風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

指定暑熱避難施設=クーリング・シェルター=涼みどころ

2023-07-26 18:18:43 | 自然

今日、ラジオから聞こえてきた避難所の話

この猛暑での熱中症を避けるために、

指定暑熱避難施設なるものを設置するという。

 たとえば、公共施設;役所庁舎、公民館、福祉センター、図書館など

      民間施設:ショッピングセンター、ショッピングモールなど

 あるドラッグストアーでは、来客に無料で冷却材?を配っているとか。。。

 

確かに、このような避難所設置というまでもなく、

もう何年も前から、「イオンに涼みに来ませんか?」というポスターを店内でみかけたり、

図書館は、高齢者の避難所(夏も冬も)に、すでになっています。

 本を読んだり、新聞を読んだり、昼寝をしたり。。。。。

家にひとりでいて、クーラーをつけるより、図書館へ行ったり、イオンへ行ったりしたほうがいい。

そう思うのは当然です。

 

もったいない。。。とクーラーをつけないで、熱中症で病院に運ばれる高齢者。

 先日テレビで、90歳の高齢の女性が、訪問介護を受けている映像で、

 なんと、部屋の中は32度なのに、足が冷えると「こたつ」を付けておられた。

 クーラーは付けてない、、、、。看護師がクーラーをつけるように促していました。

 

歳をとると暑さ寒さの感覚がにぶるというのは、本当なのでしょう。

 

昔とは違います。

適切な冷房の使用は、身を守るためにしなくては。

猛暑です、みなさま、暑中お見舞い申し上げます。

どうぞお体を大切になさってください。

 風鈴ブッソウゲ  涼しい風が吹きますように  (よしみさんからお借りしました)

  風が吹くと、涼しい。朝早く、木々の匂いがします。

  鳥も鳴いています。 蝉の声はまだ聞こえますか。

 


原作 塩田武士さんの映画 「罪の声」観ました 

2023-07-25 16:09:46 | ドラマ・映画・演劇

コメントでkazuさんがご紹介くださった映画「罪の声」(2020年)

アマゾンプライムにありました。

昨夜と今日で、見終えました。

「グリコ森永事件」を題材にしたもの。

1984年に世間を騒がせたこの事件、、、もちろん覚えています。

公開された(キツネ目の犯人の絵)。

 

原作者の塩田武士さんは、神戸新聞の記者をされていたという経験からか、

主人公の新聞記者 小栗旬さんや、その同僚(松重豊さん、古館寛治さん)たちの言葉に説得力がありました。

もう一人の主人公ともいえる星野源さん、、、、こんなに演技が自然で上手だとは知りませんでした。

叔父さん役の宇崎竜童さんも、渋かった。「化石」らしさあり。

 

原作 塩田武士さん(2016年発表)

監督 土井裕泰さん 

脚本 野木亜紀子さん

音楽 佐藤直樹さん(いつもいい音楽です)

 

実際のグリコ・森永事件は未解決事件。すでに時効成立。

 犯人は現金を受け取っていない。株価の操作はしていたかも。死傷者は出ていない、

  ただし、滋賀県警本部長が焼身自殺なさっている。

その史実は忠実に、しかし、テープに録音されていた声の、子どものその後に焦点を当てた。

その着眼も評価したい。

 

マスコミの報道の過熱、警察の縦割りの弊害、冤罪につながる誤認逮捕とその誤まった情報の拡散。

また、1960年代の学生運動も絡んでいる。空疎な国に抗議した若者たちのその後。

 これは全く余談ですが、この事件が1984年に起こっていることと、

 ジョージ・オーエルの近未来小説「1984年」とは、もちろん無関係と思いますが、

 偶然の一致か、同じ年でした。

 1949年に書かれたこの小説「1984年」は、まさに現代を予告・予言しているようですし、

 この映画「罪の声」が提起している、さまざまな問題も、今もなお続いている。

 SNSがより過激な情報の混乱、情報によって個人を傷つけることを、加速しているように見えます。

 

見ごたえのある映画でした。

作家、塩田武士さんの今後の小説にも注目したいです。

kazuさん 教えてくださってありがとうございました。

 ひまわり 向日葵  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  夏は、やっぱり、ひまわりですね。

