オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

桜も・・・、北鎌倉は大賑わいです。

2014-03-26 15:35:53 | 日記
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 陽光も眩しいいい季節になりました。 3月25日(火)北鎌倉は大賑わいの様相です。 電車を降りて円覚寺まで数十メートルの間も人の列、外国の方も多く見受けられます。 今日もお茶のお稽古ですが、昨日の仕事の打合せの後シッカリと呑んでしまい、久々の終電だったもので、ちょっと集中力がありません。  気を引き締めて山門をくぐります。

 龍隠庵に到着すると、既に先輩方が前庭でお昼をいただいていました。 すぐに着替えて私も仲間入り、少しづつ気持ちを切替えてお稽古モードに入っていきます。
 今日は2人お休みで総勢7人、いつもどおりあいさつで始まります。 炭手前、お濃い茶のお点前は「あうん」のK里さん。先輩の所作を見て覚えますが、お濃い茶は難しくなかなか覚えきれません。  その後、薄茶となって順番にお点前をしますが、先輩のようにはいきません。

 居住まいを正して、一呼吸おいて、扱って、置きあわせ、などお稽古中に使われる先生の言葉は美しく、心を整えてくれます。日本語ってきれいだな、といつも思っています。

 私のお点前の順番がきました。 安心して見ていられるにはまだまだ程遠いけど、今日は空いているほうの手の位置に気をつけてみましたが、自分でもギコチないのがわかります。

 まぁ、慌てず一歩々々と自分を慰めているところです。

3月21日春分の日、江の島

2014-03-21 22:55:31 | 日記
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 ">朝のうち1件の用事を済ませると時間ができた。 ヨセフにメールをすると「特に何もない」ということなので「では江の島に」ということに。
 自転車で江の島に向かう途中、茅ヶ崎ゴルフクラブの7番ホールの前をとおり、一組のティーショットを見物、ここは正面の富士山に向かって打つホールで、なかなか眺めがよろしい。 
 海沿いのジョギング道路で江の島を2時方向に見ながら進み12時半着。 ヨセフは木栓とシーコックのサイズあわせ、私はグランドパッキンの調整にとりかかる。 小1時間の作業ののち、やっぱり文佐へ。 いつもの「しらすおろし」「わかめ」で生ビール。 橋のたもとから岩屋へ行く渡し船の仕事をしている文佐のオヤジは欠航で休み、もうできあがっていた。

 珍しい人から電話があった。 仕事仲間のTR巻さん。「今、江の島ヨットクラブにいるんですけど」と。 来月19~20日の「ノルウェーカップヨットレース」のとき、鎌倉にある彼の店がパーティ会場に出店を出すそうで、その打合せに来たらしい。 さっそくEYCのクラブルームへ行くと、いたいた。
 EYCは役員さんたちがレースの準備の真っ最中、まことにご苦労に存じます。
 
 鶴岡八幡宮にほど近い彼の店は、イギリスの湖水地方の写真を展示しながらジュエリー・アクセサリーを販売している。
 我々の船もノルウェーカップの観覧艇に、と依頼があったので、その件もチョット打合せ。もしかすると大使が乗るかも、と。

 せっかくなので、TR巻さんを我等の船に案内し乾杯。 写真の話、仕事の話、こだわりのジュエリーの話などなど、ヨセフも楽しそうに話していた。

 風が強くなり、寒くなってきたので退散することに。
 江の島は行けば行ったで、いろいろ楽しいことが起きるものです。 

会津旅行2日目 (後編)

2014-03-18 11:55:53 | 日記
 
 朝、ふとんの中で昨日のことを思い出す。 思ったほど酒の後遺症はないが、イビキの三重唱で睡眠が浅かったようだ。 大風呂と露天風呂のハシゴで気分爽快となる。 食堂では、すでに朝の宴会が始まっている。 勧められるままにビールからお酒へ。
 こうなるとだんだん調子がでてくるから不思議だ。 でも朝はエンドレスというわけにはいかない。

