オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

朗報が届いた。

2013-06-23 18:16:06 | 日記
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 予てからお願いしてあった、帆船・海王丸に乗船できることになった。 7月16日~19日の4日間、苫小牧から津軽海峡を通って小樽までの航海の乗船許可が届いたのだ。 早速、海図を調達して三角定規をあて、コースを調べたところ約310マイルあり、5区間に分けてコンパスコース・距離の詳細をハンディのGPSに入れることにした。 苫小牧~恵山岬~津軽海峡~白神岬~奥尻島~積丹半島の神威岬~小樽まで、津軽海峡の逆潮もありなかなかの難コースだ。 ジムに通って身体を整え、アルコールは少し控えないといけない。マストに登る機会があるかも知れない。 この夏の最大のイベントになるだろう、楽しみだ。  この企画の情報を私にくれた油壷のAxxxチームのKW島さんも乗船することが決まり、先日二人で打合せがてらランチで祝杯をあげた。  この短期航海を経験することで、来年のハワイまでの航海の道が開けることを願っている。 

6月15日(土)高校野球部OB総会と現役激励会

2013-06-16 12:10:13 | 日記
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 夏の高校野球甲子園大会予選が近づいてきた。 毎年この時期にはOBが集まり、現役選手を激励する。 50年前は自分も高校球児であったことだし、現役選手に頑張ってほしいので参加することにしている。 この日は練習試合が2試合行われたが、1試合目の後に現役選手と同じテーブルで食事をしながら親睦を深めた。因みに試合は逆転負け。 OBは最高齢81歳から今年の春の卒業生まで約30名参加、現役選手は40名、県立の進学高校としては普通だというが、我々の時代よりはるかに多い。 食事の後、OB会長挨拶、監督挨拶、主将の決意表明と続き、全員で校歌斉唱と型どおり進み、選手は第2試合へ。 和やかなうちにOB総会となった。 議事はシャンシャンの異議なしで終わり、OB全員が一人ひとり自分の夏の大会の思い出・自慢話になった。
最高位は県予選準優勝で、あとひとつで甲子園というところだという。 先輩・後輩を前に私の時代の話をさせてもらったが、当時の夏の大会は3回戦で法政二高の前に2対3で敗退、時のピッチャーは南海ホークスからSFジャイアンツに行った村上投手であった。
私の個人成績は、村上投手に対して3打数2安打1四球、というとカッコいいが、ドン詰まりのライト前ポテンヒットにボテボテの内野安打、ボールが消えるカーブに空振り三振というものだった。 50年たった今もハッキリと覚えている。         江の島のハーバーを背景に第2試合を見ながら、50年前は江の島で船に乗るなんで夢にも思わなかったことを考えると、不思議な運命の巡りあわせを感じた。  いつも我が艇のコックピットから母校の体育館を見ているが、これはこれで幸せなことなのかも知れない。  思えば遠くへ来たもんだ・・・・。

雨の北鎌倉

2013-06-11 20:02:33 | 日記
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 6月11日(火)、あじさいの季節ということもあって雨の今日も北鎌倉はたくさんの人々で賑わっていた。 企業の幹部らしき人たちが研修の一環か、円覚寺の座禅の道場へと向かっていった。 私たちのお茶の会「戯風」のメンバーは8人、そのうちの2人は日本海の島巡りのクルージングのためしばらくお休み、もう1人は仕事のため欠席で、今日は5名、中味の濃いお稽古になった。 いつものとおりお濃い茶から始まり、一人づつ全員が亭主となってお点前し、全員が主客となってお茶をいただく。  最後に新米の私にと、袱紗さばきの割り稽古をしていただいた、特訓である。やるべきこと・手順は判っているのだけれど、手の位置、甲の向き、高さなどなど、全体のゆとりや安心感、ひいては身のこなし・所作の美しさがないのだそうだ。これは練習を繰返すしか上達の方法がない、という。  先生は優しいが先輩は厳し~い。  お稽古の合間には縁側に座って鎌倉の山々を眺める、雨の鎌倉もいいものだ。  床の間の掛軸に「ひと雨千山を潤す」とあった。 龍隠庵のご当主がお掛けになったらしい、今日にぴったりではないか・・・。

6月8~9日関東実業団選手権

2013-06-10 10:34:42 | 日記
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 6月8~9日の土日、江の島で関東実業団選手権が行われた。例年どおり会社のチームが参加するので、サポート・応援のため出艇した。 今年はスナイプ3艇が参加、全体のフリートは25艇ぐらいか。 470級は別海面で行われた。 
 レース当日の朝のハーバーはいつもと違って緊張した空気が張り詰めている。選手たちもキビキビと動いていて気持ちがいい。
 土曜日はダイゴロー選手も来て9時半すぎに出港、レース海面へ。 今日は4レースを予定、予定より少し遅れて第一レースがスタート、風は中風~微風。 我等の会社のポイントゲッターKMYA選手が第二レースでトップフィニッシュ、よしよしと。  日曜日も好天に恵まれ、山ZK選手の家族・トミとNG野親方も到着、O形選手が操船する中、ゆっくりと観戦することができた。 ここ数年、元オリンピック選手やインカレの勝者など、強い選手が入ってきたとかで、レベルの高いレースだと感じた。 勝負の分かれ目は、海面全体を見極めることと、ほんの小さな変化を見逃さないこと。 それに加えて、タック直後・マーク回航直後のスピードの立上がりだと感じた。 上位に来る選手はいつも同じで、見応えのあるレースをしていた。 「ほらほら、そこでタックだよ!」などと言いつつ<若い選手たちが一生懸命レースをしている姿を見るのも楽しいものだ。  いやいや、まだ私も現役のつもりではありますけど・・・。