オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

大型艇実業団全日本選手権

2014-10-29 15:54:58 | 日記

 古稀のお祝いをしていただいた翌日の土曜日、大型艇全日本実業団選手権の応援のため江の島から葉山に向かった。 選手は昨日の会にも出席してくれたヨット部の中堅メンバー。 江の島に10度半を少し過ぎて到着、すでにMR島選手は到着していてすぐに出港。
 高気圧のド真ん中のため無風快晴、レースは成立するかどうか、などと話ながら小1時間で葉山着。 お~、やってるやってる。 本部艇に聞くとすでに3レース目だという。 下マークの回航からフィニッシュまで、スローな展開ながら確実に南が入ってきている。 下マーク手前で2番手と3番手がケースを起こしている。 我等が応援する艇は2着でフィニッシュした。


 
 今日は予戦、この3レースで終わり午後は他のチームの予戦らしい。 2着・1着・2着で予戦通過、明日の決勝に進出した。
 選手たちを葉山新港まで見送り、江の島に帰った。 まだ昨日の酒が残っていて少し頭が痛い。

 日曜日は所用で応援に行かれなかったが、夕方になってMM瀬選手から嬉しいメールが届いた。 2連覇を達成した
 昨年は台風で中止となったため、一昨年に続いて、ということになる。 2連覇だけれど3年間も優勝者でいられる幸運?

 レースに頑張る後輩を見ているのは楽しいし、素直に嬉しい。  近いうちに祝勝会もあるだろう、一緒に旨い酒が呑みたいものだ。




 

お祝いをしていただきました。

2014-10-26 21:50:58 | 日記

 今月は誕生日の月、先日無事迎えることができましたが、自分の意識と違って70歳。 70年経っただけです。
 でも周りの人たちは、やれ古稀だのお祝いだのとはやし立てます。
 親友のM編集長やヨット部の後輩たちが企画して古稀のお祝いの会を催してくれました。いや、催していただきました。
 一般的に古来稀なり、らしいけれど私にとっては初めてのこと、どういう顔をすればよいのかわかりません。

 10月24日(金)五反田、たくさんの友人が集まってくれました。
 ゲゲことKCCで伊豆高原のペンションオーナー夫妻、A社のA社長、富山からKT岡選手、名古屋からKW澄さん、福島からはK地さんヤヘイさん。 実業団で活躍しているヨット部の中堅どころの面々、世界の舞台へチャレンジしている若い選手たち、20数年の友となったDreampicの仲間、そして海彦山彦ゴルフの仲間たち。 たくさんのお祝いの言葉、お祝いの品々にもう言葉はありません。



 あと何年生きていられるかわかりませんが、友人という財産を大切にしようと改めて思いました。ありがとうございました。


10月23日は電信電話記念日

2014-10-23 20:05:20 | 日記

 明治2年、まだ戊辰戦争の残り火で函館周辺でドンパチやっている頃、東京~横浜間に日本で初めての電話回線が引かれた。 その10月23日をもって電信電話記念日とした。(んだそうだ)
 以来、私が36年間在籍した会社では創立記念日として毎年、様々な行事を行っている。 

 今日は先輩と現役の交流会が品川のホテルで開催された。 受付をすませて会場に入るとすぐ、後から声をかけられた。ヨット部の現役のYA崎選手で今日は先輩方のアテンドに狩り出されているとか。「明日よろしくお願いします」と言われた。明日はまた別の場所で会うことになっている。

 先輩などとおだてられ、交流会などと言われても昔と今は仕事の内容がまったく異なり、話なんか合う筈がない。 ただひたすら、昔の仲間と旧交をあたためるだけである。
 会社を卒業した直後はあまり足を運ぶことはなかったが、ここ数年、どうしても会っておきたい先輩がいて参加することにしている。
 営業部門の大先輩でグループ会社に出向していたときの直属の上司であったSG本さん。 細かいことは言わずに大所高所から温かい目で見て好きなように仕事をさせてくれた。 そのとき一緒に机を並べていたTR島さん、後に次の会社でも一緒になり、よくよく神田・新橋あたりで呑んだものだった。



 初めて現場の係長になったとき、一緒だったH間女史、通称・澄奴姐さんに今年も会えた。 ご主人のゴルフのウデは相当なものらしい。ハンディ0で研修会メンバーだとか。
 年に一度くらい、こうして昔の仲間と会うのも生きていくためのエネルギーになるのかもしれない。

横浜並木男声合唱団 @みなとみらい大ホール

2014-10-19 23:35:35 | 日記

 10月19日(日)朝、仕事の船の上でラジオを聞いていたら、今日の催物のコーナーで「横浜並木男声合唱団」のコンサートの案内をしていた。 そう、今日はそのコンサートに行くことになっている。
 7時30分、海上で交代の船にバトンタッチ、港に帰った。 ちょっと身支度を整え、車で横浜へ。 

 この合唱団に、N○○目黒営業所時代に一緒に仕事をしたMY崎さんがいて、コンサートのたびに誘ってくれるのだ。 
 以前NHKの特集番組で紹介されたこともある有名な合唱団で今年は創立20周年、彼はそこで2ndテナーを受持っている。
 総勢45名の団員の平均年齢は68歳とか。 目黒時代のK関さん夫妻、AW屋さんと一緒に応援にいくことになった。


