遊びをせんとや

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平成中村座姫路城公演 第一部

2023-05-15 07:18:48 | 歌舞伎


さて平成中村座in姫路城三の丸公演である。
このチケットを予約した時はひょっとしてまだ働いてるかもしれないので無難に日曜日にした。
一泊する手もあったが、公演時間が比較的短く、しかも大阪から1時間もすれば着くので昼夜ぶっ通しで1日で観ることにした。

あいにくの曇天だったが、色々考えてまずは新大阪で一旦降りて夜のお弁当をゲット。

改札内駅マルシェ広範囲の駅弁が選べる。心ウキウキするお店。私は兵庫県のお弁当をゲット。1280円
お昼ようのパンも2個ゲット。本当はサンドイッチが欲しかったがパニーニのようなパンで我慢。
飲み物はカフェオレの入った水筒。ペットボトルに入れた日本酒を持参。
姫路の駅前でお水を買った。

新快速は思ったより一杯。大阪駅でやっと座れる。
姫路駅を降りると

嫌が応にも期待は高まる。外国人も姫路城を求めて沢山訪れている。


お城の前に芝居小屋
その前に十件長屋のお土産屋さん

駅から座席までは優に30分はかかると思った方がいい。結構遠い。

座席は

黄色の荷物が置いてあるのが私の席。花道の左側、俗に言う芸裏、一番前。ひぇー。




大阪城公演で一度経験したので小屋内は同じような感じ。入場口前にはお弁当の売店とバーまである。

靴は脱いでビニール袋に入れるので座席に座ったあとはこの下駄で、、。


座席で飲酒、食事OK。嬉しい。
幕開けまでに時間があったので先にお昼を食べてしまうことにした。

食べかけてすみませn。パンが美味しかった。座椅子で一番前なので足を投げ出していてもいいので本当に楽。

第一幕
播州皿屋敷、確かに姫路城にふさわしい作品。

写真はHPよりお借りしました。
橋之助の浅山鉄山、虎之助のお菊。
橋之助が上手くなったなーと思った。襲名以来、色々なお役に挑戦させているようで一気に芸域を広げたような感じ。危なげなく観れる。ちょうど花道の七三の横なので見得を切る時も歌舞伎役者らしい風貌になってきた。今回出ずっぱり。
虎之助、扇雀さんの息子さん。25歳。可憐なお菊がすごく良かった。
幕切れに本当に怖くて客席に風が吹き、ぞっとした。いい芝居だった。

幕間30分。後半にトイレに行く。お茶子さんも慣れたもので素晴らしい誘導をしてくださる。
凄い数の仮設トイレが設置されていて、スムーズ。

第二幕
鰯売恋曳網
初めて観るお芝居だった。京の五条の話だが、ラブコメディ、歌舞伎版である。
遊女蛍火の姿がなんだか上村松園の「 焔」に見えた。
これね

ちょっと七之助さんふっくらされたみたい。それに比べたら勘九郎さんが少し痩せたような、しまったような。座頭の重圧もあるのかな。
最後に舞台の奥が開き、姫路城が。観客も交えての楽しい幕切れだった。
すごく楽しかった。

第二部までの間、1時間20分。歩いてすぐの姫路市立美術館へ行った。ロッカーに荷物を預けて絵を観る。
凄い量の展示に圧倒されて時間が足りない。
小屋に帰って裏の写真を撮る。







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