柳宗悦と民藝の100年 13回シリーズの5回目は、
「浅川兄弟の思想から学んだこと」
講師は、日本民藝館 学芸部長の杉山亮司さん
浅川兄弟?? 柳が朝鮮陶磁器の美しさを知ったのは、兄の浅川伯教のお蔭。
伯教は彫刻をしていて、文学の白樺派の人たちに、ロダンから贈られた彫刻が見たくて、柳を訪ねたとき、手土産として持ってきたのが
朝鮮の青磁器だったそうです。
弟の浅川巧が、柳を朝鮮文化や朝鮮の人々との深い交わりに導いたようです。
日本統治下の時代、朝鮮の人たちの文化を、その地で守ろうとした浅川と柳。
芸術、文化を尊ぶことは、互いの人間性を認め尊重することだという信念を貫いた。
民藝という、庶民の暮らしの中の道具に、美を見出す。
(これはのちに染色家の志村ふくみを見出し育てた柳宗悦の生き方にもみれる)
芸術・・・絵画・彫刻や音楽は、言葉が違っていても、相通じるものがある、共感し、感動する。
朝鮮の人たちを愛し、その生活様式にならって暮らし、おごることなく親しく交わった浅川は
風邪をこじらせて40歳で亡くなったのだけれど、朝鮮の人たちから慕われ、のちに記念碑が建てられるほど。
国が違うからといって、その領土を争っている時代・・・昔も、今も、変わらない戦争という愚かさ。
いろいろ考えさせられます。
サンフォード・ローズ・クラウンの花たち
(よしみさんからお借りしました)
お互いを認め合う、、、そんな生き方がしたいですね。
いつも拙い画を載せて頂きありがとうございます。
嬉しいです (^∇^)
私の知らない歴史的人物を、いつも詳しくご紹介頂き
興味津々で拝読させて頂いています。
ありがとうございます。
いつも素敵なお写真を快くたくさんお貸しくださって、本当にありがとうございます。
私は写真は、スマホで少し撮るくらいで、全然だめです。
いろんなお写真を見せてくださって、ありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。