オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

年末恒例、船内・船底清掃⇒大忘年会

2014-12-21 21:45:37 | 日記

 12月20日(土)、いよいよ押詰ってきて、恒例の行事の日を迎えた。
 今年一年、我等の船の活躍に感謝し、船内・船底大掃除と忘年会。 我等のグループの正式名称は「江の島ボヘミアンクラブ」、ボヘミアンを標榜する9人のメンバーに加えて、若手ディンギーチームからO形選手、ドリームチームのSW田選手がお手伝いにきてくれてテキバキと進んで、船底も含めて午前中に終了。



 すぐさま、船内で軽く打ち上げとなった。 この日はM原副会長が料理長となってお鍋で温まる。 今年もいろいろありました。 来年は八丈島にクルージングとか、プロペラをフォールディングから固定式に変えようか、などなど。 在庫のお酒はすべて空にして、3時すぎにはこの場を撤収し大船へ向かう。
 向かう先は、40年以上通っている「野田の湯」、おばちゃんが「あらヨット部さん」と迎えてくれる。 ここで冷えた体を芯から温めてリセット、忘年会本番へと進む。 忘年会の席は、これまた40年以上通う「成ちゃん」。(訳あって正しい店名はヒミツ)

 ここから更にゲストが登場。 東京・関西の両方で、ディンギーも大型艇も一緒だったIS崎選手、同じドリームチームにいたHRちゃんの2名。 「成ちゃん」は貸切状態です。
 絶品の〆鯖をいただきながらチームの総会。 進行役の総務部長・ヨセフの会計報告に全員「異議なし」、 来年の計画へと話が進む。 新しいGPSを導入しよう、クルージングは? ニス塗りは、などなど話が膨らんでいく。 初めはまともな話が酒が進むにつれて大ボラ、意味不明の話がでてくる、相当な大ヨッパライが2~3人。 こうなるともう収集がつかない。

 手締めのあと、江の島の船に泊まる者、自宅に帰る者、三々五々帰途についた。 楽しい仲間に乾杯、今年もありがとうございました。


忘年会3連発 その3 仕事の仲間たち

2014-12-14 21:52:35 | 日記

 12月14日(日)、現在の仕事の仲間たち18名が集まり忘年会、場所は都内某所の居酒屋である。
 今日も仕事に就いていて参加できない人もいるが最大公約数で今日になった。
 仕事は、東京湾、及び臨海副都心の運河での小型船の業務。 工事現場の安全確保のための警戒から各種測量業務などなど、いろいろな仕事がありますが、私はそれの船長・運転手で、サラリーマンを辞めたら船の運転の仕事がしたかったので今は幸せです。

 この仲間たちの魅力というか特徴は、私のような現役を退いた人も含め、上は74歳から下は22歳まで様々な職業の経験者が集まっているところにある。 ヨット関係者、マリンジャーナリスト、大手商社OB、ANAパイロット、内閣府、デザイナー、対馬の漁師さん、ほかにもいろいろ。 それをみんな楽しんでいて話をしていて興味が尽きない。 こういう不思議な集まりもあるんですねぇ。
 普段は二人ペアで仕事をしているため一堂に集まるのはこのときだけ、来年3月末までは忙しい日が続きます。

 忘年会3連発は今日が最終日、思っていたほどヘコタレませんでしたが、明日からしばらく肝臓はお休みです。



 

忘年会3連発 その2 ヨット部若手チーム

2014-12-14 11:44:07 | 日記

 12月13日(土)、会社のヨット部若手ディンギーチームの忘年会が新宿であった。
 今年はスナイプクラスで昨年のブラジル世界選手権に続いてアメリカ・サンディエゴの西半球選手権に参加し9位の成績、大型艇全日本実業団選手権での連続優勝など、それなりの成績を収めたが、お祝いとともに更なる上を目指してもらうよう激励するつもりで参加した。

 実際、若い選手がチャレンジする姿は見ていて気持ちがいいし、応援したくなる。 海外での経験は何もの代えがたく自分を磨いてくれるし、新しい発見もたくさんあると思う。
 現在は熟年クルーザチームと若手ディンギーチームが別々に活動しているが、本来、垣根はない筈で、底の部分では繋がっていることが大切だという趣旨で話あったが、若者たちは素直に理解を示してくれた。 

 私からお願いしたことは、①チャレンジすること・継続することの大切さと、遠征に温かく送りだしてくれる上司と同僚に感謝すること。 ②40数年の会社ヨット部に誇りと歴史認識をもつこと。③後輩を育て、歴史を繋いでいくこと。などなど。 あまり堅苦しくならないよう、関西のO津選手の入社と新潟ヨット部創立の話、進水式での「業務命令の沈」の話などを交えてオールN社としての意識も合わせ持つよう話をした。
 4時間あまりの短い時間であったが、有意義なコミュニケーションがとれたと感じている。

 そして最後に、江の島に来たらば、我々クルーザチームの艇に顔を出すこと、と結んだ。
 今の若い者、と言いがちだが、話をすれば素直に聞いてくれる、とは年寄りの独りよがりだろうか・・・。



