オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

5月28日北鎌倉は Tea Ceremony

2013-05-29 20:16:21 | 日記
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 毎月、第二・第四火曜日は北鎌倉の日。 12時に円覚寺到着、午後1時、炭点前からお稽古がスタート。 今日はゲストがお見えになる日。 現在、シーボニアをベースに目の不自由なセーラーのヨットレース「ブラインドセーリング世界選手権」が行われていて、今日は中間の休息日、レイデイで、国際審判員・レース役員7名が鎌倉観光のついでに私たちのお茶のお稽古にやってきたのです。 あまり広くない茶室にイタリア・フランス・ニュージーランドなどなど7カ国の大きな身体の役員さんたち。 茶の湯のことを「ティー・セレモニー」と言うんだそうで、その歴史からひとつひとつの動作に至るまで、説明やら質問やらで賑やかなうちに、M澤さんの凛とした姿勢と鮮やかな茶筅さばきで皆さんにお点前をさしあげました。 「お菓子をどうぞ」の説明が「ボナペティ」には笑えました。 2時間近く、写真を撮りながら皆さん楽しそうにしていたのが印象的でした。 お帰りになった後は、気が抜けた感じもしましたが、私を含めて新人特訓をしていただき、終わったときには、どっと疲れが襲ってきましたが、楽しい・おかしい、いい一日になりました。 おしまい。

長距離航海の先輩たち

2013-05-25 11:09:49 | 日記
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 5月24日(金)、仕事の方もだいぶ落ち着いてきて、週2日ほどの出勤になった。 朝、ベッドの中でラジオをつけると、またまた知り合いの名前が登場して目が覚めた。 先日のケンノスケカップで一緒に運営をした「あうん」のK里さんか6月1日から、四国~九州を回って「日本海の島巡り」の航海に旅立つという。 ニッポン放送の高島秀武キャスターが、「私の高校の先輩」と言って紹介したのです。 K里さんは愛艇「あうん」(ケンノスケ990)を駆って沖縄にも単独航海をした方で、多くの経験談・失敗談を聞かせていただきました。  私も40数年ヨットを続けてきましたが、いささかレースに偏りすぎで、クルージング、長距離航海の経験がなく、これから勉強を、と考えているところです。 いちばん身近な伊豆大島へは、一度も入港したことがなく、レース中マストを折ってしまって、給油のため1時間だけ岡田港に入ったぐらい、という有様で、航海そのものを楽しむということをしてこなかったのが実態です。  私のチームのO合会長、KSW木、K地、ヤヘイの4人は、この20年毎年西宮~奄美大島の航海をしていて、いわば南西諸島のプロですし、近いうちに私も、と思い続けているのですが。  元KCCのSK山コージさんは、今は愛艇「てまり」で地中海巡航中、シシリー島あたりにいます。 S藤さんは「ハーモニー」で4年かけて世界一周を果たしました。 今は先輩たちのブログを見て仮想航海をして我慢です。 ブログ「あうんの日記」・「ヨットてまり 風まかせの旅」 表現もうまいし、なかなか楽しいですよ。 愛犬と近くの海岸を散歩しながら、航海の夢を見ている、といったところです。

第18回ケンノスケカップ@三崎港 

2013-05-19 10:59:49 | 日記
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 5月18日(土)、18回目を迎えた「ケンノスケカップレース」に行ってきました。 今回は「あ・うん」に乗ってコミッティーのお手伝いです。 林賢之輔さんの設計による艇とその思想にホレ込んだ人たちが毎年開催しているもので、賢之輔さんはヒナ壇に祀られ、手馴れたスタッフにより手際よく進められます。 今回、仙台から3日間帆走って参加した艇、アリランレース終了後このレースに直行した艇など14艇が三崎港に集結しました。西伊豆からも3艇、主を亡くした60ftの姿は見られませんでしたが、盛大な会になりました。 レースは、小網代~南西ブイ往復の10.4マイル、210°の風7~8メートルと絶好のコンディション。
1回のゼネリコのあと10時40分、きれいにスタートして行き午後2時すぎには最終艇フィニッシュ、待ちに待ったパーティの始まりです。  乾杯のあと、賢之輔さんのあいさつ、「あ・うん」のK里さんの講評、表彰と進み、お楽しみ抽選会やケンノスケさんとのジャンケン大会など、いろいろ楽しませてくれます。 賢之輔さん設計の艇は質実剛健、派手さはなく長距離航海に徹した艇で、最近のレース艇や輸入プロダクション艇とは一線を画していて、その人柄も含めて根強い人気がありますね。 今回もいろいろな出会い・再会がありました。 会社をリタイアして、ちょっと太平洋横断した、という方の飛び入りスピーチ、1975~1978の世界選手権日本開催まで一世を風靡したQトンで「AIA」に乗っていたFK田さんとの再会、などなど、楽しいひとときをいただきました。 パーティ終了後も停泊した船内あちこちで酒盛りが繰り広げられ、私も「あ・うん」の船内でご一緒させていただきました。 参加艇の名前・レティシアから、映画「冒険者たち」の話になり、アラン・ドロン、リノ・バンチェラ、レティシァを演じた女優の名前が出てこない・・・ほらほら、誰かが「ジョアンナ・シムカス」っと叫び、またまた話が弾みました。みんな見ていたんですね、あの映画を。  写真の赤いウェアの先輩は毎年、焼酎・伊佐美をさりげなく12本も寄贈されている方、仙台から参加した兄弟は、参加の理由を「賢之輔さんが好きだから」と・・・。 強くつよく記憶に残る一日になりました。
 
