オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

今年の仕事納め

2013-12-29 21:40:11 | 日記
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 12月28日(土)が今年の仕事納めの日となった。 今月は3つの現場をかけ持ちしたが、最後の現場は臨海副都心の高層マンションが建ち並ぶ一画の運河で、そこで護岸工事の予備調査のお手伝いをした。 

 パートナーはMRさん、私より3歳ほど先輩だが、元国際線のパイロットにしてグライダーの達人。数年前からヨットを始められ、ベイサイドMのO田G三さんのスクールの生徒さんで、林賢之輔ヨット塾の受講生でもあり、最近、自分のヨットを手に入れた空の話・海の話が楽しいスーパーアクディブシニアである。 

 現場では、海底ボーリング調査のためのやぐらの組立て、潜水船による調査が行われていたが、海のプロの仕事を間近で見ることができた。先ず、ユニック船によるやぐらの組立ては、鉄パイプをジャングルジムのように組立て、上に4メートル四方の作業台を造る。 ラチェットスパナを持った3人が水面上で上下左右にすばやい動きでどんどん組んでいき、岸とを結ぶ橋まで造ってしまった。海底からの高さは8メートルはあるだろうか、あれよあれよという間にできあがり。

 潜水船の方は3つのアンカーをYの字形に打って船を固定し、海底のダイバーさんの動きに合わせてアンカーを操り、船を自在に移動させる。もちろんプロペラは使わない。  プロの仕事に驚きと感動すら覚えた。彼らがもしレース艇のクルーだったら
ジャイブやマーク回航はキッチリとやるに違いない、などと考えてしまった。

 今年の仕事は終わった。 サラリーマンを卒業して念願の船の運転の仕事に就いて3年目、運転したりロープを扱ったりしている毎日が楽しいし、海のプロの仕事を見て、また勉強になっていると感じている。
 今年も頑張った自分を褒めてあげよう。
 仕事納めの一杯はどうするか? 森下町・山利喜の「煮込み」が頭をよぎったが、年内にやることがたくさん残っているので帰ることにした。 そんなわけで電車の中で一杯やることにしてグリーン車に乗った。
 

船上架、忘年会・後編

2013-12-22 22:10:30 | 日記
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 夕方、船内での忘年会・前編を切上げ、江の島からモノレールで移動、大船のひとつ手前の富士見町で降りる。 ここは40数年前、会社のヨット部創立の際に拠点となった独身寮があったところだ。 独身寮はなくなったが、馴染みの深い店「成ちゃん」が営業中だ。 成ちゃんに一旦荷物を下ろし、すぐ近くの「野田の湯」に向かう。ここも長い付き合いで、番台のオカミサンも古く、「ヨット部さんネ」と愛想がいい。 ここの年間契約ロッカーには石鹸・シャンプー・髭剃りなどが預けてあり、タオルも貸してくれるので楽チンなのだ。

 風呂あがりでサッパリとしたあと、「成ちゃん」にてメインの納会・忘年会へと進めていく。 先ずは乾杯のあと、総務・経理部長のヨセフから年間の会計報告があるが、「会計報告を・・・・」と言ったところですぐに「意義なし」の声が多数ありおしまい。 今後の計画やら何やらで話が盛上がり夜が更けていく・・・。 ウクレレや歌も飛び出し、いつもの大宴会となった。
 何人かは船内泊のため21時30分にお開きとなった。

 いやはや、よく話しよく呑んだものだ。 よき仲間たちとまた来年、健康で楽しくやれそうな気がしてきた。

船上架、忘年会・前編

2013-12-22 12:58:03 | 日記
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 21日土曜日は、我等のチームの納会・忘年会の日。前日とは打って変わって天気は上々、江の島の橋からは富士山が迎えてくれた。 納会に先立ち船を上架して船底を洗う。 今回はディンギーチームの若手が手伝いに来てくれたので人数も多くて1時間で終了。 これで元旦恒例の初詣セーリングの準備完了。

