風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

『くもをさがす』 大阪のおばちゃん、西加奈子さんの著書です

2023-07-17 19:29:07 | 

いままで、名前は聞いたことがありましたが、読んでこなかった作家

西加奈子さん。

腹心の友C子さんが、貸してくださいました。

が、西加奈子さんのファンの友だち、M子さまのことを話したら、

先にそちらへ・・・・

すぐにM子さまは読まれまして、「面白かったわ、カナダ人の関西弁」とのお言葉。

 

さっそく私も読み始めましたが、中ほどまできてから、進みが遅くなりました。

乳がん闘病記ともいえる、心と体の叫び声、、、、、

長期に入院の経験がない私には、闘病って、大変だな、という思いが重く、先に進めませんでした。

 

でも、読むべきだと読み進み、昨日、やっと読み終えて、

本日腹心の友C子さんにお返ししました。

 

関西育ちの西加奈子さんの「じゃかましいわ」という内心の声。

「自分自身の体がいとおしく、わたしの体は、わたしのもんやねんけど」と言えるようになったとか。

 

カナダの女医さんや看護師さんは、明るく、気さくで、病気をジメジメと考えない。

「ほな、いこか」という感覚。

 

西加奈子さんには、感覚として、カナダ人の人たちの言葉が、まさに関西弁に聞こえたという。

カナダに住んだことはありませんが、

赤毛のアンつながりのカナダに、ますます魅力を感じます。

 以前にも書いたことがありますが、まだ20代前半の時に、

 ある研修会の帰り、地下鉄で隣に座ったおばさまが、

 「若い時に、カナダへ行ったほうがいいよ。あそこは本当にいい国だから、、、」と言ってくださった。

 その言葉は、ずっと心の底に残っていました。

 でも、カナダへ行くご縁はありませんでした。。。

 関西弁に聞こえるカナダの人と、お話してみたいな。

 

 カナダ ケベック州産のメープルシロップ  (Wikipediaからお借りしました)

  美味しそう、、、その香も独特な、メープルシロップ。

  カナダを偲んで、メープルシロップのクッキーでもいただきましょうか。