  暑中お見舞い申し上げます。


日野原重明 著 『生き方上手』が 届きました

2023-07-24 19:27:59 | 

NHKラジオアーカイブスで、3回にわたって取り上げられた

日野原重明先生のことは、ここにも書きました。

10年前には、ぴんと来なかった「新老人の会」や、

『生き方上手』という著書が、いま、とてもよくわかるのは、

私が歳をとった(あれから10年以上)からでしょう。

 

2000年5月から2002年2月まで

雑誌「いきいき」に連載されたものが、単行本になりました。

それが『生き方上手』

表紙は、本屋さんでよく見た、あの白衣を着て、聴診器を持って笑っておられる

日野原重明先生のお顔。

 やはり、賀川豊彦先生と似ておられると、つくづく思います。

 

目次を読むだけでも、励まされます。

4番目の いきいきと生きる

 人はいくつになっても生き方を変えることができます。

 失うことを恐れるより、与えることで喜びは生まれます。

 ほのぼのとした善意だけでは、ボランティアはつとまりません。

 からだが衰えるほど、「気」は高まると信じます。

 

これから、じっくり読ませていただいて。

上手な高齢者の生き方を、まねたいです。

 

日々、神さまに感謝し、讃美をささげたい。

 栗のいがいがも、新鮮で美しい  (高谷学さんからお借りしました)

  自然界のあらゆるものも、神さまが造られました。

  空を見て、木々を見て、海を見て、花を見て、喜びつつ日々を過ごしたいです。

 

 


ミステリー小説「騙し絵の牙」 ふたたび

2023-07-23 20:48:40 | ドラマ・映画・演劇

まえに見た映画ですが「騙し絵の牙」を、また見ました。

書店、出版社、編集者、、、、なので、わたし好みです。

そのトリックをすでに知っていて、また見るのは、余裕をもって楽しめます。

 

また、編集者と作家の関係は、その相性とともに、とても大切な関係であることも

再認識しました。

よく、「あとがき」に、お世話になった編集者に感謝の言葉を書いている作家がいますが、

その意味・気持ちもよく分かります。

 

校正、校閲をしてもらはないと、自分では見落としたり、文章の不備があることに気が付きません。

優秀な編集者は、作家の文章をよりよくするために、率直に意見を言える見識が必要。

 

小さな書店が、どんどんなくなっていくいま、

本屋さんの存在を、守りたいなあと願っています。

でも、安価なアマゾンへ走ることもしばしば。。。。

申し訳ありません。

 アガパンサス  (野口勝利さんからお借りしました)

  夏に咲く花なのですね。


『奇跡のバックホーム』 横田慎太郎さんを追悼します

2023-07-22 19:53:04 | 

暑中お見舞い申し上げます。

夏の暑さと、甲子園は、いつも同じにやってくる。

もうじきまた、夏の全国高校野球大会が甲子園球場で始まります。

 

鹿児島実業高校から、2013年 ドラフト2位で、阪神タイガースに入団した

横田慎太郎さんが、みなさんもご存じのように、今月の18日28歳で脳腫瘍のため亡くなりました。

 

野球に対するその純粋な情熱と努力は、多くの人の心を打ち、

病気で苦しむ人たち、子どもたちを励まし続けました。

病苦・困難が来た時に、どのような姿勢でそれに向かうか。

その時にその人の真価が問われる。

 

2軍でも、試合には出られない日々も、一所懸命練習に励む姿は、

そこにいる人たちを奮い立たせた。

2軍で引退試合をしてもらえる人は、たぶん、今までいなかったと思います。

神さまは、その試合で、奇跡のバックホームという場面をくださった。

やはり神さまは、見ておられるのだと、痛感しました。

 

横田慎太郎さんは脳腫瘍と闘い、寛解期には、全国を回って講演をした。

講演のあと、講檀を降りてそこにいる人たち(子どもたち)を励ました。

それが、自分の使命であると思っていた。

「決して諦めない」

その生きざまは、これからも語り継がれていくと思います。

  NHKでは、明日23日(日)午後0時15分から

  「逆転人生~神様がくれた奇跡のバックホーム~」を再放送するという。

 横田慎太郎さん  (ネットニュースからお借りしました)

  監督、選手、ファン、、、、多くの人の心に刻まれた、目標を目指して諦めない姿。

 「不屈の精神」を、 まさに体現して見せてくれた青年、横田慎太郎さんを忘れません。

   ご両親、ご家族の上に、慰めがありますように。