「ショック・ドクトリン」を回避するための手段
これが第4回 日本そして民衆のショック・ドクトリン
2005年のニューオリンズでのハリケーン被害で、それを口実に
多国籍企業が参入して、8割を独占した。
規制緩和をして、民間契約社員が、公立の学校を
チャータースクールにする。
生徒の成績を上げないと、予算がつかないので、
教師は、生徒にカンニングを奨励したとか。。。
富裕層と貧困層の格差が、ますます広がった。
それと違って、2004年12月のスマトラ沖地震では
国は、漁民たちを追い出して、被害を受けた海岸を、リゾート地に開発しようとした。
しかし、タイの村のモーケン族は、自分たちですぐに復興した。
当初は、野営して、住民同士で話し合い、自分たちで決めた。
政府と交渉し、再侵入した元々の自分たちの土地を確保することに成功した。
ニューオリンズの人たちは、その再建、再興を見学に来たそうだ。
「自力で復興を目指す人々は、常にその場にあるものを
ー残った人手であれば誰でも、
壊れていなければ どんな錆ついた器具でもー
有効に使う。」 知性を使う。
さて、日本も、1960年代中曽根政権のときに、新自由主義を取り入れ
民営化を推し進める(国鉄、電電公社、専売公社、郵政民営化)
いざというとき、弱者、地方に手が届かない。
では、どうしたら回避できるか。そのチェックポイント。
・有事の時に機能するか
・教育・医療が守られているか
・地域住民がそこに入っているか
・国会をチェックするー立ち止まってゆっくり考えてみる
・選択肢があるかどうかをチェックするー一度疑ってみる
*ふと気がついたのですが、なんでもかんでも急がせる。。。
これって、詐欺電話の手口。
相手に考えるスキを与えず、質問することも遮り、
どんどん自分のペースで話を進め、相手を不安にして、
携帯を持って、金融機関のATMへ行かせる。
気を付けたいことは
・二元論(あれか、これか)にもっていく方法は危険
・欲望によってかかわるのは危険
・犯人さがしはしない
・スマホニュースにコントロールされないようにする
・自分が聞きたくないニュース(情報)も聞く
・真逆の考えも聞く 脳トレをする
*情報量がとてつもなく多くなった現在
AI(チャットGTPなど)に、支配されないようにしたい。
ロボットというと、つい、鉄腕アトムを思い浮かべてしまいます。
でも善良なロボットだけが生産されるとは限らない。(ヨーロッパでは、使用を禁止、規制した)
人間の知恵と、AI(ロボット)の知識量、、、
*考えることが出来なくなってしまったら、人類は滅びるのかもしれません。
「ショック・ドクトリン」は、本当にショックでした。
鈴蘭 (野口勝利さんからお借りしました)
チャットGPTで「あなたは神さまを信じていますか」と質問すると
「私はAIなので、信念、信仰は、持っていません。」と答えたそうです。
膨大な情報を、分析するのが、とても早いのが、AI・チャットGPTなのですね。