 18回を数えるこのレースでゼネリコは初めてだとか、アイツが初めてゼネリコをやった、と記録に残ってしまいました。また、アンカーロープ150メーターを上げるのはチトしんどかったけれども、今日という日に感謝です。

林賢之輔ヨット塾-2

2013-05-14 09:39:54 | 日記
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 GW中はよくよく呑んだ。ぬる燗、ワイン、焼酎と、それも昼夜の区別なく。 最後の焼酎がズッシリと効いたらしく、順風満帆ならぬ肝臓パンパン。 4日ほど肝臓に休暇を与えたかいがあって今は元に戻っているが、これからは少し気をつけようと思う。 12日(日)はヨット塾の日で夢の島マリーナへ。 前回、荒天のため延期した実艇での講習で、今回は天気に恵まれた。 午前中は、「一人で出艇」「一人で着艇」「一本の舫を有効に使う」「エンジンのキックを使う」「狭い水路でその場回頭」など。 艇は塾生のH澤さん所有のカタリナ30を使わせていただいた。 午後は天気がいいので早めに出港し「セーリングの実際」「ヒーブツー」「アンカリング」などを塾長とともに行った。  途中、ヨットに関する四方山話を交えて和やかに楽しく進めることができた。  林塾長は、渡邊タクさんと同年で、先日、お宅にお邪魔したときにレース中の古い写真パネルを見せていただいたら、塾長のほか、タクさん、私、IG嵐選手、SM選手など懐かしい、若い若いころの姿があった。 岡本甫さん撮影の島周りレーススタート時の写真で感慨に浸ったひとときを過ごした、思えば遠くへ来たもんだ・・・。  林さんはJ-SAFの委員長を務めたり、ニッポンチャレンジのデザインにもかかわり、今年の春、J-SAFから功績を称えられ表彰された。

5月6日GW最終日

2013-05-06 19:54:44 | 日記
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 朝、5時半頃にぼんやりしながら、いつものようにラジオのスイッチを入れて、朝の健康番組を聴いていたら、アレルギー性鼻炎の話で、ドクター「O河原D次先生」が紹介されて登場した。 とたんにウオッと目が覚めた。 エッ、O河原D次って、1980年に沖縄~東京レースで一緒に乗っていたD次でしょ。 当時、彼は医学部の学生だった。 あれから30数年、もう彼はそういう年頃になっていたのかぁ。 逗子Mで何度か会ってはいたけれど驚いた、イヤほんとに驚いた。 全艇のいちばん東にいて、風が南東まで振れて、早朝に二人でタックしたことを鮮明に、昨日のことのように覚えている。  何だか嬉しくなって、当時の皆に連絡したいと思う。 今週毎日、朝の5時45分ころから出演するらしい。(ニッポン放送1242khz) D次選手ガンバレ・・・、思えば遠くへ来たもんだ。    さてさてGWは今日でおしまい、われらの艇も朝から片付け清掃、K地選手が大活躍、さすが福島県の営業売上げNo.1だ、見ていて気持ちがいい。  清掃が終わったら、 連休の〆はヤッパリ庶民の味方「文佐」でしょ。 今年の予定などなど楽しく盛り上がって今年のGWのフィナーレとなりました。 迎えにきてくれたトミーの車に乗り解散、私はマイチャリでジーコジーコと帰宅の途につきました。  いやはや素晴らしいGWでした。感謝感謝。

GW後半、5月3~4日

2013-05-05 09:46:50 | 日記
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 好天に恵まれた今年のGW、クルージングは何処へ行っても混雑しているし、ホームポート江の島で楽しく過ごそう、ということになった。 3日、福島からK地選手登場、早速出港する。目指すはミドルボートのレース観戦、それと兄弟船のMプティのO蔭兄から連絡があり、鯖が大漁だというので、シーボニア付近のMプティに向かった。 ミドルボートは午後のスタートに間に合った。 親愛なる「EBB TIDE」がピンエンドから最高のスタートを切っていった。 そのままトップフィニッシュを祈ってから、黄色いスピンのMプティに合流。  江の島に戻って、「新鮮・できたての〆鯖」をいただく。 シコシコ・コリコリしていてとても旨い。 GWのいい予感がする。  我がチームの5人は富士見町「野田の湯」で汗を流し「成ちゃん」へと、いつものコースをたどる。 将来の計画の話など楽しい時が流れていく・・・。  翌4日、Mプティの代表IW田オーナーを我が艇に迎えて出港する。 ますますいい天気、ビール・ワイン、素敵なおつまみをのせ、再びミドルボート観戦。逗子マリーナの「ジュルビアン」も観戦にきていたが、船上にお元気そうなM宅先生のお姿があった。スキッパーのKM田選手と軽くあいさつ。 針路を北に向け、葉山沖の渡邊「タクさん」の散骨ポイントを経由して葉山マリーナで昼食。IW田オーナーを囲んで国内・海外のゴルフの話、ヨット界の歴史などの話が弾む。 江の島帰港の後もしばしマッタリとしたひとときとなった。 3日は〆鯖からはじまった新鮮魚介でぬる燗の日、4日はワインとイタリアンの日。 何とゆったりとした楽しいGWだろうか、遠くへ行かなくても、いい仲間といい酒があれば・・・・・・「シ・ア・ワ・セ」  ブログ「ドリームピックのウクレレ日記」につづく。