オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

第22回 ケンノスケカップヨットレース

2017-05-17 11:33:24 | 日記

 連休明けの5月13日土曜日、恒例のケンノスケカップレースの海上運営に三崎港に行ってきました。
 前日の金曜日に三崎入りです。 江の島から2時間、すでにいくつかの参加艇が舫を取っています。
 遠来の艇もいます。いつもの静岡からの数艇のほか、今年は仙台・塩竃からの参加もありました。
 林賢之輔さんの人柄を慕って、今年は15艇の参加、表彰式・懇親パーティには100人を超える人たちが、協賛会社からは賞品・記念品・お酒などが多数贈られ、盛大な会になりました。
 こういうことが22年も続いている、ケンノスケさんはスゴい人だと今年も感じました。





 レースはあいにくの雨でしたが、吹いたのはホンのひと時で、あとは順風から微風、神経の疲れるレースです。
 我々海上運営艇は、今年から小網代漁協の漁船にお願いすることになり、朝8時半に三崎港から小網代漁港にタクシーで向かい、船長と打合せ、器材を積んで出港。 マークブイのセットや本部船のアンカー打ちは船長がやってくれるので、我々はスタート前のチェックイン、時計に合わせて旗の上げ・下げ、スタートの確認、それとフィニッシュタイムの記録です。
 10時30分全艇スタート、南西ブイに向かい、13時30分に全艇無事にフィニッシュしました。

 さあ、メインエベントの表彰・パーティです。
 今年の会場は「うらり」の向かい側、商工会館の4階、いつもの女性司会者の名調子でスタートします。
 毎年この会に焼酎の「伊佐美」を10本も贈ってくれる方がいて、伊佐美は大人気です。
 我らのチームの「しずかちゃん」も駆けつけてくれました。


 今年のサプライズは、ケンノスケさんの喜寿のお祝いに、と横須賀高校の50数期後輩の音大出身の美人サックス奏者とピアノの演奏です。 素敵な演奏にしばし「うっとり」としました。



 パーティの最後の抽選会、最後の最後に我らのKSW木兄ぃが「伊佐美」をゲット、「万歳ぁ~ぃ」よくやったぁ。



 パーティのあとは船の中で呑む人たち、三崎の街に繰り出す人たち、さまざまです。
 例年ですと、ケンノスケさんが我らの船にきてくれて呑むのですが、今年は遠来の仙台からの人たちと出かけたようです。
 仙台の艇はアメリカ西海岸へのクルージングで久しぶりの参加でした。

 我々はというと、いつもの美味しい中華屋さん、特におすすめはシュウマイです。 紹興酒が3本も空きました。
 何ととなりのイタリアンにクァンタムセールのT叶社長の姿を発見、即合流。 関西ロフトのK林さんも同席です。
 大いに盛り上がり、我々の今年の福島温泉旅行に行くことになりました。 (酒の勢いはおそろしい)

 翌朝は三崎港の朝市へ、まぐろ丼が500円から700円になっていたため、市場の上の食堂へ。 「まぐろづくし定食」
でビールをいただきました。




 こうして今年のケンノスケカップは無事終了、1時間半で江の島に帰りました。
 江の島からいちばん近いクルージングスポットですね、また行こうっと。



GW第3弾 お茶碗の勉強に行く

2017-05-06 07:31:58 | 日記

 5月4日、以前から気になっていたお茶碗の展示会に東京国立近代美術館に行ってきました。
 「茶碗の中の宇宙」・楽家一子相伝の芸術、のタイトルで、初代・長次郎から15代(現)吉左衛門、次代・篤人までの「楽茶碗」を展示しているものです。



 3年と少し前から、北鎌倉でお茶を習いはじめましたが、仕事の都合やら何やらで、なかなか先輩方に追いつかず、先生や諸先輩にご迷惑をかけているのが現状です。
 ここは少しでも、と思って勉強に行ってきました。