 2000人収容のホールがほぼ満席、第1部の夢をテーマにした曲から始まり、第2部の童謡、第3部の歌劇へと進んでいく。 そのあたりから、歌って踊っての華やかなステージとなって楽しませてくれた。 演奏中の撮影ができないので写真でお見せできないのが残念だけれど、第5部では演歌からグループサウンズ、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」など舞台狭しと踊ってみせた。 指導する先生の面白おかしい苦労話など交えて、フィナーレとなったが、アンコールでは得意の「ウルトラマンタロー」ほかをビシッと決めて大々喝采を浴びていたのが印象的だった。
 ここにも「サクセスフルエイジング」を目指す人たちがいたのだ。


 

朝のお散歩

2014-10-16 10:34:50 | 日記

 仕事が休みの朝は7時にむーちゃんが私を起こしに来る。 ベッドの下でク~ンとお散歩の催促だ。 近くの公園に寄ってから海岸へと向かう。

 二つの台風がすぎてすっかり空気が入替わり、澄んだ高い空になった。 東は江の島から三浦半島、南は伊豆大島から門脇崎、西方向には箱根の山々、富士山が望める。 この寒気で雪の富士山になった。
 風が北に回ってサーファーの姿が消えて、釣り人が大きく竿を振る番がきた。



 元気よく走り回った後は自転車の前カゴの定位置に納まり、殿様気分で家に向かうことになる。 こちらがお散歩させていただいているのかな、と思う。

 これからどんどん空気が澄んでいき、運のいい日は三浦半島の向こうに房総のノコギリ山が、伊豆半島は大室山が見えることがある。 

台風後の江の島へ、舫を交換

2014-10-08 17:37:49 | 日記

 台風後の8日(水)、艇と舫の確認のため江の島に向かった。 海岸沿いのサイクリングロードはところどころ吹き寄せられた砂に覆われていたが、既に重機が入って除去作業が進められていた。 
 江の島到着、どうやら我等の艇は無事である。 キャビン内部に雨漏りもないし、ビルジも溜まっていない。 早速、スプライスしてきたスターンの舫を交換、全ての舫をチェックした。 次の台風19号がまたまた来るようだ。増し舫を少し直しているところへQタムセールのT叶社長が登場、しばし雑談。 台風でシーボニアがダメージを受けたらしい。 熱海の50ft艇が到着し上架するのでその立合いをするとか、私も見学とあいなった。 船底の塗替えと修理もあるらしい。




 我等の艇の修理もよろしく、と念押しして、早めに帰ることにした。

台風直撃、のち夕焼け

2014-10-08 16:39:03 | 日記

 6日(月)台風18号が本州を直撃しようとしている朝、車で仕事に向かった。 電車はいつ止まるかわからないし、高速道路もいつ通行止めになるか・・・、と考え、早めに出て下の道を通っていった。 雨はすでに本降りである。

 基地の港に着くと交代要員の顔もそろっていて、少し早いが7時に交代。  交代しても台風なので出港はできない、基地の港で待機となった。 10時頃から雨・風ともMAXとなったが12時頃に雨が止んだ。 しばらくして日がさしてきて風も落ちてきた。 東京0メートル地帯を高潮から守っている水門が3時すぎに開き、4時に出港、東京港西航路へと向かった。 明日の朝8時までの乗務である。

 羽田空港方面の西の空は真っ赤な夕焼け、その中を飛行機が次から次と飛び立っていく、次から次と降りてくる。4本ある滑走路から2機同時に飛び立ち、2機同時に着陸することもあるので、見ていて飽きることがない。




 夜になると、13夜の月とともに爽やかな風が吹いてきた。 しばしの間椅子にもたれて、夜空に点々と続く着陸態勢の飛行機と月と夜風を楽しんだ。 台風で被災された方々には申し訳ないが、朝と夜がこんなに違うのも珍しく、終わりよければ、の楽しい一日となった。

 

胃カメラ

2014-10-02 15:40:49 | 日記

 8月の末に市の健康診断を地元の病院で受け、9月になって担当医師から説明があった。
 血圧、血糖値、中性脂肪、肝機能などはまったく問題がないが、胃にポリープがあるので胃カメラの検査を受けるように、とのこと。 う~ん、自覚症状はないし体調もいい、酒も相変わらずうまいのに・・・、言われると何だか気になるなぁ。

 しばし考えた末、キチンと検査を受けることにした。 病院は、現役時代からお世話になっている五反田の関東病院と決めて、先日予約をとった。
 ここの病院なら万が一の時でも後悔はしない。 我がチームの柏G兄もここで手術して見事にカムバックしている。 私の次兄もここで写真技師をしていたし、ここなら文句はないだろうと・・・。



 10月2日(木)飲まず喰わずで内視鏡センターへ向かった。 途中、そんなに深刻には考えていなかったが、どんな結果でも受け入れるしかない、何か出たら今後の予定をキャンセルしないと・・・などと考えながらだった。
 9時から検査開始。 画面で自分の胃袋の中を見たが、どれがポリープだかわからない、 悪性の突起も見当たらない。 15分程度で終了となり、身支度を整えて担当医師からの説明を受けた。

 小さなポリープがいくつかあるが、これらは悪性の癌に転移・変化することはない。 ピロリ菌もなくきれいな胃です、心配ありません、おつかれさまでした、と画面の写真を指しながらの説明にホッと安心した。

 帰る電車は、来るときとまったくちがうスッキリした気分だ。 これでまた海で楽しめる、これでまた仕事ができる、これでまた仲間と楽しく呑める、これでまた愛犬むーちゃんと海岸のお散歩ができる。
 お祝いとばかりに、鹿児島の焼酎一本とタンカレーのジンを一本買って帰った次第であります。

 めでたしめでたし、ちゃんちゃん。