お茶のお稽古は炉から風炉へ

　５月に入って初めてのお稽古がありました。
　北鎌倉円覚寺も新緑のいい季節になって、カメラを持ったり絵を描いたりのたくさんの人たちで賑わっています。

　お茶の方も炉から「風炉」にかわってお点前の所作も少し変ります。　例えば、柄杓の置き方も３とおりあり使い分けます。
　今回、いつもお稽古をしている庵が屋根瓦の葺き替えで使えないため、ご住職の計らいで奥の本庵（でいいのかな？）で行いました。
　いつもの場所から変わって、大きな祭壇の隣の部屋ということや、部屋の形もちがうため足の運びも変り緊張します。

　お稽古の中で、正客が亭主に「棗」や「茶杓」について問う場面がありますが、我々のお稽古では、茶杓の名はそのときの亭主が自分なりの名を考えて答えることにしています。
　「お茶杓のご名は？」　「薫風でございます」　のように季節を取り入れたオシャレな名前を考えておき答えます。　
　あまりひねりすぎたり華美なご名は避けてちょっと味（わび）のある名前を用意しておかなければなりません。

　いつも先輩方の所作を見て勉強しますが、今は「Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅ」に模範がアップされているので、時々そちらも見ることがあります。
　こころ落ち着けていただくお茶は美味しいものです。

第２１回ケンノスケカップ＠三崎港

　５月１４日土曜日、第２１回ケンノスケカップが開催されました。
　このレースは、日本を代表するヨットデザイナー「林賢之輔さん」を囲んで、賢之輔さん設計の艇のみならず、そのお人柄を慕う人たちが集まって自主的に運営するヨットレースです。

　昨年は２０回記念大会で大いに盛り上がりましたが、今年は参加１４艇とちょっと少なくなりました。　それでも西宮から静岡からの参加があり、終了後のパーティは１００名を超える大盛会となりました。

　若いころから林さんと一緒にレース艇に乗り、お世話になっている私は、ここ数年我らの艇で本部船を務めさせていただいています。
　今回も会長・ダイゴロー選手と３人で前日の金曜日から三崎入りしてお手伝いをしてきました。



　レースの方はこの時期には珍しく北東の風Ｍａｘ１７～１８ｋｔと恵まれ、快調なテンポで終了することができました、が、スタートラインを設定していざスタートという時に、地元の漁師さんがやってきて「ここは危険だから移動しろ」と言われ、漁協の了解を得ていると説明しても聞いてくれません。　もう４分前のＰ旗が揚がっているのに・・・・。
　しばし押し問答の末、「判った移動する」と答え、その直後に無事スタートすることができました。（お～危ない）

　おかげで、チャンスを逃して写真が一枚も撮れませんでした。　レース中の写真は各オーナー方が送ってくれた写真を借用したものです。



　レース後は三崎港の「うらり」の２階で林さんを囲んでパーティ・表彰式です。

　今年はＦＫ田Ｋ三郎さんのロック・ウェスタンのソロで盛り上がり、踊りだす人が続出。　最後はお楽しみ抽選会でお開きとなり、来年の再会を誓いました。

　しかしＢｕｔ、これで終わるわけではありません。　これから林さんが各艇が船内で催している宴会を次々にハシゴをしていきます。　各艇で歓迎される林さんは毎年ヘロヘロになって近くのホテルに担ぎあげられるのです。
　今年も真っ先に我々の船を訪問していただきました。　ここからは成り行きに任せるしかありません。

　こうして今年も楽しいレース・パーティは終わり、翌朝、各艇のホームポートに帰っていきました。　メデタシメデタシ。

　　　　　　　　　　　　　　下の写真は運営スタッフ紹介
mg src="http://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/fe/bf57c030a03b67ec1a0b269b4a4ce240_s.jpg" border="0">

ＧＷも最終日になりました。

　今年のＧＷは事前にいろいろ計画を立てていましたが、４月末まで仕事が伸びてしまったこと、身内に不幸があったこと、などからモチベーションが上がらず、結果的には活動を自粛しながら自宅で静かにすごしていました。
　聞くところ、ヨセフも副会長も仕事に刈りだされ、ゴールデンではなかったようです。

　我らのチームの元気な酒呑み軍団は江の島から相模湾内のショートクルージングに出かけていきましたが、それには同行せずにパソコンの調子を見たり、愛犬むーちゃんとドライブしたりと、久しぶりにまったりしていました。　むーちゃんは大喜びで私から離れません。

　しかし、このままただの爺さんになるわけには行きません。　これから始まるレースに向けて体力をつけていかなくては、と思います。　来週には「ケンノスケカップレース」があり、ヨット塾も続いています。　今年の夏はどういう夏になるのか、それには前向きになれる身体が必要です。

　写真は家の近くにある「開高　健」記念館のもので、その隣には「茅ヶ崎ゆかりの人物館」があり、一日ゆっくりと見てきました。　ゆかりの人物館は年に何回かテーマを変えて展示していて、次回は「ルドルフ・ラチエンさん」の特集をやるそうです。　我が家の前の通りはラチエン通り、と呼ばれています。　興味のある方はパソコン・スマホから「ルドルフ・ラチエン」と検索してみてください。