かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

山に持ってこうか サーモマグ

2022-11-24 15:17:16 | 日記

モンベルのふた付きサーモマグカップがお気に入りで、熱いコーヒーも焼酎の氷割にも愛用している。ただ、容量が200mlなので、たとえば、ゴミの軽減化と嵩張りの抑制という観点からカップ麺の容器から中身だけとり山に持っていき、熱い湯を注ぐだけですぐに熱いラーメンを食べられるような、もう少し容量の大きなサーモマグはないかと思案していた。

モンベルにも350mlがあるが、少し細長く、重さが200gと重いので、ほかにないかネットを見ていたら、重さは200gではあるが、サーモスの450mlというのが蓋を合わせても2000円未満で売りに出されていて、これならカップ麺やアルファ米の食器にしてもおかしくないと判断して、一昨日注文したら昨日の午後にはもう届けられた。

サッカーw戦のTVを見ながら、まずこのサーモマグで焼酎の氷入りハイボールを作って飲んだが、蓋があるので氷が溶けにくく、450mなので、酎ハイのロング缶程度もあってなかなかのものであった。

サッカー日本の勝利したころ、小腹がすいたこともあるが、ためしにと山に持っていこうと買っておいたカップ麺から中身を取り出して八割ほどお湯を入れて3分ほど待って食べてみたが、麺が驚くほど柔らかくなっており、スープの濃さも問題なく、食べてる間冷めにくいという「高性能」を体験できた。これなら、油あげ麺ではなく、健康に少しだけよいノンフライ麺も十分柔らかくなりそうで、「調理時間と燃料を節約しながら山で使える」と思った。

ただし、少し重いので、荷物の軽量化にはならんのでテント泊時の持参には躊躇するが、他の食器や食材の軽減で工夫しながら、できれば連れて行きたい。。

山装備軽減の達人たちをネットで拝見すると、カップ麺を中身だけにすると驚くほど小さくなり、アルファ米も中身だけ持っていくヒトがいるので感心したが、ゴミと質量の軽減にこのサーモマグ200gながら貢献してくれそうである。

今夜はこのマグカップでストックしているアルファ米を作ってカレーでもいただこうかな。どんな塩梅か。

しかし、山で食べるカップ麺って、どうしてああもうまいんだろう。スープも全部飲み干せる。家ではねえ。

 

 

     

 

     

     最近は、低糖質、高たんぱく、食物繊維たっぷりという山向きでヘルシーなカップ麺も発売されている。

     

     このあと激辛の唐辛子をいれすぎて、熱くて辛くて、スープの半分捨ててしまった。

 


日本百名山MYSONG  20 吾妻山(あずまさん・2035米)

【日本百名山を読んで】

(深田百名山抜粋)

「一口に吾妻山と呼んでも、これほど茫漠としてつかみどころの山はあるまい。福島と山形の両県にまたがる大きな山群で、人はよく吾妻山に行ってきたというが、それはたいていこの山群のほんの一部にすぎない。

(中略)

この膨大な山群には、渓谷あり、高原あり、湖沼あり、森林あり、しかもこの山群を巡ってあちこちに温泉が湧いている。包含するところの景勝ははなはだ豊富であるが、それを極めつくすのは容易ではない。」

 

茫漠(ぼうばく)といふ言の葉の山群(やまむら)に景勝散り交ふ吾妻の山は

 

【深田日本百名山登頂の思い出から抜粋】

その後、富士登山競争はじめ全国のトレランにチャレンジするようになってからは、高所訓練と早歩きの修行場所として主に奥羽線峠駅を基点に日帰りで、白布温泉方面や福島側の高湯温泉を下山口として何度かたどった。

そんな忙しない歩き方から卒業し(高齢でできなくなったのが本音)、こないだ初めてテントを担いで吾妻を歩いた。オイラの好きな高層湿原と小さな沼が点在する瑞々しいところで、逍遥するには最適な場所。コロナが明けたら、テントは重いし、テン場もないので避難小屋を転々として、春といい夏といい秋といい逍遥したい、家からほど近い茫漠とした山域である。

 

   山小屋を繫ぎて行かむ吾妻やま登山計画ゆるるかにして

 

 

      

              東吾妻山から釜沼方面を望む

 

 

       

             山のスケッチ「一切経山と五色沼」

          *実はヤマケイからいただいた写真をスケッチ風に編集

 

 

 

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