 着替えて玄関集合、記念写真とお決まりの流れとなる。 さて本日の行動予定は? 個人的には喜多方のお隣の山都(やまと)で美味しい蕎麦が食べたい、と思っていたが、KS兄ィから「大内宿へ」の提案があり、年寄りの意地っぱりは止めて車に分乗し、まだ雪の残る大内宿へと向かった。

 サクサクと雪道を行き、お店を覗いてはお茶をいただき何も買わずにまた戻る。 古い萱葺きの家並みには、平家の子孫と思われるここの人たちが永々と住みつづけているそうな。
 
 関西勢は空路帰る予定で、その時刻が迫ってきた。 会津若松駅前に戻り、お土産を買い昼食。 昼食もお別れの小宴会となり、「次の還暦は誰だ」「場所はどこだ」とここでも盛り上がる。 
 楽しいときはあっという間にすぎて行く。
 飛行機組、電車組、車組、それぞれ再会を誓って帰路についた。

 この歳になると、毎年みんなに会い、楽しく・素敵な時間を共有することが素直に嬉しいし、この40数年にわたる仲間を大切にしたいと思う。

 

 

 

今年も会津旅行へ (前編)

2014-03-17 19:19:41 | 日記
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 3月の15日~16日の土日、今年も2名の還暦祝いを兼ねて、会社のヨット部OB・一部現役で会津へ温泉旅行に行った。
 還暦を迎えたのは、秋田のKM田リザエモン選手と東京のNK島ダイゴロー選手の2名。 2人とも会社に入ってからヨットを始めて、470級の日本代表選考の強化選手まで登りつめた男で、リザエモン選手はスキッパーとして関東実業団優勝、秋田に帰って国体の監督を務めた。 一方のダイゴロー選手はクルーとして世界を転戦し、世界選手権4位の成績を持っている。

 集まったのは関西の重鎮・M崎さん、兵庫県連のKW上さん、バルセロナ五輪470代表のO津選手、東京からもアジア大会銅メダルのKR山選手など総勢15名、会津若松駅に集合し、芦の牧温泉「大川荘」へと向かった。

 KM田、NK島の両還暦選手は殊勝にも夫人同伴、ヨット部には珍しいことで、いつも最後にはドロドロになる宴会に耐えられるかどうか、不安と心配でハラハラしたが、両奥様ともド宴会を見事にこなしてみせてくれた。

 赤いチャンチャンコと奥様への記念品のプレゼントの後はいつものだらしのない宴会となり、恒例、ヤヘイ選手の「手のひらに太陽を」をはじめ、リザエモン選手による正調ドンパン節へと盛り上がっていった。 部屋に戻っての二次会でも、山のようにある思い出話・レースの話は尽きることがない。  KS木兄ィが両奥様を誘い出し、カラオケへと消えていった。(Good job) 私はといえば、新幹線からの酒が利いてきて最後まで見届けることができなかった。(ああ情けない)

 ここ「大川荘」は芦の牧温泉でいちばん大きな旅館で、満室とのこと。 ゆったりとした空間にナマの三味線がここちよい、サービスも行き届いていて営業努力もしてるんだろうなぁ。 露天風呂でも源泉が湧き出ていて気持ちよかったなぁ。 
 幹事のK地選手に感謝々々。

ヨセフも来る予定だったのが、彼の音楽仲間が亡くなり、急遽、長野県の上田へ向かったため不参加となった、残念。font>

ボートショー2014

2014-03-09 11:43:39 | 日記
 3月、今年もボートショーの季節がやってきた。 私にとってボートショーは以前に勤めていた会社のD信D話記念日と同じで、最新の情報に触れると同時に一緒に活動した仲間たちに出会うことができる場で、こちらは毎回必ず行くようにしている。

 今年は、今の船の総務・経理を担当しているヨセフが呼びかけに応えて同行してくれた。(ちょっと嬉しい)