 さあ、残すはあと一日。 そのあとはいよいよ我等のチームの恒例「年末大掃除・船底洗い⇒大忘年会」が待っている。 今週は少し肝臓を休ませておこうと思う。

忘年会3連発 その1・目黒会

2014-12-13 11:39:33 | 日記

 12月12日(金)からの3日連続忘年会、初日の今日は20数年前に勤務していた目黒営業所時代のスタッフが新橋に集まった。
 最初のケンウッドカップレースの次の年、私は目黒営業所長を拝命した。 当時の若手も中堅となり、今も明るく楽しくいい仕事をしていて、時々こうして集まっている。そして私にも声をかけてくれる。

 目黒地域は、高級住宅街もあって、大企業の経営者、大使館の私邸、芸能人の家なども多く、「まさこさま」のご実家もある街、反対にコワイコワイお兄様たちも多く、とても忙しかったが、皆で協力して販売目標を達成し、その日のうちに寿司桶を囲んで乾杯したこと、温泉旅行に行ったこと、などなど気持ちよく仕事をしたことを覚えている。そして幹事役のK関君はいまだに私のことを「ボス」と呼ぶ。


 「並木男声合唱団」のMY崎さん、スキーの名手で映画通のK田さん、五反田の病院勤務のあわチャン、そして若いながらまとめ役のK関君。 いつものワイワイガヤガヤだけれど、まだ現役の彼らのスタミナには参りました。 じゃあそろそろといったのが11時すぎ、久々の午前様となってしまった。

 そうそう、この年、私は「月光Ⅵ世」でトランスパックへ参戦の予定だったが、この人事異動で断念した。 そのかわり、この素敵な仲間たちと出会うことができたのだと思う。

今年最後のお茶のお稽古

2014-12-09 20:22:23 | 日記

 12月9日(火)、今年最後のお茶のお稽古となった。
 ここ北鎌倉・円覚寺の紅葉もそろそろおしまいの様相だけれど、まだたくさんの人々が訪れている。

 お昼ころには顔が揃って午後1時にお稽古開始。 今日は「長板総飾り」のしつらえ。11月は仕事の関係で休んでしまったのでちょっと緊張する。
 先ずはMY沢さんの炭手前、お濃い茶のお点前を見るが、今の私には難しく、とてもできそうにない。
 続いて、交代で一人ひとりが亭主となり主客となって進んでいくが、先生の優しいご指導、先輩方の厳しい視線のなか、緊張の中にも少しゆとりらしき気持ちもできて、お茶の美味しさを楽しめるようになった気がする。
 来年はもっともっと楽しめるよう、ちょっと頑張っててみようかと思う。

 時間がないので、あとは写真で・・・。



 

トランスパックとボルボオーシャン世界一周レース

2014-12-07 12:42:53 | 日記

 舵誌12月号にボルボオーシャン世界一周レースが掲載されはじめた。 
 出場艇は7艇、今回から艇は65ftワンデザインに変更になった、女性だけのチームが・・・・と話題は多いが、トルコ・アメリカの合同チームのスキッパー「チャーリー・エンライト・30歳」とあった。 この名前、この顔に見覚えがある。
 そうだ、トランスパックのドキュメンタリー映画「モーニングライト」に登場したチャーリーだ。

 映画「モーニングライト」はロイ・ディズニーがアメリカの大学生にトランスパックレースをプレゼントした2007年のドキュメンタリーだ。 アメリカ中の大学生の中から一般公募で選抜し、15人に絞込み、2年近くトレーニングをして、学生たちだけでレースに参加したもの。 日本でも公開されたが世間一般の話題にはならなかった。 私はこの映画のDVDを手に入れ、50回以上観ていて、今も時々観ている。


 1992年、私たちの艇、44ftは、社員公募でクルーを募り、92~96年と3回にわたって「ハワイ・ケンウッドカップ」にチャレンジした。  公募でクルーを集めて選抜して2年間トレーニングしたこと、同じハワイが舞台ということもあり、映画「モーニングライト」にはとても興味があったし、いまでも関心がある。
 
 TP-52でトランスパックに乗ったのは15人のうちの11人、その中の一人チャーリーが7年後の世界一周レースのスキッパーだ。 更に驚いたのは、当時18歳で最年少、現在25歳の「マーク・タウィル」がゼネラルマネジャーだという。
 ロサンゼルス~ハワイの大型艇レースに初めて乗った大学生が、たった7年で過酷な世界一周レースのスキッパーとゼネラルマネジャーだ。これはたまげた驚いた、である。 アメリカという国、アメリカ人のエネルギー・バイタリティーには感服する次第であります。

 そしてそして、ロングレース前の最初のインショアレースでは、多くのメダリストたちを押さえてトップを取ったそうだ。
 う~ん、これからのボルボオーシャンから目が離せなくなった。
 前回同様にNHKのBS放送で放映してくれるといいのだが、 また解説はあのTY崎さんで。