さきの土曜日から3日間、JR東日本「大人の休日俱楽部パス」を利用して「新幹線避暑」。山を下りたばかりで、また山に向かう気にならなかったこともあったが、それでも3日目ぐらいは山に行こうと目論んでいた。が、悪天の予報で3日とも、ただブラブラ新幹線に乗り続けた。
新幹線にただ乗って、読書や車窓から見える山々を眺めているだけでよかったが、とりあえず目的地。
「新幹線に乗って、まず.どこに行きたい?」
思い出の奥底から返答があった。
「新潟に行って、ただただバスセンターのカレーを食って来たい」
どういうわけか、新潟万代のバスセンターの立そば屋の人気商品のライスカレーが食いたくなった。
さらばと、9時に仙台発、大宮駅を経由し、土曜日の昼過ぎに酷暑の新潟駅に降り立った。万代バスターミナルまではそこから歩いて20分。日影を選んで歩いても汗がにじんだ。
どこを観光するでもなく、そのバスターミナル到着。
午後1時をまわっていたが、超満員。だが列に並ぶとほどなく自販機で480円の並盛購入。
空いているカウンターがなく、席を確保するのに数分も要したがなんとかありつくことができた。
で、このカレー
① 並盛ながら、ごはんとルーと福神漬けが異常に多い。ご飯は1合を優に上回っている。
② あまりにもっちりしていて、すぐさま片栗粉が入っているとわかる。
③ 具は玉ねぎとたまに現れる豚小間くらい。
④ あまりのご飯の量にウスターソース(任意)と大量の福神漬けが貢献してくれる。
⑤ ルーは、何のスープか分からないが無性に味わい深い。辛い。
⑥ ルーは、とても黄色い。
汗をふきふき、他の客も並んでいるので15分くらいで完食したが、どうしようもないなつかしさに満足してバスセンターを後にする。
まだ、予定の新幹線に時間があったため、都内のビルの紀伊国屋書店に立ち寄り、評判の英語文法テキストを購入。近頃、「脳活」の一環として、英語の復習に目覚めており、新幹線で読んでいこう計画。
(このあと1週間、オイラはすっかりこの本にハマって、新幹線の座席、待ち合いカウンターにとどまらず、自宅に帰っても読み続ける)
家に帰って、万代バスセンターのカレー再現に取り組む。途中、ネットでレシピを学んだら、「アゴ出汁」がベースになっているとのことで、仙台駅の「成城石井」でアゴダシ、インディアンカレー粉、福神漬けなどを買いそろえて、家にあったタマネギ、豚小間、小麦粉と和えたカレー粉とともに例のとき片栗粉、コンソメ、砂糖、バターを加えて、・・・・・
味は、近しいが何と言っても色合いが・・・・・黄色はターメリック色か?
こんど再チャレンジと行くか・・・
どうしてもなつかしい、新潟万代バスセンターのライスカレー・・・また、食べに行く方がいいか。