算太郎日記

日々の日記を綴ります

石垣りん詩集

2024年04月15日 | 日記

久しぶりに図書館に足を運んだ。


予約本を取りに行ったわけでもなく、借りたい本があったわけでもない。ちょっとした時間潰しに寄ったのだ。書架を何となく見渡して、目を留めたのが詩歌欄。


懐かしい詩人の詩集を手に取ってみた。それは、「空をかついで」(石垣りん著)という詩集。何編かの詩が、初めてこの詩人の作品を読んだ時の感動を蘇らせてくれた。深い社会への洞察と鋭い感性によって、脅かされる平和や自身の生き様を切れ味鋭い言葉で表現していく。その魅力は時代を経ても変わらないと感じた。


そんな詩集を偶然手にしたことが嬉しくて、貸出しカウンターにそっと詩集を置いた。