オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

新年マーケティング部同窓会

2014-01-22 12:20:53 | 日記
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 1990年~92年の3年間はN●●の東京支社マーケティング部に在籍していた。もう24年も前のことだ。 当時の部長の名をとってSN田会、呑んだりゴルフに行ったり、年に何回か集まってワイワイと楽しんでいる。 1月21日(火)新宿にSN田部長、HR池総括以下、当時の若手も含め10数名、三々五々集結した。 一人ひとり到着するごとに再会を祝って乾杯する。

 会社卒業後、第二の仕事第三の仕事に就くひと、サンデー毎日のひとから現役のひと、それぞれだが、皆さん意気軒昂、元気そのものだ。 最近の身の回りの話から昔話とあっちこっち飛びながらの話は尽きることがない。 話が盛上がり、「今年はハワイにゴルフに行こう」ということになった。 そうなると私が幹事役をやることになるのかな?

 私はその当時、電話100年記念事業として会社のヨットチームでハワイケンウッドカップに参戦した。 船の建造でニュージーランドへ出張、レースで40日間も席を空けたため、仕事をしていたという印象が薄いようで、そっちの話ばかり向けられる。 ほかにもたくさん仕事をしましたよ。 HR池総括部長の口癖は「ばかやろう」、言い方がいろいろあって、どれも叱るのではなく人を育てる温かい「ばかやろう」で信望を集めていたっけ。 ああいう「ばかやろう」が言える人間になりたい、とも思ったものだった。

 楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、9時すぎに解散となったが、久しぶりに思いっきり話して晴ればれとした気分で電車に乗ったが、こちらも久しぶり平塚まで一駅乗り越してしまった。
 野球部の元監督MRさんに会えなかったのはちょっと残念だったけど・・・、いい日だった。

愛酒報国? ミニ新年会

2014-01-17 22:24:16 | 日記
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 1月16日木曜日、仕事仲間の有志でミニ新年会となった。 仲間は20数名いるのだがアチコチ別の海・川で仕事をしている。 この日は近くにいる4人が集まった。 早めに上がりとなった私はパートナのKNさんと東京23区唯一の造り酒屋の小山酒造に立ち寄ってみることにした。 小山酒造は北区赤羽にあり、丸眞正宗の名で知られる逸品。 醸造所の門をくぐって2階に上がると見学コースの横に小さな直売所があった。 KNさんはそこで「しぼりたて」を1本買い、大事にバッグへ仕舞った。

 ころあいを見計らって本日の会場、と言っても立ち呑みのおでん屋さん。 勢ぞろいしたのは、S友商事OB・油壷アオ●●のKW島さん、新聞記者でマリンジャーナリストのKNさん、R大学ヨット部OBで現在夢の島マリーナの主(ぬし)的存在のE塚さん、それと私。 ヨット繋がりなので共通の知り合いも多い。
 この日の話題は勉強家のKNさんのリードで「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」。 家族や地域社会のような自然発生的な共同体がゲマインシャフト、会社のような利益追求のための共同体がゲゼルシャフトで、我々の仕事仲間はゲマインシャフトの方だ、という話で、利益追求よりも仲間の繋がりを大事にしている、という結論になった。
 ぬる燗3杯、おでん一皿、海の話酒の話などなど、あっちこっちに飛び、楽しい新年会になった。 

 このおでん屋さんは赤羽一番街にあり、このあたりでは美味しいことで知られ、いろいろ表彰されたことがある。 常連さんで結構混んでいて私たちもこの店にハマっている。
 

1月14日、初釜

2014-01-15 22:16:02 | 日記

 1月24日(火)、今年初めてのお茶のお稽古があった。 年の初めのお茶席を初釜と言うそうだけれど、普段のお稽古の延長でちょっとお正月らしくすることになった。 最初に先生による炭点前、お濃茶のお点前があった。 私は次客として、もったいなくも先生のお点前お濃茶をいただいた。 お茶の席は美味しいお濃茶をいただくというその一点に凝縮されるものだ、と教わったが、とても美味しくいただくことができた。 続いて全員で会席のお膳、お雑煮をいただき、それからいつもの薄茶のお稽古となった。 途中、龍隠庵のご住職が見え同席されたが、含蓄のある話をユーモアを交えて話され、お正月らしく楽しい席になった。

