サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

サッカーのショートフィルム

2011年06月17日 | 映画

今日は、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」の
フットボールプラグラムを観てきた。

世界のサッカーを題材としたショートフィルム7本が上映された。
とても面白い作品、もうちょっと何とかすれば良いのになあという作品、退屈だなという作品と
盛りだくさんだったが、全体的にみれば、見て損はないプログラムになっていた。
土曜深夜、日曜の昼間にも上映があるようですので、良かったら是非!

ショートフイルムの場合は、順番をどうするか、決めるのも大変だと思う。
印象が随分変わってしまうし。
よく考えられた順序だったと思うが、
5番目に上映された「ロナウド」という作品をトップに持っていく方法もあったかもしれない。

以下、簡単に寸評を。
ネタバレも少々あります。


 

1 恋の延長戦  イタリア
  もうちょっと、うまく撮れば、面白くなったのになあという作品。
  アイディアはいいのだが、目線や表情などのディティールが良くなくて…。
  とても残念な作品。

2 サッカーと友情  フランス
  サッカーをやる場所の取り合いをするフランス映画。
  気楽に観れば、楽しめます。

3 パンイーFC  タイ
  タイにある実在の水上集落のサッカーチームのお話。
  水上に浮かぶピッチを観るだけでも価値あり。

4 サッカーストーリー  ブラジル
  キングペレの子供の時の仲間達の話。
  うーん、もう少しうまい作り方があったのでは。

5 ロナウド スイス
  ブラジル映画の後に「ロナウド」というタイトルが出てきたので、
  ブラジルのロナウドを頭に思い浮かべたら、クリスチアーノ・ロナウドの方でした。
  サッカーファンなら楽しめます。

6 オフサイド アメリカ
  実際にあった有名なエピソード、戦場で敵味方がともにサッカーをやったという
  実話をもとにした映画だが、正直、作り手側のサッカー愛が感じられない。
  アメリカで作ると、こうなってしまうのか?

7 パパの思い出 イギリス
  文句なしに素晴らしいです。
  リバプールファンの少年の話。オーウェンや、ヒルズボロの悲劇もうまく絡ませていたし。
    You'll Never Walk Aloneが、心に染みます。
  邦題の「パパの思い出」は、何じゃらホイという感じもするが…。
  ちなみに、原題は、「Eight」
   

まあ、人が作った作品は、何とでも言えるし…。
俺もサッカーのショートフィルム、撮ってみたいな。

 


  

 

 

 

 


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1 コメント

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撮って下さい。 (じょっしゃん)
2011-06-18 16:06:44
思ったら即行動の中村監督、頑張ってショートフィルム撮って下さい。期待してます。
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