遊びをせんとや

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茶の湯展 ~京都国立博物館~

2022-11-08 06:19:52 | 美術館、博物館
たまたま「利休の黒」「芸術新潮10月号」闘う茶の湯特集を読んだのと京都に呼ばれたために京都国立博物館の茶の湯展に行く。

9時過ぎに着いたけれど館内は結構沢山の人が。

私は芸術新潮に掲載されていた古銅角木花入が展示されているかなと思ったが、なかった。

思いのほか沢山の展示品だったが、茶入の色と形が美しかったのとやはり本阿弥光悦のお茶碗が相変わらず凄かった。

鎌倉時代に中国から作品が伝わり、日本の水墨画の手本となった牧谿の作品も何点かあった。
牧谿が日本の水墨画の手本になったのは十分理解はできる。でも私には牧谿の良さがわかならない。姫路の橋本博司の展覧会でも牧谿の作品は観たんだけれどピンとこない。
長谷川等伯が一番牧谿を参考にしたそうだ。確かに筆致に等伯の松林図屏風の手本になっただろうなとは思えるが、、、。
なんでやろうね。足利義満なんて「瀟湘八景図巻」をバシバシに切ってしまったからか、、、。

一つ印象に残ったオレンジ色の釉薬がきれいにかかったつるっとしたお茶碗があった。
出品一覧表を持って帰ったから後で調べようと思ったがどれかわからない。思い出せない。あかんなー。

鑑賞中に旦那としゃべっていて注意された。すみません。
でも子供用ワークシートにボールペンで記入している人を2人も見た。
一人はお着物姿でもう一人は美術館の人に注意されても止めてなかった。
別のお着物姿の婦人は両手に荷物を下げて草履を引きずるような大きな音を立てて鑑賞されていた。

何だかだった。

「山上宗二記」の文字が美しかったのと「君台観左右帳記」の本物が見れたのが嬉しかった。

改めて長二郎の「楽黒茶碗」や「ムキ栗」を観てるとやっぱり利休は一つのプロダクトを作りたかったのだろうなと思えた。
小ぶりで軽く使いやすくシンプルでどこにでもありそうでないデザイン。
そんな気がした。

お昼ご飯は予約した八百一本店「きょうのおかず」へ
おかず9品のセットにする。

お野菜や果物が新鮮でがとても美味しかった。

日本酒の種類が豊富だった。ダンナが一合、私は90mlを2種類を飲んだ。

 

久しぶりに美味しかった。ここいいです。予約は必須です。

1階の八百屋で赤大根、食べたむかごご飯が美味しかったのでむかご、オクラ、三度豆、すごく安くなっている蓮根を買って帰る。




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