古本屋さん「もったいな本舗」から届きました。
『イエスの言葉 ケセン語訳』 文芸春秋から出ていました。
文春新書です。
これはケセン語訳福音書とは少し違います。
1~38の項目に分かれていて
1. 神さまの思い
38 復活
大船渡市に住む山浦玄嗣さんは
2011年3月11日の東日本大震災に遭遇しています。
イーピックス出版社の津波でつぶれた倉庫に
奇跡的に残っていたほぼ無償の3000冊のケセン語訳聖書は
津波の洗礼を受けた聖書として感動を呼び
数か月で飛ぶように売れたという。
ヨハネの福音書1章1節~はこのように訳されています
初めに在(あ)ったのァ
神さまの思いだった。
思いが神さまの胸に在(あ)った
その思いこそァ神さまそのもの。
初めの初めに神さまの
胸の内に在(あ)ったもの。
山浦玄嗣さんの思い、説明もたくさんあり
教えられます。
人々がほんとうに しあわせになるようにという
神さまの思い。
ケセン語訳だからでしょうか
読んでいると、宮澤賢治の詩を読んでいるような気持ちになります。
聖書アプリからお借りしました