思い出」は、何じゃらホイという感じもするが…。
ちなみに、原題は、「Eight」
まあ、人が作った作品は、何とでも言えるし…。
俺もサッカーのショートフィルム、撮ってみたいな。