風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

桂枝雀さんと 小佐田定雄さん

2022-10-30 15:43:00 | 芸術

歌舞伎チューンのゲストが、小佐田定雄さんでした。

ホストは、若い中村莟玉(かんぎょく)さん

小佐田定雄さんは、中学のころから桂米朝さんらの落語が好きだったが、

大学を卒業してからは、火災保険のサラリーマンをしていたという。

1977年に、桂枝雀さんに、新作落語「幽霊の辻」を郵送したところ、認められた。

1987年に、二足のわらじだったサラリーマンをやめて、落語作家に専念する。

 この時、桂米朝さんの所に相談に行って、「それもええやないか」と言われた。

 陰で心配してこっそり聞いていた枝雀さんは、ほっとしたという。

2016年8月に上演された、新作歌舞伎「廓話山名屋浦里」(くるわばなし=さとのうわさ やまなやうらざと)は、

原案は、笑福亭鶴瓶さんの「山名屋浦里」で、ブラタモリで吉原を訪れたタモリさんがそこで聞いた話を

鶴瓶さんに、落語にできないかと持ち掛けた話だとか。

原作は、小佐田定雄さんの妻、くまざわあかね。

それをさらに、歌舞伎に・・・ということになり、小佐田さんが鶴瓶さんのその落語を聞いていたら、

鶴瓶さんの顔が、一瞬中村七之助さんの顔に見えて、新作歌舞伎の筋ができたとか。

 

桂枝雀さんは、好きな落語家さんでした。

枝雀さんが、小佐田定雄さんの実力を認めて

客席にいた小佐田さんを指さし、「これからはあの人に書いてもらいます」と言ったという逸話も、

小佐田さん本人ならではのお話。

 

鶴瓶さんと親しい、さだまさしさんとの電話も、声音をまねしての紹介。

さだまさしさんの「檸檬」をリクエスト。

 「檸檬」久しぶりに聞きました。若いころ、私よりももっと若い友人と二人で、

 檸檬をあの場所から投げた、遠い思い出がよみがえりました。

 そこには、たくさんの檸檬がころがっていたとか・・・

 

久しぶりに枝雀さんの落語を聴いてみたくなりました。

 白菊 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  そろそ各地で、菊花展も始まるのではないでしょうか。

  丹精込めた素晴らしい菊の花。秋の日本にふさわしい凛とした白菊ですね。

  アマチュア写真家としての腕をますます上げておられるようで楽しみです。

  これからも、お写真よろしくお願いいたします。 ありがとうございます。

 

 


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