かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

涸沢残像

2018-10-03 05:25:51 | 日記

 涼しい石垣島。早朝4時であるが、窓を3センチ開けると風が少し強く吹き込む。室温26度、湿度54%。これぐらいが半袖、パンツ姿で快適な環境なのだ。ベランダに出ると、下弦の月を囲んで冬の主役たちがダイヤモンド(金剛石)を描く。ひとりぼっちにされたオリオンのベテルギウスがシリウスとプロキオンと手をつないで冬の大三角を描く。早朝の東空は、すでに季節のボトムに向かっている。

しかし、この夜空の饗宴は、先週末の台風24号チャーミーと今週末に確実に訪れる25号コンレイといった猛烈な嵐と嵐の間の「つかの間の幻影」にすぎない。ベランダにマンフロットミニを拡げ、お月様と金剛の菩薩様にコンレイによるダメージの少なからんことを祈りながらシャッターを押す。

涸沢もチャーミーによるダメージを受けて多くの葉を散らしたことだろうが、今週末あたりが彩りのピークか。しばらく、拙いわが映像の整理と、山小屋や愛好家からの情報を手繰り寄せて残像を愛しんでいこう。

 

  テント・山小屋を抱擁する涸沢の秋(RICHO GX200)

 

 

https://youtu.be/MvqhhYB5DO4

p900によるタイムプラス動画による暮れ涸沢


 

                     満月ではありません。半月です。 月明かりは偉大なのです。

 

 

 

 

 

 

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