オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

北鎌倉、お茶のお稽古

2013-09-25 16:32:42 | 日記
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 9月24日(火)円覚寺・龍隠庵で再開されたお稽古の2回目、この日は屋外の野点や出張お点前など、箱に収められたポータブルなセットで行う「卯の花点前」と呼ばれるお稽古だった。 茶釜は使わず鉄瓶で行うという。置き柄杓・切柄杓など柄杓の扱いのイメージトレーニングをしてきたのに・・・。

 お稽古が始まり、しばらくすると今日もゲストが登場した。 先生の友人で表千家の勉強をされている方で、早速、先輩がお点前してさしあげた。 流派は違ってもおもてなしの心は同じでゆっくり楽しんでおられた。  ややあってもう一人のゲストが登場。 江の島で行われていたオリンピックウィークで審判をされていたシンガポールの方で、このお茶の会の仲間のHさんがご案内し、鎌倉の観光とティーセレモニーを楽しんで帰られた。

 いつものように、先輩方の手元を見ながらの勉強で、夕方近く最後に私ほか新人2名がお点前して終了となったが、怖い先輩から「今度俺の家で特訓をするので来るように」と言われた。 特訓の後のちょっと一杯を楽しみに行くことにしようと・・・。

10月に入るとここ円覚寺では、鎌倉芸術祭の一環として演奏会が催される。 18日(金)夜はギターのソロライブ、26日(土)はバッハのソナタとパルティータ全曲バイオリン演奏会。 ギターの方は鈴木康博さんというベテランでオフコースにいたことがあるそうな。  日ごろは座禅やお説教が行われる広間でのコンサート、何やら楽しそうな感じがしますね。



林賢之輔ヨット塾+特別講義

2013-09-23 10:20:32 | 日記

 9月21日(土)林賢之輔ヨット塾の講座が夢の島マリーナで開催された。 今回は、馬場先生の気象講座の次に、今年8月に太平洋をシアトルから大阪までトローラーと呼ばれる40ftのパワーボートで横断してきたO場K太郎さんの特別講座があり、ぜひ話を聞きたいと思い参加した。 トローラーといジャンルのボートがあることは何となく知っている程度だったが、話を聞き、いろいろと知ることができた。 スピードはせいぜい5~6kt、最大でも8~10ktで、ゆっくりのんびりした航海と、行く先々の景色や風土を楽しむという、リタイアした夫婦が海をENJOYするものらしく、アメリカ・カナダに多いそうだ。

 アメリカでの船の購入の方法や手続き、船での出国・入国の方法・考え方などに加え、航海中のエピソードなどなど、興味深く聞くことができた。

 馬場先生の気象講座は、地球規模の観測システムから最近の気象予報の仕組み、海上の個別の船舶への情報提供など、何度聞いても為になり、最後の「それでも予報は外れる、なぜ外れるか」まで、すべて合点がゆく内容です。
 最後の、林塾長の講座は、ヨットのメカニズム、素材・構造、安全に対する考え方、艇の選び方まで、すべてのヨットマンにお奨めしたい講座です。
 安全は船の要素と人の要素の掛け算であり、片方が0ならば0である、と。「船の構造と性能を100%理解すること」×「自分の技能・経験を磨くこと」、これも納得です。

 このような硬派のヨット塾があることは心強いかぎり、と思います。

9月14日(土)江の島、台風接近中

2013-09-15 14:34:32 | 日記
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 ">朝から空模様が怪しいけど、日曜日~月曜日は台風なので増し舫をとるべく江の島に向かった。ほぼ同時刻にヨセフからメール、鎌倉を自転車で出発したらしい。 ジョギング・サイクリングロードを走っていると、ビキニの女性の姿発見。自転車を止めてパチリ、撮影会らしくオッサンカメラマンの山。 その横では地引網をやっている、やっと少し秋らしくなってきた。 赤とんぼも増えて顔に当たりそう。  道草を喰いながらゆっくり自転車を漕いでいたので、江の島着はヨセフのほうが早かった。

 ヨセフはハワイ帰りで、フリーウェイがノースショアまで伸びた話など、土産話を聞かせてもらう。 彼はまたウクレレを買ったらしい。 船にはウィスキーを一本いただいた。
 台風に備えて増し舫をとり、ブームカバーを固く縛る。  周りでも何艇か台風対策をしていた。

 久しぶりに文佐でランチ、いつものとおり、しらすおろし・わかめ刺で生ビール。シメはこれまたいつもの冷やし中華となった。 いつもどおり、ということはとても大切なことです。

 続いて岡本造船で修理・エンジンメンテナンスの確認、早めに帰ることにした。  

9月10日 お茶のお稽古再開

2013-09-11 10:36:57 | 日記
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 8月はお休みだったお茶のお稽古が9月に入って再開された。 猛暑が過ぎ、少し涼しくなった北鎌倉円覚寺へ向かったが、相変わらず参拝の方で賑わっていて外国の方も多い。 山門をくぐって龍隠庵へと登っていく。 山門をくぐる、ということは、諸々の煩悩を取り払い、娑婆世界を断ち切って清浄な気持ちにならなければならないらしい。 なかなか煩悩は断ち切れないが、せめて半日ぐらいは日頃のあわただしさを忘れて心静かにと思うようにしている。 お茶の仲間は8人、全員がヨット関係者で、日本海の島巡りクルージングから帰ったKN里さん、IS井さんも久々に登場、私がいちばん新米で、厳しい先輩方に揉んでいただくのがいつものことだ。

 今日はお稽古中にお客様が見えた。 ロサンゼルスでお茶の先生をされている方とお連れの方、元サンディエゴでお茶を教えていた方の3人で、正客、次客としてお迎えしたか、先輩が亭主をつとめお点前をしてさしあげた。 私は見ているだけだったが、それでも相当に緊張した。 次に別の先輩が亭主となり、なんと私が正客、お客様がお稽古を見学されるということになり、自分の先生に恥をかかせるわけにはいかず、緊張と冷や汗の連続、足のしびれも忘れていたが、終わってしばし立ち上がれなかった。
 お客様が帰ったあと、最後に私が亭主をつとめてお点前し、今日のお稽古が終了となった。

 先輩の勧めで始めたお茶で、まだまだ解らないことだらけだが、しまりのないダラケた老後にならないよう、いい緊張を保って続けて行こうと思う。  
 時々、お稽古が終わったあと、逗子・鎌倉の居酒屋に繰り出すことがあり、それも楽しみのひとつになっている。
 

夏が終わってくれない!!!

2013-09-06 12:21:47 | 日記
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 9月に入ったというのに、この暑さは何だろう。 海はいまだに霞んで夏のままだし、赤とんぼもいない。 小型船の仕事も不発弾騒動で中断、毎日待機が続いている。 やるべきことはたくさんあるのに、気がすすまない。 この、ケジメのつかない中ぶらりんを何とかしなければ・・・と思う。 トワ・エ・モワだって出番がなくて困っているだろうに・・・。

 そんなところに海王丸の乗船記念の切子のグラスが届いた。 指導員のSM島さんのセールストークが楽しくて買ったもので、彼の人柄に負けた、という感じです。 SM島さんは元海王丸の司厨長で、定年後は指導員として実習生・研修生の身のまわりの面倒をみている。 気取らず、話の楽しい愛すべき人です。
 同じく、指導員の方が撮ってくれた写真がDVDで届いたのをスライドショーにして眺めつつ、このグラスでウィスキーをチビチビやりながら楽しかった(忙しかった)今年の夏を思い出しているところです。  秋よ早く来い!!!