朝日歌壇

今週の朝日歌壇より

☆　雪虫はため息が羽化した生きもの叶わぬ恋を始めてしまう　（九螺ささら）

　　「雪虫はため息が羽化した生きもの」とは上手い表現。思いの深さと切なさを見事に表しています。




☆　ゴキブリを客人と書く日記あり一人居の父長かったろう一日（ひとひ）（森村貴和子）

　　一人暮らしの父。誰も訪ねることもなく一日を過ごす。その父の寂しさを思う作者の辛さを感じます。




☆　君なんかポポイのポイです君なんて決死の手紙に返事もくれない　（渡部鈴代）

　　「ポポイのポイ」と「決死」の対になった言葉の響きが、思いの切なさをよく伝えています。

瀬戸内寂聴

昨夜ＮＨＫで瀬戸内寂聴氏の特集を放映していました。

寂聴氏は93歳。その年齢からはとても想像できないような、「現役の作家として生きている」といった印象を受けました。

その元気の源の1つは食にあるのではと思うような映像が・・・・。

すき焼きだったり、しゃぶしゃぶだったり、ステーキだったりと、どんどん肉を食べるのです。そして、酒も毎晩飲む。美味しそうにシャンパンを飲む姿は、とても93歳のお婆さんの姿ではありません。

そして、安保法制反対の意思を表明するために、国会まで駆けつけてスピーチもします。

言っておきたいこと、書いておきたいことがまだ山ほどあるように感じました。それも、元気に生きる大きな要因なのでしょう。

そして、言います。「一番大事なのは文学。」と。

また、長寿の秘訣を聞かれて「出家して51歳からセックスをしていないからかな。」と笑って答える寂聴さん。とても可愛く見えました。

まだまだ長生きして、人々に感動を与える作品を紡いで欲しいものです。

元気をもらいました。

日本酒

結婚式の二次会で、日本酒好きの面々が集まりました。

一世を風靡したアニメ「エバンゲリオン」の中にも登場するという山口県の銘酒「獺祭 」

メニューを見ながら、一同一斉に「獺祭 」を注文するも、「売り切れました」と店員さんのつれない返事。

仕方ないので、再度メニュー表を見ながら、それぞれ好みの日本酒を注文。

その後は、暫し日本酒談義に花が咲きました。

辛口派と甘口派に分かれるのですが、私はどちらかというと甘口派です。

しかし、辛口派の方が圧倒的に多く、「甘口が好き」と言うと、酒の味を分かっていないような顔をされるのが少々癪にさわりました。

すっきりしない休日

昨夜ワインを少々飲み過ぎてしまい、胃がもたれている感があります。

異常に早く目も覚めてしまい、頭がすっきりしていません。

せっかくの三連休なので、今日はゆっくり寝ておこうかなと思っていたのですが・・・・・・・・・。

というわけで、体調ももう一つ、気持ちももう一つ。

気持ちの方は、何に焦点を当てて気持ちを高めたらいいのかはっきりしないのです。

困ったものです。



夕方からは結婚式もあり、結局慌ただしい一日になりそうです。

錦織選手惜敗

テニスのツアー・ファイナル。

錦織選手対フェデラー選手の試合が素晴らしかったようです。

１－２で負けたものの錦織選手は、ラリーで素晴らしい動きを見せ、互角以上の戦いぶりだったようです。

ＴＶでの放映が夜遅くだったので、見られなかったのが残念です。

試合をＴＶ観戦した息子は「凄い試合だった！」と興奮気味に話していました。