 残念なのは、写真を撮ったのだけれどメモリの調子が悪く一枚も絵にならなかった。 先生のきれいな所作を動画に撮ろうとしたのがうまくメモリに記録されず、すべておジャンになってしまった。 

 この初釜の模様は、K里さんのブログ「あうんの日記」で見ることができます、訪ねてみてください。

渡邊タクさんの命日

2014-01-10 11:19:20 | 日記
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 1月9日は我らの尊師・タクさんの命日、毎年、思い出話をするため弟子たちが集まり感謝とともに供養することにしている。今年は首都圏組8名が集まった

 渡邊タクさんは私と同じ年に●●公社に入社し一緒にヨットを始めた。 江の島でスナイプ⇒カシオペア⇒クルーザ⇒レース艇と一緒に過ごし、ヨット中心の生活にハマッていった。 若い社員がスポーツを通じて健全に、(政治運動などに傾かないよう)という趣旨のもとにタクさんが中心となり社内でヨット部を設立、私はそのお手伝いをした。 その後、大手食品会社にスカウトされ、スポーツを介したセールスプロモーションを全国で展開、多勢の子供たち・親御さんたち・スーパーの社長さんたちに愛されていったが、10年前病に倒れ帰らぬ人となった。

 ヨット部設立当時18歳だったO合選手が現在我らのチームの会長である。そのO合選手も還暦を迎えた。 新橋の居酒屋に集合した8名は献杯のあとひとり一人が思い出を話したが、思い出が多すぎてなかなか話が終わらない。 そこへ、鹿児島のS松さんから同様に供養しているとの電話があり、続いて全国の仲間と命日と新年のあいさつをすることに・・・。 北海道ニセコのヤマちゃん、秋田のK田リザエモン、福島在住・日本一のクルーK地、喜多方の470ヤヘイさん、名古屋のKW澄選手、神戸在住・関西ヨット部の大御所M崎さん、宮崎のM久保選手と、それぞれ再会を約束して閉会となった。

 1977年のアドミラルカップレース、54ft艇「サンバート」に乗るタクさんと同型艇の「都鳥」に乗った私とがほぼ同じ時刻にアイルランド南のファストネットロックを廻った。 少し早かったタクさんと私は大きく手を振ってあいさつした。 江の島乞食から始まった二人のヨット生活がここまで来たぞ、という思いで胸が熱くなったのを覚えている。

 また1年、皆と一緒にがんばれそうな気がしてきた。 タクさん、見守ってくださいね !

新春恒例元旦初乗り

2014-01-01 21:18:56 | 日記
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 新年あけましておめでとうございます。 ボケ防止のため始めたブログですが、はやいもので1年とちょっと経ちました。ブログをたどってみると毎年同じパターンで動きまわっているのがよくわかります。

 今年も江の島兄弟船3艇で、恒例の元旦初乗りからはじまりました。予報によれば午後から南西が吹いてくるとのこと。自転車で江の島に向かっているときは穏やかで、これなら出艇できるかも・・・と。 9時すぎに江の島着、すぐにエンジンスタートするが、少しビルジが溜まっているではないか。バースの板を上げてエンジンルームを見るとスターンチューブから1秒間に3滴ぐらい水が垂れていたのでスパナで締め、ポンプで排水。 そうこうしているうちに南西の風が吹きあがってきたため、我が艇は出港を取りやめることに。

 マウプティも出ないということで桟橋に座り込み乾杯となったが、ベラミでちょっとだけ出ようかということになり皆で乗り込む。 灯台まで、30分もたたないうちに帰港、船上・桟橋で少し呑んでから新年会会場に移動した。

 今年は、いつもの虎丸座ではなく、洲鼻通りのイタリアンレストラン。レースの話・クルージングの話・昔話でワインのボトルが次々と空いていく。 いつも同じようなことを話しているようだが、それはそれで無事であり安心ということ、いいことではないかと思う。
 今年も安全第一・健康第一ということで4時にお開きとなった。