 続いて船内で忘年会の前編へと移行。 先ずはM原副会長が仕込んでおいてくれた「おでん」とビールで乾杯、若手が加わるとムードが明るくなる。 若手チームは昨年の大型艇による全日本実業団で優勝したメンバーだが、今年の全日本が台風の影響で中止となったため、タイトルホルダーとしての名誉が1年延びたわけで、気持ちもそのままに会話が弾んだ。 おでん⇒「お鍋」に移るが酒の種類も多く皆グラスが進んだ。 中でもK木兄のフランス土産のカルバドスに人気が集まった。
 
 我々のチームは9人の共同オーナー制だが、私をはじめ平均年齢が高い。 これからは若いディンギーチームと交流を深めて、楽しい・将来あるグループとして活動していきたたいと考えている。

忘年会-2

2013-12-15 11:26:32 | 日記
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 12月14日(土)、現在の仕事仲間の忘年会で新宿に。 全員合わせれば20数名いるのだが、土曜日とあって都合のつかない人も多く、出席は7名、ビル7階にある店に討ち入った。 この仲間、下は49歳から上は72歳まで、現役組・リタイヤ組と実に多彩な顔ぶれだ。 中心の社長はプロカメラマン、その他、一流商社OB、デザイナー、フリーライター、エンジニアなどなどだが、海と船がキーワードで集まっているので、心おきなく話あえる楽しいメンバーだ。

 当節はやりの2時間の時間制の呑み放題の店、料理は女性客向けか小皿・小鉢が多い。我々の席には燗酒が次から次へと運ばれてきて、杯を置く間もないほど、アッという間に2時間が過ぎた。 これで終わりになる筈もなく2軒目へ。 空いていたカラオケパブに納まる。 こうなると勢いも止まらない、水割りウィスキーのおかわりの嵐となった。 夜もだいぶ更け、街角で気勢をあげて解散、久々の午前様となってしまった。

 この歳になっても続けられる楽しい仕事があり、いい仲間と巡りあえるのは幸せなことだと思う。
 久しぶりの新宿の街は大混雑だった。

今年最後のお茶のお稽古

2013-12-10 20:40:02 | 日記
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 12月10日(火)、今年最後のお茶のお稽古だった。 朝のうちは土砂降りだったが昼前には上がって日が差してきた。 お稽古着の作務衣をリュックに詰めて出発。 円覚寺周辺はまだ紅葉の名残があり、雨上がりということもあって、澄んだ空気に包まれていた。萱葺き屋根からは湯気が立っている。 いつものように山門をくぐって、娑婆と別れて煩悩を断ち切ったつもりになる。 
 今日は今年最後ということで先生からご提案があり、初炭点前、お濃い茶のあと、先ず新米の私の「更好棚のうす茶のお稽古」。次に先輩方5人による花鳥?と呼ばれるゲーム形式のお稽古となった。 先ずお菓子を全員でいただく。 小さな札をめくって亭主と主客が決まっていく、誰がお点前をするか誰がお茶をいただくのか直前までわからない。 これを静かに延々と続けていく。2度お茶をいただく人、お点前はすれどもいただくことがない人などがいて、ベテランの人同士でないとうまく進まない。
 言わば途切れのない連続お稽古、ふ~ん、昔の人の遊び心に触れたような気がした。

 ともあれ1年間、優しい先生と厳しい先輩方に助けられ何とか過ごすことができ、新しい世界を楽しむことができた。 来年はもう少し上達できたら、と思う。 心静かにいただくお茶はとても美味しい。

或る結婚披露パーティ

2013-12-09 13:41:53 | 日記
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 1980年代から2000年にかけて、ケンウッドカップというヨットレースがハワイで行われていた。 そのレースをプロデュースした元ケンウッド社のNK西さんが結婚され、12月8日の日曜日、披露パーティがあり、多くの友人・知人がお祝いにかけつけた。 場所は東京丸の内のお洒落なフレンチレストラン。

 NK西さんは元々クラシック音楽畑のプロデューサで、ケンウッド社を退社して、最先端IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC」なども手掛けられたバリバリの仕事人だ。 数年前、還暦のお祝いもされた60代、今風に言えばアクティブ・シニアで、奥様は長年の仕事のパートナのプロアナウンサー・司会のTK子さん。

 音楽業界、IT業界、ヨット界など多彩な方々のユーモア溢れるスピーチや、プロの演奏家の歌やバイオリンも披露され、美味しいワインとフランス料理のひとときを楽しんだ