 一言にお茶と言っても、茶室、掛け軸、茶碗、茶杓、釜・・などなどの一つひとつに、時代や思想・哲学があり、また亭主、客の心構え、それを具現していく所作などなど多くの学ばなければならない点があります。
 これらを少しづつですが身につけていきたいと思っているところです。

 展示されているお茶碗にはそれぞれ、強い個性と存在感があるのは理解できましたが、身につくところまではとてもとても。
 これからも少しづつ、少しづつでも、と・・・・。


GW第2弾 兄弟船のBBQに合流

2017-05-04 20:18:32 | 日記

 5月3日、江の島の兄弟船・MプティのBBQにチームとして合流して海の話、酒の話などで盛り上がりました。
 昨年、オーナーの岩田禎夫さんが亡くなられ、寂しい気もしましたが、お預かりしていた最後の散骨も済ませ、思い出やゴルフのマスターズの話などで追悼、感謝の気持ちをお伝えしました。

 今年もMプティのバースの隣に我らの艇を停めて、家族、友人も交えて大いに楽しみました。



 Mプティには3人の女性クルーがいますが、私が「3人官女」と命名、親しくしています。
 BBQでは買出し、準備から片付けまで3人とも大車輪の活躍で頭が下がります。姐さんは子供たちと遊んだり、お酒のない人はいないか、退屈そうな人はいないか気配り目配り、スゴイひとです。 男どもは騒いで呑み、呑んでは騒ぐだけ。

 ここで一気に景気づけをして、今シーズンに臨みます。
 今年も安全で、いい1年になりますように。



GW始まる、今年は船底塗装から

2017-05-01 19:10:31 | 日記

 例年であればもっと早い時期にやるハズの船底塗装ですが、今年は強風やら関西でのお別れ会への参加などでズレこみ、GWになってしまいました。 
 昨年、船底の色を白から青に変え、その塗料が残っていたので、汚れ落し→ペーパーかけ→上塗りの工程です。



 29日(土)朝、メンバー集合、即上架。福島からK地選手も参加してくれました。
 圧力ホースで汚れ落し、新しい塗料が効いているのか、思ったより汚れていません。 続いてペーパーかけ、順調に進みます。
 途中、岡本造船の名工・AK山さんが、仕事の合間に自身で作ったスナイプのスケールモデルを見せにきてくれました。 さすがの作品に人だかりができ写真をパチリ。

 いいペースで作業が進み、明日の塗装の準備をして終了、いつもの「野田乃湯」でホコリを落として「成ちゃん」で乾杯です。

 以前にも紹介しましたが「野田乃湯」も「成ちゃん」も40年以上のおつきあい。 野田乃湯のおっかさんが番台で「きぬさや」のスジを取っていましたが、途中で面倒くさくなったのか、全部袋に入れて「あげるわ」と私にくれました。 それを持って成ちゃんに行き、奥さんにあげると「玉子とじにして食べよう」ととても喜んでくれました。

 今年のクルージングの話、我らのチームのKSW木選手とK地選手が今年もトランスパック(ロサンゼルス~ホノルルレース)終了後のホノルル~日本への回航をやる話、などなど盛り上がっているところへ、江の島の兄弟船Mプティの通称・姐さんとK美ちゃんが登場、またまた元気百倍、空いたお酒が50~60本。



 翌30日はちょっと遅めの10時集合、少し体が重いけれどお昼のビールをクーラーに仕込んでペンキ塗りが始まります。
 私はプロペラ周りのペラクリンと細かいところの塗装を担当しました。
 あんなに昨夜は呑んだのにみんな元気です。
 お昼はカンビールのあと、お決まりの「文佐食堂」へ。 ここでまた焼酎を3杯も呑んでいるひとがいます。私はもっぱらビール、最後に少しだけ冷酒をいただいてから名物のラーメン、昔のラーメンです。ウマイ。

 そして夕方4時には船を下ろしてバースに戻りました。
 こうして、一大行事の船底塗装は、ことしも大酒とともに終了したのです。

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