オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

どっこい、おいらは生きている

2015-01-30 15:31:30 | 日記

 1月半ばに風邪をひいてしまい、ズルズルと長引いてしまった。 何年も風邪などとは縁がなかったのに今回は参った。
 急激に体力が落ちてしまい、いつもは2段ずつ上がる駅の階段が、1段ずつでもシンドかった。 まだ鼻水と咳がでるが、気持ちが前を向くようになってきました。

 この間、私に寄り添ってくれたのは、愛犬の「むーちゃん」、いい子です。 きれいな目をしていて何か話をしたそうに寄ってきて、いつも私の横でおとなしくお座りをして、何か催促するときは前足でチョンチョンとつついてきます。

 もう1月も終わりです。 またネジを巻きなおして、ヨットに仕事にスクワットにお酒にガンバルぞ。

 お世話になった「むーちゃん」のとっておきの写真、6年前、我が家にきた日の写真です。 段ボールの中から我が家をのぞいている一枚、私の宝物です。


不覚にも・・・。

2015-01-18 10:58:42 | 日記

 不覚にも風邪をひいてしまった(らしい)。 先週の雨の 日、船のロープの取り回しをしていたとき、カッパの水密が低下していて浸み込んできたのが原因らしい。
 お酒が呑みたくない、食べたくない、前向きな気持ちになれない。  体力はまだ少しあるので、仕事は休まないですみそうだけれど。  しかし何年ぶりだろうか、記憶が定かでないので5~6年ぶりのことと思います。

 熱は37度ぐらいなのでインフルエンザではないと思われるが、免疫力が低下しているのでインフルにならないよう気をつけようと・・・。
 暖かくしているといくらでも眠れます。 寝ていても浮かんでくるのはレースのことばかり。 
 写真は私のお気に入りの1枚・・、このスタートの中に「ジョン・バードランド」と「ポール・ケイヤード」がいます。

 昔、現役時代に会社の健康管理センタに行って、「風邪をひいたんですけど」とドクターに言ったら、「風邪かどうかは私が決めます」と言われてしまった。まぁそのとおりだけど・・・。 そんなことを思い出しました。


1月13日火曜日、初釜

2015-01-13 22:53:24 | 日記

 年が明けて初めてのお茶のお稽古、初釜。 戯風の8名のメンバーはいつもより早く10時に北鎌倉・円覚寺の龍隠庵に集まった。



 いつものお稽古と違って、着物姿の先生が初炭手前をご披露して、お濃茶を全員にお点前してくださった。 お菓子はお正月らしく花びら餅、お菓子もお茶もとても美味しくいただいた。 先生のお点前はまた格別ですね。

 そのあとは、いつもの薄茶のお稽古になったが、お昼すぎに皆で会席のお膳(お弁当)をいただき、少しお神酒もいただいた。
 本来であれば、食事のあとお濃茶をいただくという順序であるが、そこは時間の配分の都合もあり、ということで・・・。
 先生からは、お膳のあいさつ・渡し方などの作法・所作を教えていただいた。

 ヨットライフも会社勤めもあわただしく過ごしてきたので、こういう時間のすごし方はとても新鮮な感じがします。また一年、こういう空気の中に漂ってみたいと思う次第であります。

 戯風のお稽古は月2回、第2・第4火曜日、マリーナがお休みなのです。


1月9日は渡邊タクさんの命日

2015-01-10 11:55:24 | 日記

 年が明けて、また1月9日がやってきた。 タクさんは11年前、平成16年のこの日に亡くなった。
 毎年この日には、親交のあった仲間が集まって思い出話をすることになっている。 東京のほか遠く九州・鹿児島でも同様の会が行われている。



 以前にも記したが、タクさんは昭和38年に当時のDD社に入社し、私を海にヨットに誘ってくれた、というか私が後にくっついていった。 江の島のヨットコジキから始まり、油壷のゴキブリ生活、そして社内の良き理解者に恵まれて会社のヨット部を創立した。
 以降、社内・社外を問わず、ヨットレースの活動を広げていった。 
 その後、タクさんは請われて某食品会社に転職、セールスプロモーション局長となり、全国でスポーツイベントを開催、地元スーパーと強い関係を築くとともに、全国の子供たちから人気を集めた。 
 子供たちを前にしたタクさんの名言に「人の話は目で聞け」というのがあり、多くのご父兄からも共感と賛同を得ていた。

 ヨットに関しても思い出は山ほどあるが、その中のひとつ。
 1977年、日本が初めてアドミラルカップレースに参戦したとき、タクさんと私は別の艇に乗って参戦した。 1国3艇による国別対抗戦である。 最後のロングレースで、アイルランド南のファストネットロックを回るとき、タクさんが少し先に、ほぼ同時だった。 私は大きく手を振り、タクさんも応えてくれた。 「俺たちとうとうここまで来たぜ!」 そんな心境だったと。

 さて、9日金曜日、M編集長のアレンジで浜松町に集結した仲間は思い出で盛り上がった。ヨット部設立当時の1期生からゴルフの仲間たちなどなど・・・。北海道、福島、鹿児島の仲間たちとも電話で交流、再会を約束した。
 ヨット部設立のとき、18歳で最年少のO合選手が現在の我々のチームの会長、ここ20年間、毎年南西諸島・奄美大島までクルージングをしている猛者が4人もいる。セールバック一つでどこの船にでも行かれるクルー、タクさんの申し子たちだ。


元旦の茅ヶ崎海岸

2015-01-01 17:23:28 | 日記

 明けましておめでとうございます。
 昨年はこのブログにたくさんの方々から書込みをいただきありがとうございました。 年末最後に、古いヨットの友人のK原さんからいただいたメッセージの中に、「70代が人生で一番楽しい・・・」とありました。 実感ですね、これからもボケ防止のため、本欄を続けていくつもりです。 

 さて、元旦です。 昨夜は年越しそば用に天ぷらを揚げて夜遅くまで呑んでいましたが、いつものように愛犬「むーちゃん」がお散歩の催促に起こしにきました。
 お正月なのでむーちゃんの朝食はチョット気張ってお肉多目、これを仕込んでから海岸へ。



 西の空は晴れているのですが、茅ヶ崎上空から東の空は山を越えてきた雪雲がかかっています。しかし見通しは抜群でした。 東は三浦半島越しに千葉の鋸山、房総半島の先端の洲ノ崎が見えます。 正面に伊豆大島が、西は伊豆半島の門脇崎、真鶴半島、箱根の山から富士山まで相模湾を一望する景色、この海に育てていただきました、感謝です。
 海岸は相変わらず人が多い。 サーファーが集まって新年の乾杯をしています。 ジョギングをする人、ウォーキングをする人、自転車の人などなど。
 ここ茅ヶ崎の住人は健康志向が強く、生活そのものを楽しんでいる人が多い、と感じます。

 さあ今年も、ヨットに、お茶に、仕事にガンバッテみようかな、いつまで美味しいお酒が呑めるかな? いつまでむーちゃんとお散歩ができるかな? 本年もよろしくお願いいたします。