遊びをせんとや

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初めての着物リメイク ~蘇る生地~

2023-08-26 06:59:11 | ハンドメイド
義母から受け継いだ着物は処分する者は処分をして、かなり厳選。
羽織りが3枚残っていたが、花柄の春先のブラウスにしたらいいなという羽織はシミだらけで泣く泣く捨てる。
一枚の紅と濃紺(黒かもしれない)のエキゾチックな柄の羽織は秋口のドルマンスリーブでギャザーを寄せてボウタイブラウスにしようと思っていた。

イメージのドルマンギャザ―ブラウスの型紙はネットで無料でダウンロード。図書館で借りてきた本の中にボウタイブラウスの作り方があったのでそれを参考にミックス。
羽織りは昔ながらの短い羽織。今は誰も着てないな。しつけが付いた更だった。
解いてる途中で余りの真夏の暑さに一時夏物に逃げる。
やっとぬるま湯で洗って、アイロンをかける。しみついた樟脳の匂いがすごい。


型紙はすでに作ってあったので、裁断して途中で袖の裁断を一枚間違えていたので作りなおし、前身頃3枚はぎ(友人のアドバイスにより偶数にすると真ん中が目立ちすぎるということなので)後ろ身頃は4枚はぎ、袖は2枚はぎ。ボウタイは長めに取った。
薄物は初めてなのでなかなか苦戦した。
ギャザーを寄せるのも大変、ボウタイを付ける時も大変、ミシン目が落ちる。
何とかボウタイを付けて、袖口にギャザーを寄せて、バイアスで始末するところで何度もミシン目が落ちる。バイアステープを4㎝で取れば良かったと後悔する。制作に3日間かかった。

今回は仮縫いもせずにギャザーを寄せるのでなんとかなるだろうと完成。
出来上がったのが上の写真。
下に黒のワイドパンツをはいて秋口の観劇なんかに着て行こうと。
 
結構イメージ通りにできた。

義母ははっきりした美人だったので義父が着物を着て欲しいとよく言っていたそうだ。
新婚旅行も着物で行ったそうだ。
いつか着ようと思っていた羽織がこうやってよみがえったのは良かったと思う。
根詰めて取り組んだのでまた夕方血圧が上昇。

昨日の晩御飯はランチ会の試作のタサン志麻さんのサーモンパイレシピ。

すごくお高いパイシートなのでサクサク美味しい。中にサーモン、マッシュルーム、ほうれん草のバターソテー。

人参、玉ねぎ、ベーコンのスープ。マッシュポテト、トマト。パイには玉ねぎ入りのレモンソースをかけて。