 会場入口にM編集長がチケットを届けてくれた。(感謝) 中に入るとすぐ、A社のA社長と目が会う。 しばらくスキーの話とゴルフの話をして、伊豆で「海彦・山彦ゴルフコンペ」をまたぜひやろう、ということで意見が一致した。 いつもお世話になっている伊豆のペンション「サウスフィールズ」がまもなく閉まるらしい。 オーナーのゲゲはKCCのOBで、彼が慶応の学生の頃から一緒の船に乗っていた。 ペンションを閉めたらまたヨットに乗りたいと・・・。

 続いて場内を反時計回りで歩く。 最新のGPSを見て説明を聞く、ヤンマーの実艇を見る、今の仕事の社長に出会う、同じく仕事仲間のKNさんとも出会ったり・・・。 MS児島で船用の木栓を買って休憩、ランチビールとなった。
 ビールを飲みつつ、ヨセフと今後の予定などの話をする。

 J-SAFのブースにいるはずのM編集長を訪ねるが不在、そこで元事務局長のTK村さんに出会う。氏の著書「古い旅券」を買う。サブタイトルには「ヨットに親しんで60余年、あるオールドソルティーの追憶」とある。 TK村さんを最初に見たのは、40数年前、小網代湾スタート~葉山沖ブイ~小網代フィニッシュの相模湾ポイントレースだった。 当時の最大艇の「ミスサンバード」の舵を持っていた。 先日亡くなった月光の並木さんの2年先輩にあたり、並木さんと組んで国体優勝も果たしている。 「タクちゃん」も早く亡くなったね~、としばし昔話。 著書「古い旅券」にサインをしてもらう。 別れ際にキツ~イ一発をかまされる、「黄色い爺さんは目立つねぇ~」 
 そうそう、元ドリームピックチームのH爪選手にも会ったっけ、家族全員で来たとのこと。

 その後、早めにM編集長を誘い出し、野毛の居酒屋に納まったが、途中、桜木町駅前コレットマーレの地下に逗子のパン屋さん「ブレドール」を発見、みんなで同じ「エシレ角食パン」をゲットした、このトーストが美味しいんですよ。

 「一ノ蔵」のぬる燗をゆっくりと、楽しかった一日とともに味わった。

 カメラを忘れてしまったので、写真は全部ヨセフから送ってもらったもの、いつもありがとうございます。

帆船「海王丸」の遠洋体験航海の日程が決まった、が・・・。

2014-03-09 10:59:37 | 日記

2014年の海王丸の遠洋航海の日程が決まった。 4月4日~5月2日まで、東京~サンフランシスコへ海洋大学の卒業航海に私たちのような社会人を一緒に乗船させて、学生さんの研修航海のお手伝いをする、というもので募集人員は18名。

 国内体験航海経験者で70歳未満で健康であること、審査をパスした者、というのが条件で、私はこの条件をクリアしていた。
 しかしながら、いろいろ考えた結果、見送ることにした。

 理由はいろいろあるが、最大の理由は、今の仕事を今後も大切にしていきたい、と考えたからた。 もう若い頃とは違う、この歳になって、望んでいた船の運転の仕事に就いているのは嬉しいし、毎日が楽しい。 300馬力超の船を操縦し、錨を打ったり舫ロープをいじったりしているだけで気分が落ち着く。 雨の日も風の日も雪の日も、仲間と一緒に働けることが幸せと思う。

 海の現場の様子もよく見えるようになったし、ここで働く人たちの気持ちも理解できるようになった。 この現実を手放したくないと思う。

 太平洋横断というのは一つのテーマではあるが、天秤にかけるとどちらが重いのか、持ち時間の少ないこともあり、こちらを選んだ。

 苫小牧~小樽の研修航海を供にした油壷AO●●グループのKW島さんOK田さんは、もちろん参加する、と。
 元気で行ってらっしゃい、みやげ話を聞かせてくださいね。
 行く桜、残る桜も散る桜