オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

2020年オリンピック江の島開催の説明会

2016-06-28 23:02:27 | 日記

 6月26日の日曜日、江の島で開催されるオリンピックについて、江の島の利用者に向けた説明会が神奈川県からありました。
 説明会と言ってもまだ0案、ロンドン大会の内容と規模を基準にした想定案です。
 より具体的な内容はリオ・オリンピックが終わった段階で検討が始まります。現段階でわかる範囲内での説明でした。

 神奈川県スポーツ局セーリング担当からの説明は、午後5時から約20分で終了、あとは利用者のご意見を聞く、といういわゆるガス抜きと感じました。
 説明の要旨は、開催準備期間から終了まで江の島の利用者(保管艇)は県内の他のマリーナに移転して場所を明け渡すこと。江の島大橋が1車線増やして3車線になること、などなと。それ意外の具体的なことははまだ決まっていません。

 私は個人的にどこへでも行って、行った先のマリーナを楽しもうと思っています。
 交通規制やセギュリティチェック、大混雑などが想定されて、ゆっくり楽しめるハズはないと思うからです。

 ところがところが、質疑応答(ガス抜き)に入ると、「どうして神奈川県が引き受けたのか」とか「誰が決めたのか」など信じられない質問を大声で県職員に浴びせるような状況で、私とヨセフは聞くに堪えないとばかりに退席しました。

 外に出でヨセフとしばし歓談、日曜日なので早めに帰りました。

 Mプティのタミオさんとバッタリ、タミオさんもあんなの聞いててもショーガナイと出てきたそうです。
 
 次回の開催日は7月23日とか、一つひとつステップを踏んで、ということのようですがご苦労なことですね。

 諸設備や宿舎など心配な点は多々ありますが、ぜひ成功させていただきたいと思っています。

 夕暮れせまるサイクリングロードをジーコジーコと自転車で帰りました。 


ケンノスケカップ反省会

2016-06-06 14:53:39 | 日記

 6月5日(日)、先月行われた「第21回ケンノスケカップレース」の反省会を行いました。
 集まったのは運営スタッフのうちの男7人女性3人の計10名、私は本部船を代表して参加しました。

 先ずは実行役のK里さんから会計報告があり、東北、熊本の震災のお見舞い金をJ-SAFを通じてお届けした金額まで含め詳細な報告がありました。

 続いてレース運営、パーティの受付・進行、役割分担、料理内容・飲物にいたるまで一つひとつ丁寧に話あっていきます。
 私の担当の本部船では、スタート前に漁業関係の方々と「連絡してある」「聞いていない」などの押し問答がありましたが、反省会を経て月曜日にはK里さんが漁業組合本部まで出向いて理事の方々に丁寧に説明し、次回の開催も含めて握手をされたそうです。
 
 こういう一つひとつを手抜きせずに進めていくことが、21回大会まで続いてきた原動力だと感じましたね。
 聞くところによると、個人の名前を冠にしている大会は世界中をみても例がないそうです。
 写真を見るとタダの飲み会にしか見えませんが、大事な議論が詰まっていました。(ホント)



 反省会が一区切りつくと、今年のクルージングの話、安全に関する意識の話など、経験豊富な方たちの情報交換です。
 そしてそしてオリンピックは間に合うのか? ヨット界の高齢化問題は? 日本にデザイナーがいない、造船所がない時代がきてもいいのか? などなど、こうなるとアルコールの力も働いて議論が白熱していきます。

 こうして今年の「ケンノスケカップレース」のすべての行事が終了していきました。   また来年!!!